ホラーミステリー映画「Hereditary」の評価・あらすじ

予告編と作品基本情報

  • タイトル:
    • Hereditary
    • ヘレディタリー
  • ジャンル:
    • ホラー / ミステリー
  • 制作:
    • 2018年
    • PalmStar Media
  • 日本公開:
    • 未定

親の秘密は暴かない方が良い…

どんな人にも歴史が有り、歴史の裏には秘密が有ります。あなたの身近にいる大切な人も、隠し続けている秘密を1つ位は持っているはずです。

それが恥じるべき過去なのか、はたまた人を傷つけた罪なのか、人が秘密を隠し通そうとする理由は様々。問題なのは、その秘密が何時、どの様に暴かれるか、という事なのです。

今回ご紹介する映画『Hereditary』は、母親を失った女性が、その人の裏側に隠されていた秘密に、最悪の形で直面して行く様子を描くホラー映画だそうです。主演をするのは、『シックス・センス』でオスカーノミネーションを受けた事も有る、実力派女優のトニ・コレット。

1人の人間が居なくなるという事は、残された人々の生活だけでなく、多分その人自身も変えてしまう。そんな1つの事象を冷たい視線で描いてゆくという印象のこの映画、その評価はどの様なものでしょうか。 【続きを読む】 “ホラーミステリー映画「Hereditary」の評価・あらすじ”

梅雨~お盆にかけて観たいホラー映画-6選(2018)

梅雨からお盆は、恐怖でうっとうしさを吹き飛ばす

誰しも、ネガティブな感情を持ったり気分がふさぐ時は有ります。

でも、それを理性で抑圧せず、むしろその感覚に骨の髄まで浸ってみようと開き直ると、意外に後で気持ちが晴れたりするもの。

そして、ふさいだ気持ちをさらに加速させ、最終的にあたなの心を開放へと導く何かこそ、出来るだけ恐くて後味の悪いホラー映画と言う事になるのです。

今回は、梅雨に増幅しがちな日常のストレスを吹き飛ばす、ホラー映画を6作品ご紹介します。

まぁ、どれかをお勧めするとか言うものではありませんが、データが出ている作品については制作予算と興行収益を記載し、作品としての成功度合(収益を予算で割り算してパーセンテージにしたもの)をお示しする事で、みなさんがホラー映画の仕訳をするのに便利な様にしてみました。

それでは、2018年、恐怖の夏をご一緒にどうぞ・・・ 【続きを読む】 “梅雨~お盆にかけて観たいホラー映画-6選(2018)”

ホラー映画「Feral」の評価・あらすじ

予告編と作品基本情報

  • タイトル:
    • Feral
    • フェラル
  • ジャンル:
    • ホラー / ドラマ
  • 制作:
    • 2017年
    • Alternate Ending Films
  • 日本公開:
    • 未定

呪いの森に踏み込む若者がまた数名…

現代人が、孤島のビーチとか山奥の湖畔にあるロッジへわざわざ出かけるのは、日常の生活パターンから抜け出したいがためです。

バケーションで普段とは異質な環境に身をおけば、人生のための新しいインスピレーションが得られたりもするでしょう。あるいは、同行した仲間たちの意外な一面を知るチャンスも有ったりして。

ただ、大自然には危険が潜んでいる事も確か。だから皆さんは、文明生活では有り得ない想定外の事態にみまわれる可能性も、ちゃんと認識して次の休暇に向かうべきです。

さて、今回ご紹介するホラー映画『Feral』で、山奥のロッジに向かっていた医大生のグループには、ひょっとしたらそんな心構えが足らなかったのかも知れません。

その森の中では、彼らの仲間が意外な一面を見せるどころか、ニンゲン以外のモノに変わっていくという、恐ろしい出来事が襲ってくるのだそうです。

このホラー映画、以前から有るスプラッターものの焼き直しに、ある程度プロット上の工夫も加えた一作らしいのですが、はたして、どんな評価を受けているのでしょうか・・・ 【続きを読む】 “ホラー映画「Feral」の評価・あらすじ”

犯罪ミステリー映画「Terminal」の評価・あらすじ

予告編と作品基本情報

  • タイトル:
    • Terminal
    • ターミナル(原題)
  • ジャンル:
    • 犯罪、スリラー
  • 制作:
  • 日本公開
    • 未定

マーゴット・ロビー=正体は殺し屋

美しいバラにはトゲが有ります。だから、その魅力に惹かれたからと言ってやたら手を出せば、必ず怪我をする事になるのです。

しかし、クールで危険なバラは、ハードボイルド系映画には古くから欠かせない題材の一つであり、今回紹介する映画「Terminal」にも、危険な香りを漂わせる美しい花が登場します。

