全米映画トップ3(2016.3.14)

最近、生活のリズムというか体制が変わったので、こっちのサイトに手を入れる余力が足りません。

オスカーも過ぎると、面白そうな映画が一杯投入されはじめるので、できるだけたくさんフォローしたいんですけどね。なんつっても、前足と後ろ足をたしても4本しかないので、対処しきれないんですわ。

なんとか生産性を上げないといけないと思うんですが、それがまた苦手な事でして、むむむ。

さて、そんな、3月の第二週末、ハリウッド界隈での売り上げランキング上位3つです。

まず、第一位をキープしたのが、陽気の良い春先に向けディズニーが投じた、キュートで意味深な所も有るとう動物CGアニメーション、「ズートピア(Zootopia)」で、累積の売り上げは1億4260万ドルに到達、この週末の売り上げだけで見ても、5000万ドルを達成しています。

あらゆる動物が、見かけ上は仲良く暮らしている大都会、ズートピア。その市警として初めてウサギの警官が誕生しますが、すぐに彼女は、この街に隠されたミステリーと陰謀を解き明かす役目を担う事になっていく、そんなお話だそうですよ。主演ウサギちゃん、声を務めているのがジニファー・グッドウィン。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2016.3.14)”

映画「エンド・オブ・キングダム(London Has Fallen)」の前評判

〔強化された大統領の危機管理が世界を救う!?〕

「前代未聞だったあの◎◎事件から◎年、しかし、世界を震撼させた脅威は消え去っていなかった・・・」、というスリラー系の映画としても常套手段と言える、シナリオの延長作戦により観客を掴むのが、この新作映画「エンド・オブ・キングダム(London Has Fallen)」です。

アクションスリラーでは、常に大事件は、一人(か二人)のヒーローの廻りばかりに集まるもの、と言う訳で、今回も、悪辣なるテロリストとガチな対決をするのが、敏腕シークレットサービスである、マイク・バーニング(ジェラルド・バトラー)、そして彼が体を張ってでも守り切るとコミットした相手こそ、あの大統領、ベンジャミン・アッシャー(アーロン・エッカート)です。

今、彼らはロンドンに到着しました。先ごろ突然他界した英国首相の国葬へ参列するため、この地を訪れているのです。そして、2人を含む要人達を待ち受けていたのは、英国政府によるもてなしだけではありませんでした。

なんと、あの凶悪テロリスト、アマー・バーカウィ(アロン・アブトゥブール)は生きていて、西側先進国の首脳が全員集合するという絶好のこの機会に、史上最悪のテロリズムをしかけようと策略をねっていたのです。

テロ集団は、大量の人数と大量の武器をそろえ、一気にロンドンを制圧しようと攻撃を開始。しかしアッシャー大統領だけは、バーニングの機転により、なんとか一時的に難を逃れます。

しかし、今や、街中のいたるところにテロリストの手下がおり、激しいカーチェイスの末、結局孤立してしまったバーニングとアッシャー大統領の2人。その大統領を捉えようと、バーカウィは、米国にいるトランブル副大統領(モーガン・フリーマン)へと脅迫のビデオメールを送り付けます。

彼の目的は、大統領の処刑を全世界へ向けネット中継すること、もし、大統領を引き渡さなかったら世界中の大都市で、ロンドンと同様に大規模な破壊工作を行う、そう言ってきたバーカウィ。米国政府じゃなくたって、どちらにしてもそんな話、受け入れることは出来ないに決まってます。

いまや、政府からの援護も期待できず、孤軍奮闘しながら大統領を守るバーニング、果たして彼は、アッシャーを守りながら、テロリスト達を倒す事が出来るのでしょうか? 【続きを読む】 “映画「エンド・オブ・キングダム(London Has Fallen)」の前評判”

映画「ズートピア(Zootopia)」の前評判

〔もしも動物に社会が有って、それが人間なみに酷かったら?〕

人間てのは、哀れな生き物です。ぺらぺら言葉を喋って文明のい利器を振り回したとしても、その内面では、問題を力任せに解決するという原始的かつ野生の性質が残っていて、その両方の世界を行ったり来たりして常に不安定なのです。

その不安定は、いつの間にか不安感に変わり、自分はデカくて強くなきゃだめだ、と思い込んでいる人間は、近場に適当な獲物を見つけて襲い掛かるんですよね。

結局、人間も独特な生活形態を手に入れたとは言うものの、野生動物の一種でしかないんです。

しかし、この地球上にもまだ人跡未踏の土地は残されているので、ひょっとしたら、雑多な動物達が年を築きそこに集まって生活している、そんな国が存在するのかも知れません。例えば、この映画「ズートピア(Zootopia)」で、主人公のバニー、ジュディー(ジニファー・グッドウィン)が、動物史上初の、ウサギ警察官、を目指して状況した大都会のような場所です。

