映画「レヴェナント: 蘇えりし者(The Revenant)」の前評判

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〔L・ディカプリオ 執念と復讐のサバイバル劇〕

「実際に起きた事件をベースにした、本作THE REVENANTは、一人の男が命を懸けた壮大なアドベンチャーと、人の魂が見せる偉大なる力を捉えた、あなたを呑み込んで揺るがす程の映画体験である。」、、、^^。

なんて事が、公式サイトの解説のトップに書かれているのが、あなたのディカ様、、、プリ様、、、?、、、レオ様主演の映画「The Revenant」です。

あ、ちゃかすのは止めます、そう、レオナルド・ディカプリオが、ガチで相当体を張ったらしい作品がこれなんだそうです。

1823年、北米ロッキー山脈、冬。ヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、毛皮採取をする男達の一団に加わっていました。実は彼は、先住民のポウニー族に詳しく、彼らの言語も操る事が出来るんです。

ポウニー族は、白人の侵略を快く思っておらず、しばしば、この森の中で攻撃を仕掛けてきます。さらに、グラス達には、別の白人グループという競争相手も居ました。

しかし、もっと恐ろしい事がグラスを襲います。野生のグリズリーベアと遭遇してしまったんです。何とか銃弾の一発だけをその熊に食らわせましたが、人と野生動物の力の差は歴然です。瀕死の重傷を負ったのはグラス自身の方でした。

探検隊は、歩けなくなったグラスを運ぶよう、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)と、ジム・ブリジャー(ウィル・ポールター)に銘じました。しかし、急斜面ばかりで歩く道などもちろん無い山岳地帯です、負傷者をかついで運ぶのは困難きわまりない仕事。

思いあまったフィッツジェラルドは、とうとう、体が動かないグラスを土に埋め、隊へ戻り、彼は死んだと虚偽の報告をしたのです。

しかし、グラスは生きていました。土から這い出た彼の壮絶なサバイバルと復讐が、今始まります、、、。

〔真冬に凍えろっ、体を張ったリアルガチな映像〕

真冬に暖房の聞いた部屋で、冷たい物をいただく、というオツも有るかとは思いますが、

「この“The Revenant”を観に出かけるつもりなら、手袋を用意すべきである。できれば、熊皮で作られた厚手のコートが有ればいいし、それが、この映画の中でヒュー・グラスを引き裂く役目のグリズリーから取ったものなら、完璧である。(The Seattle Times)」

、と、観るだけの側にも、ちょっとした用意が欲しいくらい、厳しく、こたえる所がある一本みたいです。

別の方では、

「アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督、撮影のエマニュエル・ルベツキ、そして多数の映像魔術師達は、ここで、ほぼ耐えられないはずの環境を生き延びる人間を捉えた、センセーショナルにも鮮やかで、本能に訴えるような映像描写を創造してみせた。これは、断熱とセントラルヒーティングの時代に生まれた事について、感謝の念をいだかせるような一本である。(Hollywood Reporter)」

、と映像美についての評価が有ります。

ルベツキ撮影監督は、この一作を、ほぼほぼ自然光のみで撮影してカメラに収めたそうで、まさに、’自然な大自然’の驚異と冷たさが映像から放射されてくるのでしょうか。

予告編を観ると、最初の熊さんの襲撃シーンが、やっぱり一番印象に残ります。まぁ、あれは本当の熊なのかどうか、、、と思うのですが、

「ディカプリオの演技は、この役どころに対する彼の決意を、驚くべき形で証明しているだろう。川に身を投じたのはまさに彼自身である。歯がガチガチするほどの寒さの中、半裸状態でよろめき進むのも彼だ。そして、凍るような水の中から魚をつかみ取り、生のまま口にしたのも彼自身なのである。これこそ、長い間、観る事ができなかった演技、と、言えるだろう。(The Seattle Times)」

もちろん、種々の安全策を講じての仕事ですから、お子様はけして真似なさらぬように。

J・エドガー (ブルーレイディスク)
J・エドガー (ブルーレイディスク)

この映画の評判に付随してくる文言は、どこか、壮大とか、叙事的とか、そんな印象が強い気もするのですが、実際の所は一人の男の、ただただ壮絶なサバイバル(&復讐劇)を描くという事だと思います、

「この脚本は、主人公が直面しなければならないだろう旅路が、どれほどに長いのかや、そこに本当に希望があるのかなどを見せないままで、あっというまに作品の現実的なかけ値を釣り上げてくれる。さらには、彼の内面にある苦悩の思いや感覚を、独り言で表すという衝動にも打ち勝ってみせていて、かなりな上映時間の間、彼には、苦痛のうめきや叫び、そして重苦しい息遣いだけが許されているのだ。(Hollywood Reporter)」

他社との比較論は別として、人の苦悩・苦痛の本質と言うのは、抑圧や拘束される所に有るような気もします。

たとえ、それが探検中の事故による怪我や苦難でも、自然の力が、その人をその状態に縛り付けている、という解釈もできますよね。そして、必死にもがけばもがくほど体は重く、その窮地から脱する事が難しくなる。。。

なんだか結局、現代の人間関係も同じですっ^^;。

そんな風に、本能に訴える、真の苦痛を描く映画は、よけいな飾りとかセリフは必要なくなっていくのかもしれませんね。

それではまたっ^^/。

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Author: ズレ太

いろんな事がズレまくってるズレ太です。 でも、意外とまじめですよっ! (記事の中で引用している映画批評は、米国の電子版メディアから抽出しての大意翻訳です。)

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