舞台のようにスタイライズされ、謀略と殺しのスキーム渦巻くこの映画の世界で、うかつに手をだすとヤバそうな謎のウェイトレスを演じているのが、あのマーゴット・ロビー。どぎつい色彩で飾られたその映像美は、自称プロを名乗る映画ファンの人にも好まれそうな一本でしょう。

色々と物議を生んだフィギュアスケーターから一転、もっと物議を醸しそうな悪い女に変身したマーゴット・ロビー。その評判はどんなものなのでしょうかね? 【続きを読む】 “犯罪ミステリー映画「Terminal」の評価・あらすじ”

映画「タリーと私の秘密の時間(Tully)」:家事に燃え尽きるシャーリーズ・セロン

予告編と作品基本情報

全世界の主婦&主夫に捧ぐ!?映画「Tully」

映画というものは、一種の贖(あがな)いで、カタルシス(浄化)でもあります。それ故に、そこで活躍する人物には、並ならぬカリスマ的魅力が備わっていないといけません。

今時の主役級俳優の中では、多くの意味でキレのあるシャーリーズ・セロンは、そんなカリスマの代表格の一人だと言えます。

これまで、東西冷戦の狭間で活躍する女エージェントや、ファンタジーの国の冷たい女王、はたまた連続殺人を犯す娼婦から宇宙飛行士まで、あらゆるシゲキ的役柄を演じてきた彼女は、今やハリウッドを動かすエンジンの一つです。

そんなセロン姉さんが、一番最近に取り組んだ役どころ、それがなんと、「家事に疲れ果てた一人の既婚女性」。そう、今回ご紹介する映画「タリーと私の秘密の時間(Tully)」は、生活にも人生にもくたくたになったシャーリーズ・セロンが見どころの一つになっている、そんな映画のようです。

家族への愛ゆえに、自分自身をすり減らし見失ってしまった女性。しかし、一人の若い乳母が彼女の元にやってきた時から、少しずつ何かが変わり始めると言うのですけど、一体何が起こるんですかね? 【続きを読む】 “映画「タリーと私の秘密の時間(Tully)」:家事に燃え尽きるシャーリーズ・セロン”

ホラー映画「Truth or Dare」ゲームの悪魔に追い詰められるルーシー・ヘイル

予告編と作品基本情報

  • タイトル:
    • Truth or Dare
    • トゥルース・オア・デア
  • ジャンル:
    • ホラー
  • 制作:
  • 日本公開:
    • 未定

気楽に始めたゲームが悪魔の惨劇に、映画「Truth or Dare」

「注意:このゲームはお遊びではない。参加者はこれがもたらすだろう結果について、十分考慮の上で参加の決断をするように」

B級ホラー映画に登場するゲームに、そんなルール上の但し書きが添えられていたとしても、登場する若者達はまともに取り合ったりはしない事でしょう。

何故かって、彼らはバケーションの真っ最中で、おそらく朝からビール瓶を何本も空けているはずだから。

そして、お約束通りゲームの本質を見くびった彼らが、一人また一人と呪いの罰を受けて行くというのが、今回ご紹介するホラー映画「Truth or Dare」なのです。

もちろん、ホラー映画の中ではと書いてと読むのも、従来からのルール通り。

本来、人が死ぬ様子を娯楽として観るなんて、実に不道徳なお話な訳ですが、それがB級恐怖映画であり、正当な料金を払ってそれを観ている限りは、観客がその点の責任を問われる事はありません。

そんなふしだらな映画ファンの身代わりとして、あの手この手と趣向を凝らしたデーモンに、モデル級のルックスを持った若者達が呪われ祟られる、というこの作品。

どんなお話なのでしょうかねぇ?・・・ 【続きを読む】 “ホラー映画「Truth or Dare」ゲームの悪魔に追い詰められるルーシー・ヘイル”

地政学と科学のロマンス映画「Submergence」の評価・あらすじ

予告編と作品基本情報

  • タイトル:
    • Submergence
    • サブマージェンス
  • 制作:2018年 会社
  • 日本公開

映画的運命に翻弄される愛:映画「Submergence」

運命とは、実は不確かで、そして残酷なものです。

魂レベルでつながりあえる男女が運命の出会いを果たしても、二人はすぐに引き離され、それぞれ地の果てへ追いやられた挙句、運命が用意した過酷な試練に直面するのです。

そして迎えるクライマックスに、観客は涙を止める事ができません。

・・・

そんな風な映画的ロマンスの典型に、これまで作られてきた各種娯楽作品の大まかな内容を盛り込み、まとめあげたという印象なのが、今回ご紹介する映画「Submergence」です。