ジュディーが生まれ育った田舎と違い、このズートピアには犯罪や差別が一杯です。小柄な体ながらも、立派な刑事になるべく気概を見せて活動するジュディーですが、雑多な者が入り乱れる大都会の事情は、なかなかタフな相手です。

そんなジュディー、ある日、キツネのニック(ジェイソン・ベイトマン)と出合います、なんと彼は要領だけで世渡りをする詐欺師。しかし、ズートピアの内情を知るには、ひょっとしたら絶好のパートナーなのかも。

今、ズートピアに連続失踪事件が発生し、その被害者は全員肉食系の動物達。そして、ジュディーはニックと共に、この謎に満ちた事件を捜査しはじめます。

大都会に渦巻く犯罪の中へ切り込んで行く2人、そして彼女らが辿り着いた場所には、動物どうしの差別に絡む陰謀の臭いまで、、、。

大きくて便利で、それでも実はキケンな場所、ズートピア。ここでジュディーは、刑事になるという生涯の夢をかなえられるのでしょうか?、そして、謎が渦巻くこの事件を解決できるのでしょうか? 【続きを読む】 “映画「ズートピア(Zootopia)」の前評判”

全米映画トップ3(2016.3.7)

人種的多様性の薄さが問題視された映画賞も授与され、日本では、男の子と恐竜が種を超えて仲良しするアニメが封切られ、それでもって、ひょっとしたら次の米大統領が移民排斥を始めるかもしれない、と、色々な話題が沸き起こった春ですが、これから、ハリウッドも本格始動すれば、政治や経済も少しずつ回転し始めるんじゃないでしょうか。

その待ちに待った映画の春、実質的なスタートダッシュを決め、ランキングの第一位を奪取したのが、ディズニー・アニメーション・スタジオが満を持して放つ、「Zootopia」で、初登場の週末の売り上げは、7370万ドルでした。

こちらは、ピクサーが噛まない方のディズニーCGアニメ。あらゆる動物が集って暮らす架空の大都会ズートピアへ、警察官になるという夢を追って移住してきた一匹のバニーが、動物間の差別にからむ陰謀を解き明かしてゆく事になります。主演はジニファー・グッドウィン。

第二位に入ったのが、これまた初登場でアクションスリラー作である、「London Has Fallen」。ジェラルド・バトラー、アーロン・エッカートら、固いキャスティングの一発です。

英国首相の葬儀にむけて、そこに集まる世界の首脳陣を一気に暗殺しようという、おっかない計画が進行中。CIAとMI-6の敏腕エージェント2人が、この最悪テロを阻止するために奔走します。メガフォンを取ったのが、イラン出身の映画監督ババク・ナジャフィ。

さて、今週の第三位に入ったのは、辛辣なヒーローをウィットとともに描くマーベル系アクション、「 Deadpool」で、累積の売上額は、3億1120万ドルにまで到達しています。

日本では、6月に公開予定の「デッドプール」。まぁ、邦題もこうにしかなりようもなく、その意味では、つっつきがいの無い一本ですが、新しいタイプのヒーロー映画として、内容は期待できそうですね。

僕ズレ太は、最近体力の限界を感じて、サイト更新を終える度に3時間くらい気絶しています。皆さんは、春にやってくる新たな出会いを逃さぬよう、結果にコミットしてシェイプアップして、頑張ってください。

ではまた来週っ^^。

映画「キング・オブ・エジプト(Gods of Egypt)」の前評判

〔人類文明の楚は神々のお戯れで崩壊〕

僕ズレ太は生のヤツを見た事ないのですが、エジプト・ギザの三大ピラミッドは、訪れた人々に、絶対に人の手で作れないという強烈な印象を伝えてくるのだとか、聞いた事が有ります。

詳しいその建築手法も結局のところ謎のままで、作られた年代についてだって、色んなスジの人が色々諸説を持ち出しているみたいですね。個人的には、結構な古代の時代にも、かなりな基礎科学が存在したろうと思うので、当時の天才が幾何学などを駆使しつつ考えたら、巨大な建築も要領よく建てられたんだと思います。

あるいは、重力をあやつるパワーを持つ「石」みたいなのがあって、それで巨石をひょひょいのひょい、と運べたという事も考えられます。だから、ピラミッドはその力で支えられていて、頂上に上って崩壊の呪文を唱えると、がらがらがら~っ、と、、、アリャ、聞いたことあるような、ハテ?。

いろいろと妄想は出来るんですが、しかし、すべての真実はこの映画「キング・オブ・エジプト(Gods of Egypt)」に語られているのかもしれません。

超古代のエジプト、その国が神々により支配されていた時代、時の統治者であるオシリス(ブライアン・ブラウン)は、代替わりとして息子のホルス(ニコライ・コスター=ワルドー)へ、国を譲り渡そうとしていたのです。

でもそんな折、彼らの前に突如降り立ったのが、オシリスの兄弟であるセト(ジェラルド・バトラー)。もちろん、彼の目的はエジプトをわが物にする事。セトは、オシリスと妻を殺害し、ホルスの眼球を引っこ抜くという残虐な暴挙を働きます。 【続きを読む】 “映画「キング・オブ・エジプト(Gods of Egypt)」の前評判”

映画「トリプル9 裏切りのコード(Triple 9)」の前評判

〔汚れた英雄たちの企みが転げ落ちる想定外の展開〕

この世界には、真の意味で自分の力だけを頼りにやってる人なんて、実は一人も居ないと思うんですね。

たとえ、給料が入り始めて家賃を払える様になったとしても、そのお金の価値というのは、ほうぼうの力が寄せ集まって出来上がっている訳ですし、食べるもの着るもの、そして住む場所も、それなりな他人が作ってくれたものですから、自力で勝ち取ったというのは一つの平和な幻想です。

そして結局、社会人として上手くやるというのは、右から来たものを左へ、左から来たものを右へ手渡しする、という、非クリエイティブな作業にうまく折り合いをつけるために、自分に対して多いに妥協する、という事と同義でしかありません。

ヒトにとって妥協というのはコワいものでもあります。最初の妥協は次のちょっと大きい妥協への呼び水となり、そして次、また次と、気づいたら止まれない速度で坂道を直滑降している場合もありますから。

それで、そんな風に落ちる人たちが、世の中を守ったり正したりするポジションに就いていたら、そりゃあもう恐ろしい事になっちゃうんです、例えば、この映画「トリプル9 裏切りのコード(Triple 9)」の冒頭で、なにやらいけない相談をしている5人のアトランタ市警、マイク(キウェテル・イジョフォー)、マーカス(アンソニー・マッキー)フランコ(クリフトン・コリンズ・Jr)、ラッセル(ノーマン・リーダス)、そしてゲイブ(アーロン・ポール)らのケースもそんな喜ばしくないお話しの一つ。

もともと、素行には若干問題が有ったかもしれない彼らなんですが、今回の場合、外国のマフィアから強奪行為を強要されている様なんですね。アトランタの街においてそのマフィアを牛耳っているのが、イリーナ(ケイト・ウィンスレット)という謎の美女。なんか、牢屋に入れられた旦那さんの代わりに、彼の組織を動かしているのだとか。 【続きを読む】 “映画「トリプル9 裏切りのコード(Triple 9)」の前評判”

全米映画トップ3(2016.2.29)

間違いなく、アメリカの映画業界でも、現場組と管理組の間にはそれなりな格差があるんでしょうね。ショーレースのクライマックスを迎えたこの週末じゃ、業界で上のクラスに居る人は、ロビイングのための接待でシャンペンを何本明けた事でしょう。

まぁ、そうしているウチにも、現場の方では劇場へ新しいフィルムがせっせと運び込まれ、映写機にセットされている訳です。あ、失礼、今どきはネットワークからダウンロードするのか、、、あちち。ともあれ、やっとこさ映画の世界が本格的に動き出す2月の最後のランキング上位です。

今週も第一位を堅持したのは、もちろんこれ、ライアン・レイノルズ主演の辛辣ヒーローものアクション、「Deadpool」で、累積の売上額は2億856万ドルでした。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2016.2.29)”

映画「復活(Risen)」の前評判

〔救世主、そして復活の物語に与えられた新たな視点〕

一度失われたものは、そうそう簡単に取り戻す事ができませんし、そのもの、が命であったなら、奇跡でもない限り復活する事はあり得ません。

人類史上で一度だけ起きた、そんな、奇跡の物語がイエス・キリスト復活のエピソード。その話に現代的な視点も混ぜ込んで語りなおす、というのが、この映画「復活(Risen)」なんだそうです。

ここで、復活の軌跡に立ち会うのが、古代ローマ帝国軍司令官であるクラビウス(ジョセフ・ファインズ)。彼は、イエスとその信者たちの影響を恐れた、時のユダヤ属州総督ピラト(ピーター・ファース)から命を受け、この精神的リーダーを十字架にかけ処刑します。

しかしその後も、ピラトとユダヤ教学者達の恐れは消え去りません、イエスが3日目に復活すると予言したからです。したがって、ピラトはその墓を信者たちに作らせ、入り口を固く封鎖しました。さらに、クラビウスらを見張りにたたせる年の入様です。

表立っては、信者らがイエスの遺体を盗みにくるかもしれないから、という事でした。そして、3日が経った後、彼らは墓の内部を確認したのですが、そこに、遺体はありませんでした。

かくして、クラビウスと部下達による遺体と窃盗犯の追跡劇が始まります。しかし、それは信じられない展開を見せたのです。

捜索の末、クラビウスが出会ったのは、自分が処刑したその人物、イエス・キリストに違いありませんでした・・・。 【続きを読む】 “映画「復活(Risen)」の前評判”