ただのラブストーリーで終わらせない、新鮮なアイディアが与えられた映画のようにも思えますが、逆に、ただ甘いムードだけに浸らせてくれないプロットでもある様です。

それを、ジェームズ・マカヴォイとアリシア・ヴィキャンデルという輝くキャストに演じさせたなら、クラシック作にはならなくとも、趣味が合う観客は十分呼び込めるハズ。

そんな読みが、この映画のプロデユーサー達に有ったかどうか分かりませんが、とにかく、大きな物語が展開する作品ではあるようです・・・ 【続きを読む】 “地政学と科学のロマンス映画「Submergence」の評価・あらすじ”

SFホラー映画「クワイエット・プレイス(A Quiet Place)」の評価・あらすじ

予告編と作品基本情報

  • タイトル:
    • A Quiet Place
    • クワイエット・プレース
  • 制作:
    • 2018年 Platinum Dunes / Sunday Night
  • 日本公開
    • 未定

緊張と静寂の中に忍び寄る残虐な影:映画「クワイエット・プレイス」

現実の生活でも配偶者同士である2人の俳優、ジョン・クラシンスキーとエミリー・ブラントであれば、余計な言葉などで飾らなくても、劇中で演じる夫婦の間に深い精神性を描写することが可能なのでしょう。

そして彼らが、文字通りほとんど台詞を声に出して読まずに、迫りくる緊張と不安を観客に伝えて来るというのが、今回ご紹介するSFホラースリラー「クワイエット・プレイス(A Quiet Place)」なのだそうです。

世界中の娯楽映画ファンが抱いているだろう妄想を満足させるべく、ハリウッドからは数えきれない破滅のビジョンが映画として発信されています。

伝染病やゾンビの蔓延、エイリアンの侵略からAIの反逆と、この地球の平和は常に危機に直面している訳です。

この映画も、そんな破滅系ストーリーの一つですが、そこでは、音を発する事が命に係わるという緊張に満ちた世界が描かれるそうで、ある種、斬新な切り口を持った一本と言えそうです。 【続きを読む】 “SFホラー映画「クワイエット・プレイス(A Quiet Place)」の評価・あらすじ”

ファンタジーアニメ映画「Sherlock Gnomes」の評価・あらすじ

予告編と作品基本情報

  • タイトル:
    • Sherlock Gnomes
    • シャーロック・ノームズ
  • 制作:
    • 2018年 Metro-Goldwyn-Mayer / Paramount Animation / Rocket Pictures…他
  • 日本公開
    • 未定

ジョニー・デップがロンドンで難事件に挑む!?:映画「Sherlock Gnomes」

何でも、世界最古の壁画は6万5000年以上前に書かれたものだそうですから、まさに悠久の昔から人類は何かを形で表現するという文化を手に入れていた事になります。

物や造形物とか、あるいは人形などで自分の周囲を飾るというのは、DNAレベルで僕らの中にインプリントされた習性なのでしょう。

人というものは、美しいものや可愛い姿に自然と感情移入する訳ですが、そんな思い入れは時に奇跡も引き起こします。

たとえば、持主に愛されまっくった人形などには、ひょっとしたら魂が宿ってしまうかも・・・

もちろん、それはおどろおどろしい生き人形の話、ではなく、庭先に飾られたキュートな瀬戸物の人形達の事。時として彼らは、人の目に触れないところで動き出し、ワクワクするアドベンチャーを楽しんでいるのです。

そんなファンタージが描かれるのが、今回ご紹介する映画「Sherlock Gnomes」。なんと、あのジョニー・デップ兄さんが、その容姿を全く見せずに出演しているという作品なのですが、はたして、どんな活躍をしてくれるのでしょうか? 【続きを読む】 “ファンタジーアニメ映画「Sherlock Gnomes」の評価・あらすじ”

サイコスリラー映画「Unsane」の評価・あらすじ

予告編と作品基本情報

  • タイトル:
    • Unsane
    • アンセイン
  • 制作:
    • 2018年 Extension 765 / New Regency Pictures / Regency Enterprises
  • 日本公開
    • 未定

スティーブン・ソダーバーグが描く現実と幻覚のはざま:映画「Unsane」

鋭いセンスと才能がある映画製作者の頭脳の中には、イマジネーションとビジネスが上手く同居している事でしょう。

その制作者とは、言うまでもなくあのスティーブン・ソダーバーグその人。彼が、ストーリーだけでなく制作手法にまで拘り抜いて作り上げたサイコスリラーが、今回ご紹介する映画「Unsane」です。