映画「ウィッチ(The Witch)」の前評判

〔古代の悪魔に森で憑りつかれた少女達〕

その接し方にもよりますが、日本だと神様が平気で人々に祟るんですよね。そんな様子は、キリスト教社会から見たら、神じゃなくて魔物だ、と映るのかもしれません。

現実世界のあれやこれや、全てが自分の腕力で動かせると自信の有る向きは、太古の超自然パワーなんか恐れたり頼ったりする必要も無いのですが、まぁ、最近増えた外国人観光客が、神前において失礼な態度をとって、よけいな祟りを自国へ持ち帰ったりしないように、お祈り申しあげます。

さて、その地の事情を知らない移住者がうかつな行動をして、古くから存在するパワーに当たっちゃう、というのは、ホラー映画としても面白い題材ですが、17世紀頃の北米へ移り住んだ家族達の上にも、何かの怖い事が起きたんだよ、というのが、この映画「ウィッチ(The Witch)」が語る実話ベースのストーリーらしいです。 【続きを読む】 “映画「ウィッチ(The Witch)」の前評判”

全米映画トップ3(2016.)

今年は、暖かいなぁ〜と思わされた時、突然どかっと雪が降ったりして、またそれが行っちゃうと暖かい基調に戻るって事で、従来の冬向けレジャー産業に人が向かない上、悪天候での損失なんかが重なり、経済指標ではよくない数字が出がちです。

まぁ、雪山で元気に体を動かしたい人には、ちょっとお気の毒な冬ですねぇ。とは言え、閑散期とも呼べる1〜2月を過ごしているアメリカ映画界の方には、毎週、新鮮な風が吹き込んで新作も発表され続けていますので、エルニーニョだろうとラニーニャだろうと、アメリカの人達から娯楽が奪われるという事は無さそうです。

そんなハリウッドの一週間、最も収益を上げたのが、ライアン・レイノルズ主演のマーベル系アクション「Deadpool」で、公開後2週間の累積売上額は2億3540万ドルに到達しました。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2016.)”

映画「ワタシが私を見つけるまで (How to Be Single)」の前評判

〔いい女と、それに見合ったいい男で、永遠に続くパーリーをっ!〕

自由主義国家の発展というのは、国民の自由な行動が、常に新しい何かを生み出すという事、その力によって生み出されるものです。

だから、日本とかアメリカみたいな国は、みんなの自由恋愛を原動力にする時、またそれ自体が、明るい未来像を人々に提供できる様になるんです。でもまぁ、恋愛の未来像というのは、いささか自由をあきらめた生活へと繋がるので、そこの所の処理が難しいっちゃぁそうですが、この映画「How to Be Single」のヒロインであるアリス(ダコタ・ジョンソン)ちゃんは、まだ、そんな面倒くさい事は気にならないご様子です。

最近、大学を卒業するにあたり、長く付き合った彼氏ともばっさり縁を切って、おもいきってニューヨーク市マンハッタンへと移住したアリス。あっ、その街にお姉ちゃんのメグ(レスリー・マン)が住んでましたから、とりあえず、そこへ転がり込んだだけなんですけどね。 【続きを読む】 “映画「ワタシが私を見つけるまで (How to Be Single)」の前評判”

全米映画トップ3(2016.2.15)

あんまり言いたくありませんけど、今年ももうバレンタインデーまで終わっちゃって、いつの間にか春も間近。最近時間の流れって明らかに加速してると思うんですよね。

本当に、時の美しさと残酷さを知らされます。これも、ニュートリノに質量が有ったり、ブラックホールの合体が重力波を放出した、その影響なのでしょうか^^。

まぁ、申年なので、干支的に言えば、安定とか静寂とかを求めるのがお門違いなのかもしれませんが、騒がしいというより変化が早いという意味だけで言えば、重苦しくて冷たい閉塞感に閉じ込められるよりは、かなりマシでしょう。

そして、常に投資・制作・リリースのサイクルが早くて忙しい、ハリウッドの業界には、はなっから閉塞感なんて言葉は存在しません。外部の世界じゃ株価の変動が激しいこのタイミングに、今週の全米映画ランキングにも、ちょっとした転換点が訪れたみたいなんですよね。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2016.2.15)”

映画「Deadpool」の前評判

〔もち、俺って超人ん〜、でも、ヒーローとかじゃねってば。〕

人って言うのは皆、社会の中では仮面をかぶって生活してるもんです。思ったことは全部クチにする、なんて勇猛果敢な事を言われる方も、根底の所ではちゃんと損得計算をしているんですよね。

本当の顔や素性を隠ぺいして、悪と戦うスーパーヒーローってのは、だから、社会人のそういう性格を比喩しているのだとも思います。本当の自分自身をさらけ出しちゃうと、本当に正しい事(=社会生活=悪者退治)が出来ない、、、とか言う、ちょっとこんがらかって意味不明な気も、しなくはないんですけど。

うーんと、逆に、自分をまったく見せない位の覆面をしちゃうと、怖い物がなくなって自己が暴走するケースも有りますね。自分の言動が一番正しいと皆が思っているんですが、それを何の配慮もなく人に投げつけたら、やっぱし、ただの破壊者になっちまいます。