今回、信頼する脚本家チームがひねり出した虚と実の混合物を、監督の持つ映画製作的アイディアを駆使しながら興味深く映像化してくれたのが、この作品。

そのモチーフは、自分が普段、見たり聞いたりしている事や話している相手などの全てが、頭の中に生じているただの幻だったら・・・、という不安感です。

映画的には使い古されたと言えなくもない、そんなテンプレートを、気鋭の映像作家が作品に仕上げたらどれほど刺激的になり得るか。そんな部分が興味の的とも言えそうな映画です。

人は現実から逃避する事を望みながらも、一方では、リアリティから切り離される事を恐れる生き物。その辺を上手くつついてかき混ぜたら、まだまだ一流スリラーのネタになるという事でしょうか。

とにかくここでは、1人の女性に付きまとって離れない恐れを追いかける、という事なのですが、一体何が起きるというのでしょうね・・・ 【続きを読む】 “サイコスリラー映画「Unsane」の評価・あらすじ”

1976 ハイジャック機奪還作戦を描く:映画「7 Days in Entebbe」の評価・あらすじ

予告編と作品基本情報

  • タイトル:
    • 7 Days in Entebbe
    • 7 デイズ・イン・エンテベ
  • 制作:
    • 2018年 Participant Media / Pellikola / Working Title Films
  • 日本公開
    • 未定

現代史に残るテロ事件を再び描く、映画「7 Days in Entebbe」

一つの出来事も、歴史の本に載る1項目になってしまうと、その現場で本当に何が起きたかなんて知り様がなくなってしまうものです。

実際、その場所に居た人達だって、それぞれの立場や視点により捉え方は様々、だから体験談そのものも一様にはならないのです。

結局、一つの史実についても、何が起きたのかは諸説が分かれる事になりますが、そういった歴史の曖昧さは、クリエーター達にとって美味しいネタの発掘場所となるのでしょう。

ハリウッドの映画業界辺りでも、真実と言う看板と娯楽のための脚色を上手いバランスでまとめ上げた作品は、広い範囲で強い訴求力を持つと同時に、政治的・社会的にも強いメッセージを大衆に伝える事が可能です。

つまりそれは、関係各所からの資金集めにも有利という訳ですね。

さて、イスラエルとパレスチナ間で長く続くいがみ合いの歴史上でも、大きなポイントであるハイジャック事件を、国際的なキャスティングで(再び映画化したというのが、今回ご紹介する「7 Days in Entebbe」です。

既に色々な所で映像作品にされてきたこの事件、21世紀の今になってどのようなストーリーに描かれているのでしょうか。 【続きを読む】 “1976 ハイジャック機奪還作戦を描く:映画「7 Days in Entebbe」の評価・あらすじ”

憑依現象の恐怖を追うドキュメンタリー:映画「Demon House」の評価・あらすじ

予告編と作品基本情報

  • タイトル:
    • Demon House
    • デーモン・ハウス
  • 制作:
    • 2018年 Scarecrow Enterprises
  • 日本公開
    • 未定

現代アメリカで起きたリアル恐怖現象、映画「Demon House」

世の中には、理屈で説明のつかない奇妙な出来事が、本当に有るみたいです。

そして、いわゆる超常現象の中でも、キリスト教社会で発生する悪魔憑きは、格別なインパクトを持っています。

それは、映画「エクソシスト」の影響が、色々な意味で今も残っているというだけの話かもしれませんが、この現象としては世界的にも発生件数が増加傾向だそうで、バチカンでもエクソシストの養成課程を立ち上げた程だそう。

一方、世界の終わりを連想させるような地鳴り、アポカリプティックサウンドと呼ばれるものもあちこちで観測されています。

そういった事の全ては、今、地獄への門が開かれようとしていると示唆しているのでしょうか?、あるいは、非現実的な妄想の中で戯れることが好きな人間が流す、ただの噂話なのでしょうか?

どちらにしても、そういったセンセーションを演出する事で一財産稼ごうとしている、ショウビズ界のやり手プロデユーサーが居る事は確かです。

そして、殆どは、あやふやな都市伝説に過ぎない超常現象の話にも、行政など公的な機関に記録が残されるものも時折見られます。例えば、21世紀の現代、アメリカ合衆国インディアナ州で発生した、ある一家の心霊体験などもその一例。

とある一軒家に引っ越したばかりに、家族全員が悪霊に憑りつかれたというこの事件へ正面から切り込んだのが、劇場向けドキュメンタリー映画である本作、「Demon House」なのです。 【続きを読む】 “憑依現象の恐怖を追うドキュメンタリー:映画「Demon House」の評価・あらすじ”