さて、もともと覆面なんてなくても、すでに遠慮のえの字も知らない程の皮肉屋だったのが、この映画「Deadpool」の主人公である元特殊部隊員、ウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)さんです。

彼は多分、自分が特別な存在、つまりはミュータントだという事に気づいていたのかも知れません。

ともあれ、軍人を止めた今、彼はあるバーみたいな所に出入りして、世の中の汚れ仕事を請け負い食べています。そこには、バネッサ・カーライル(モリーナ・バッカリン)という娼婦さんが居て、ウェイドは彼女と上手い事に良い仲になります。まぁまぁ楽しい生活でした、彼の体に異変が起きるまでは。

ウェイドの体の不調は、アジャックス(エド・スクライン)という、怪しげな男の知る所となり、その施設へとウェイドは収容される運びになりました。実は、アジャックスはミュータントを作る陰謀を画策していたんです。 【続きを読む】 “映画「Deadpool」の前評判”

映画「ヘイル、シーザー!(Hail, Caesar!)」の前評判

〔大変だっ、シーザー(役の人)が消えちゃったっ!〕

この映画「ヘイル、シーザー!(Hail, Caesar!)」の主な題材に、ジョエルとイーサンのコーエン兄弟が取り上げた人物、エディー・マニックスっていう映画プロデューサーは、1950年代のハリウッドで実施に活躍した人なんだそうです。

まぁ、夢の世界を映像化するために必要な現実の部分、ややもすると汚れ仕事みたいなのを、よく請け負ったらしいんですね。この映画の中でもそんな事になってるみたいです。

まぁ、彼、エディー・マニックス(ジョシュ・ブローリン)の制作会社は、今日も絶賛映画撮影中です。今現在でもスタジオのセットでは、イケメンのタップダンサー、バート・ガーニー(チャニング・テイタム)が回転テーブルの上で華麗に踊り謡い、また、しつらえられた巨大なタンクでは、水上に浮かんだディーアナ・モラン(スカーレット・ヨハンソン)もまた美しくパフォーマンスを決めようとしています。

そして、そんなスタジオが、おそらく今一番オシているのが、“Hail, Caesar!”という題名の時代物エピック超大作です。主演はあの名優、ベアード・ホワイトロック(ジョージ・クルーニー)。

その撮影は快調に進行中、のはずだったんですが、とんでも無い事が起きてしまいます。ある日、主演のベアードが姿を見せなくなってしまったんです。もちろん、映画スタッフは大慌てで探していましたが、そんな中、何と、彼を誘拐したという一団から脅迫の手紙が届いたじゃぁありませんか。

どうしよう、大作映画の撮影がままなりません、会社にも大損害となる事必至です。こんな時は、問題解決人エディーの登場、彼ならきっとなんとかしてくれるはず、なのですが・・・。 【続きを読む】 “映画「ヘイル、シーザー!(Hail, Caesar!)」の前評判”

映画「きみがくれた物語(The Choice)」の前評判

〔こんな世界でも、純愛悲哀なロマンスが一番大事っ〕

日本でも、前年のクリスマス頃に成立した多くのカップルの間で、そろそろ恋愛感情の推進力が衰えてきたと感じ始めるのが、だいたい今頃なのでしょう。まぁ、恋愛に賞味期限が有るということは、脳科学とかで証明されているそうですから、これは致し方ない事でございます。

人間は、イヌやネコみたいに、容易にくっついたり離れたりは出来ないので、気持ちを維持するための色んな処方箋が必要、という訳で、この季節に用意されたもう一つのお祭りが、聖バレンタインデーという事になりますね。

特に日本ですと、クリスマスよりも恋愛に強く結びつけられているのが、この2月14日なのですが、ハリウッドの方からも、あなたのラブをリフレッシュするための援護射撃が有ります。この映画「きみがくれた物語(The Choice)」がそれです。

抗しがたい、あのニコラス・スパークス先生がストーリーを編み上げた、もう一つの純愛&悲愛ドラマなんだそうです。 【続きを読む】 “映画「きみがくれた物語(The Choice)」の前評判”

全米映画トップ3(2016.2.8)

まず、とりあえずは、おめでとうございます。

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の米国内総売り上げが、9億ドルを突破しました。旧正月に入ってきたアジア圏では、再びそのブームに火が点いて強烈なリピーターの波が押し寄せるかもしれませんから、全世界を累計したときの売り上げは、最終的には60億ドルくらい行くかもしれませんし、行かないかもしれません。

この1週間で言うと、ランキングは4位に位置(瞬間売り上げで言うと689万ドル)するのがSW7ではありますが、それでも、公開8週目にして一つの大台を突破、新たな伝説の誕生である事は間違いありませんね。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2016.2.8)”

映画「高慢と偏見とゾンビ(Pride and Prejudice and Zombies)」の前評判

〔高慢と偏見だけで十分なのにっ、ゾンビっ!〕

僕らが、階級とか序列とかって言葉を聞くと、なんだかいつも楽しくない印象が浮かぶのは、人間の社会が封建的だった古い時代に発生した、多くの厭な事件の事を思い出すからかも知れませんね。

でも、制度的には残っていないとしても、この世の中が階級システムで出来ていて、それがあるからちゃんと機能しているというのも、一つの事実です。なにか一つの仕組みの内部には、ほぼ必ず高低の差が組み込まれていて、だからそれが働くためのエネルギーが利用できるんです。その意味で言えば、経済的格差が生まれるのも必然ではあるのでしょうね。

ただ、そのピラミッドみたいな階級構造も、どこまで下ったら終わりか?、という疑問は残ります。とりあえず底辺があるなら、それをぶち破って出来た穴を覗き込んだ時、その下の層には何がうごめいているんでしょう?

この映画「高慢と偏見とゾンビ(Pride and Prejudice and Zombies)」に登場する5人の姉妹は、18世紀のイングランドを舞台に、自分たちの階級制度を、ヒトの下に居るべき厭な連中の侵略から守るために戦います。 【続きを読む】 “映画「高慢と偏見とゾンビ(Pride and Prejudice and Zombies)」の前評判”

映画「ザ・ブリザード(The Finest Hours)」の前評判

〔公務のためなら冷たい海にも身を投じる、それがレスキュー!〕

僕ズレ太は、時間に追われるのがまぁ苦手なダメ人間です。それが、だれか偉い人の命令を遂行する仕事だったりすると、ますますダメで、心のどこかが機能を停止して全身が固まり、ポンコツ人間になってしまうんです。

しかし、僕らの生きている時間は常に前進しつづけていますから、くだらない心の葛藤とかで動作が停止していたら、それはもう、金をドブに捨ててるのと同じ事なんですよね。だって、時は金なり、って言うじゃぁありませんか。

そして、完全に限られた貴重な時間の中、不可能に思えるような仕事をこなす事で、世界全体を支えている人々が居るのも事実で、例えば、この映画「ザ・ブリザード(The Finest Hours)」の主人公であるバーニー・ウェバー(クリス・パイン)さんもその一人でしょう。

彼の仕事は、アメリカ沿岸警備隊のチーフです。

最近、ミリアム(ホリデイ・グレインジャー)さんていう綺麗な女性と結婚を決めて、バーニーの生活は平穏・幸福でした、1952年の冬、あの凶暴な嵐がマサチューセッツの沖を通過して、一隻のタンカー、ペンドルトン号を真っ二つに引き裂いたりするまでは。

この想像を絶する程の大事故が、警備隊オフィスに知らされた時点で、タンカーの上にはまだ33人もの人が生存していたんだそうです。だから、バーニーのチームが救助活動へ送られる事になりました。しかし、海の荒れ具合は一行に収まる様子も見せていません。 【続きを読む】 “映画「ザ・ブリザード(The Finest Hours)」の前評判”

全米映画トップ3(2016.)

おそらく、来年の今頃の日本では、増税前の駆け込みなんとやらが、とんでもない騒ぎになっている事でしょう。ただでさえ、日本の製品をどこぞの外国人の人達が買いあさって行ってしまうので、ひょっとしたら深刻な品不足になるかも、ですねぇ^^。

まぁ、ハリウッドに比べれば大した事ないかもしれない、とは言え、日本の映画製作費用だってなかなかな巨額ですから、その段になったら映画の駆け込み撮影ブームが始まるのでしょうか、ならば、俳優さん達のギャラは確実にアップする事でしょう。

アメリカでは、経済格差を無くす政策を掲げる、自称社会主義者の大統領が生まれるかもしれず、そうなると一番に増税のあおりを食らうのは、ヒット作を持つ大手のプロダクション、あるいは一本出演で30億円のギャラをゲット、なんていうセレブ俳優さん達になるんだろうなぁ、とか思います。

あっ、そうそう、フランスでは映画にかかる付加価値税は、低減税率の対象なんだそうですよっ、国にとっての大きな文化を守るため、という政治的な意図なんだそうです。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2016.)”

映画「Kung Fu Panda 3」の前評判

〔ついに解き明かされる、白と黒の謎〕

人はみんな旅人、、、だとしたら、僕みたいに甘ちゃん甘々な小物でも、いくつか経験を積み試練の一つでも乗り越えたら、何か意味のあるものを手にする事が出来るのでしょうか?

それには、何かの技を極めようとしている誰かの生きざまを、お手本にするのが良いのかも知れません、そう思い、映画の世界を見渡して見つかったのが、カン・フーの技を磨き続けるファイター、その名もポー(ジャック・ブラック)先生です。

カン・フーの超達人であるシーフー老師(ダスティン・ホフマン)の指導のもと、マスター・タイガー(アンジェリーナ・ジョリー)、マスター・モンキー(ジャッキー・チェン)、マスター・ヘビ(ルーシー・リュー)、マスター・ツル(デヴィッド・クロス)、そして、マスター・カマキリ(セス・ローゲン)の皆さんと共に、この武術の技を磨き続け、いままで幾多の試練や脅威から、自分のコミュニティーを守ってきたポー先生なのですが、なんて言うか少し頼りがいがありません。 【続きを読む】 “映画「Kung Fu Panda 3」の前評判”

映画「ザ・ボーイ~人形少年の館~(The Boy)」の前評判

〔愛情をそそがれた人形に宿るのは、、、魂〕

大体、人の趣味や愛着に、赤の他人がつべこべ言う義理はない訳でありますが、それだけに、他人の趣向というのは理解しがたい場合も、多々あり得ます。

まぁ、別に理解しきれなくたって、こちらが何かの損害をこうむる、って事でもないんです。

それでも、場合によると変な意味で気になるのが、誰かが見せる人形に対する特別な愛情ではあります。あぁ、これも僕の個人的な印象なので、別に世の中全部に通じるような普遍性が有る、なんて、これっぽちも思ってませんよ^^;。

とにかく、お好きな一部の人々は、お人形さんに名前をつけて日々話しかけたりして、その中にある種の命の存在を、感じていらっしゃるのかも。

もちろん、人形に襲い掛かられたりはしませんよ、普通ね。今、遥々、イングランドの片田舎へとやってきこの映画「ザ・ボーイ~人形少年の館~(The Boy)」の主人公、アメリカ人女性グレタ(ローレン・コーハン)の場合は、その普通ではなかったらしいんですけどね。 【続きを読む】 “映画「ザ・ボーイ~人形少年の館~(The Boy)」の前評判”

映画「ダーティ・グランパ(Dirty Grandpa)」の前評判

〔ロバート・デ・ニーロ、7◎歳。まだまだ◎◎◎っ〕

実は、母方も父方も、僕ズレ太の祖父は意外と早く他界しちゃったので、僕は、じぃじを知りません。

普段は、殆ど意識もしませんし、元からいないので寂しいとか感じる訳でもありませんが、まぁ、もし祖父の事が記憶に残っているとしたら、どんな、おじいちゃん像がいいのかなぁ、と、あえて創造してみたとき、この映画「ダーティ・グランパ(Dirty Grandpa)」に登場する人が良いかもね、、、、なんて思わないですっ><!。

何故かと言うと、彼、ディック(ロバート・デ・ニーロ)は、20歳代の孫、ジェイソン(ザック・エフロン)よりも元気が良い位で、元気の有るのはいいけれど、いろんな意味で元気過ぎるんですね。

実は、つい最近、ディックは妻を亡くしています。そんな彼は奥さんと何度も旅行に行った、フロリダへ連れて行って欲しいと、今ジェイソンにおねだり中なんです。彼によると、そこで彼女の思い出に浸りたいんだそうです。 【続きを読む】 “映画「ダーティ・グランパ(Dirty Grandpa)」の前評判”

全米映画トップ3(2016.1.25)

ハリウッド辺りのセレブ達。中にはお金かけてアンチエイジングやりまくっている方も居るでしょうが、そんな人だって、毎年、業界のパーティーシーズンになるこの時期は、やっぱり体重とか、コレステロールや尿酸の値とかが、上昇ぎみになるんでしょうね、きっと。

いったい、何リットルのシャンペンが、オスカー決定の日までに消費されるんでしょうか?、東海岸では超巨大寒波が襲来して、社会が停止してしまっているそうですし、2016年当初のアメリカ経済は、西海岸がけん引しなければいけませんよっ^^。そういう事情だったら、僕ズレ太も、パーティのご利益に、ちょっとだけあやかってもいいんですけどねぇ、、、。

ま、ザレ事は、この程度にしておきますね。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2016.1.25)”

映画「フィフス・ウェイブ(The 5th Wave)」の前評判

〔警告!、外からの侵略は始まっている、高い意識の持主は破滅に備えよっ〕

ちょっと前からなんですが、僕ズレ太の住んでいる家の正面に見えるお山の、その稜線に重なるようにして、夜暗くなると怪しげな光が灯る時があるんです。

毎日じゃありません、たまにですけどね。

なんだろなぁ〜、と思っていたら今度は、夜空の星を眺めているその合間に、ちらちら動く小さな輝きが現れました。それは、僕の目線が指す点のちょっと脇に現れては、僕の関心を引こうとするんです。でも、しっかり目で捉えようとすると、ひょいっと逃げてしまうんですね。

飛行機かなあ、と思ってたんですけどね、それがだんだん、昼間でも雲の合間とか太陽の輪郭の淵のところとかに現れるようになって、最近では、いつでも必ず見えるくらいに頻度が高まってきてたんです。

それでですね、とうとう、昨日の夜なんかは眠っている僕の夢のなかに現れて、何かを伝えてきたと思うんです。目覚めてしまうと、それが何だったかはっきり言えないんですけど、、、。これって、エイリアンが僕の脳神経を再プログラムしようとしてるんですよね?

あるいは、良い者エイリアンが、悪い者エイリアンの襲来について、ひそかに警告を伝えてきてるのかな?。そんな警告が、この映画「フィフス・ウェイブ(The 5th Wave)」の主役、キャシーちゃん(クロエ・グレース・モレッツ)の所に届いていなかったのかなぁ。

悪いエイリアンの最初の攻撃が始まった時、美少女高校生のキャシーは、フットボール部のスター選手ベン(ニック・ロビンソン)と良い雰囲気になっていて、両親の収入もしっかりした家庭の娘でもありましたから、まさにパーフェクトな人生を送ってたんです。

そう、キャシーだけでなく、近隣のほとんどの人が、こんな酷い事が起きるなんて予想もしませんでしたよ。最初にどデカいUFOが皆の頭の上に姿を現した時は、さすがに驚いたけど、その後エイリアンはただじぃっーと空に浮かぶだけ。その内、みんな慣れちゃったんですね。

最初の一撃は効果的でした。強烈なEMPパルスが地球全体に放たれて、全ての電子機器、乗り物、電力系統、そしてジェット旅客機ですら機能を奪ってしまったんです。その時になって、キャシーを含めた街の人々は、本当の恐怖を感じたでしょう。

エイリアンは、その後も、何回かにわたる波状攻撃をしかけてきて、地球人の文明をぶち壊してゆきます。ただ、恐れて逃げ惑うだけのキャシー達、でもそんな彼女を更なる現実が襲います、まず、最愛の両親が敵の攻撃で命を落としたんです。

それだけでも酷いのに、あろう事か、弟のサム(ザカリー・アーサー)も、ヴォッシュ大佐(リーヴ・シュレイバー)が率いる軍人達に拉致されてしまいます。どうやら、軍の内部にも、大きな陰謀が隠されているらしいんですね。

サムを助けるために、陸軍の基地へと忍び込もうとするキャシーとベンは、その過程でもう一人のイケメン、エヴァン(アレックス・ロー)や、これまた強そうな女性、リンガー(マイカ・モンロー)などと出合い、共闘を組むことにします。

もう、この間までの、お気楽で幸せな生活は有りません。自分の国を、星を、家を守るのは彼女達自身、そして弟を取り戻せるのもキャシーしかいません。彼女達の、とっても長い戦いの始まりです。 【続きを読む】 “映画「フィフス・ウェイブ(The 5th Wave)」の前評判”

映画「Intruders」の前評判

〔要領よく大金をゲット?、空き巣ねらい3人組を待つ地獄とは?〕

まぁ、僕ズレ太としても、ずるや悪さした人間の方により多く得が回るように世の中ができている、とかいう事実について、いまさら批判とかする気も有りません。

それでも、そんなは、変な病気とか事故とかで、この世からいなくなっちゃえば良いのに、とかは、正直思うことがあります。(結構ダークでしょ僕って^^)

もちろん、そんな事、現実には起こらないし起こる必要もない事は解っていますが、たとえば、この映画「Intruders」に出てくるらしい、3人のお安い強盗団ならば、相当、懲らしめられてしかるべきなんです。何せ、フィクションですからね。

今日、彼ら3人、J.P.(ジャック・ケシー)、ペリー(マーティン・スター)、そしてヴァンス(ジョシュア・マイケル)が忍び込んだのは、彼らの街に建っているルック家の立派なお屋敷です。なんでも、ワルの間では、その家に相当量のキャッシュが置かれている、と噂が流れているそう。

そして今日は、コンラッド・ルック(ティモシー・T.マッキニー)のお葬式の日ですから、家は完ぺきに留守なはす。こんな良い機会を逃しちゃ、悪ガキやってる意味が無いってもんです。ガサガサっと荒らして大金かっさらって、おさらばしましょう、大した準備なんかもいりません。

でも彼らは知りませんでした、いまは孤独の身となったアンナ・ルック(ベス・リースグラフ)は、兄の葬式に参列はせずに家に居た、というか、家から出られないために参列できなかった、と言う事を。

彼女は、外出恐怖症。普段の生活でも、もう何年間も家の建物から出ていません。そんな彼女が顔を合わす他人といえば、デリバリー屋さんのダニー(ロリー・カルキン)か、遺言処理のためにこの家を訪れる弁護士のシャーロット(レティシア・ヘミネス)くらいのもの。

3人組の乱暴な押し入り方に、一度は震えあがって身を隠そうとしたアンナですが、すぐにつかまってしまい、金のありかを教えろ、とひどく脅されます。か弱い女性をビビラせる事なんて、彼らにとってはお茶の子さいさいってところなんでしょう。

でも、本当の所を言うと、真の恐怖を体験するのはアンナではなくて、この強盗3人組の方だったんです。だってここはアンナの家。

侵入者を制裁するために、彼女が数々の恐ろしい仕掛けを施した、恐怖の館なんですから。 【続きを読む】 “映画「Intruders」の前評判”