キャスリン・ビグローがアメリカの不寛容さを斬る:映画「Detroit」について

人の作ってきた理不尽な歴史をみつめて

僕達が普段考えている事は、全部、別の所で誰か(もしくは何か)に吹き込まれた情報がベースになっています。

この世の中が、頼りにできる位に安定した状態にあるためには、「普通」とか「常識」っていう基準ラインが絶対必要で、僕らは、それに無意識のうちに従っているから、生きていけてる訳です。

だけど、皆が考えている常識が、とても悪い出来事の原因になる事もあります。

今でも無くならない、人種とか宗教、あるいは異文化間の摩擦というのも、お互いの基準がズレている事に原因があります。

そういったものも、正義と悪とかの問題ではなくて、皆の「常識」の中に必ずある間違ったポイントが原因で、起きている争いなんですけどね・・・

さて、常に異才を放つ映画監督(ですよね?)、キャスリン・ビグローさんみたいな人が、エイリアンとロボットを総動員状態の真夏の娯楽映画シーズンに、この映画「Detroit」みたいな作品をメジャーリリースしたのも、時が経っても変わらない、人間の偏見にみちたダークな内面をえぐり出すため、とも思えます。

これは、60年代のアメリカの人種間の対立が元で発生してしまった、陰惨な事件を描き切っているものだそうです。 【続きを読む】 “キャスリン・ビグローがアメリカの不寛容さを斬る:映画「Detroit」について”

マジで触れてはいけない、呪いの人形アナベル

幽霊や妖怪よりヒトの方が怖い、とは申しますが・・・

写真:魔物を呼び出す儀式の図
古い儀式
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現実的にヤバくて、怖い人間は多々いるとは言っても、心霊的な意味でなら、やっぱり人形が怖い、と、おっしゃる方は少なくないでしょう。

何故、あれが不気味かと言うと、人を思わせる形をしているくせに、絶対に動くはずの無い物だから。それがもし、自分で動いたりしたら恐ろしい、なんて事を想像させるからです。

更には、それがヒト形である以上、死してなお彷徨える魂が、そこの中に乗り移りやすいという理屈も、なぜだか真実味を帯びて感じられてしまうからですよね。

と、言う訳で、洋の東西を問わず、人形にまつわる怪奇なストーリーはたくさん語られてきました。

そんなお話の代表としては、目下のところの東の横綱は「稲川淳二の生き人形」、それに対抗すると思しき西の横綱が、「ウォーレン・オカルト・ミュージアムに所蔵される、アナベル」なのです・・・ 【続きを読む】 “マジで触れてはいけない、呪いの人形アナベル”

ポルターガイストが、映っちゃった

ゴーストはだいたいキッチンがお好き!?

劇場用映画だと、最低でも90分間を埋めるエピソードを脚本の上で用意しなければならず、時々それに苦労している作品も見受けられたりします。

さらに、今どきのスリラー系映画は、凝った筋書きの上のツイストと謎の解き明かしがないと、観客の評価を得られないので、そのネタを発想し続けるのも大変そうです。 【続きを読む】 “ポルターガイストが、映っちゃった”

殺人許可証を持つ美女:映画「アトミックブロンド(Atomic Blonde)」について

ヤバい時代こそ、スパイはクールに決めろっ

「世界終末時計」という、シゲキ的な名前のものが存在します。

核戦争が勃発して世界が滅びるリスクを、真夜中0時までの残り時間で表したという、一種のサインがこの時計です。2017年8月現在では、破滅までの残り時間は2分30秒を指しています。

これは、世界が、ソビエト側と欧米側に分かれていがみあっていた、いわゆる東西冷戦の頃に、アメリカの原子力系の科学雑誌が掲載しはじめたもの。でも、現実の核戦争は起こらず、1991年にソビエト連邦が消滅して冷戦も終結。これで一安心という事になった訳です。

確かにそれは素晴らしい事だったと思うのですが、しかし待ってください、世の中が完全に平和になってしまったら、小説やドラマの題材探しは相当困る事になりそうですよね。世界中さがしても、軍や武器どころか争い事も、そしてスパイも無くなってしまう。

まぁ、もしそんな風に理想の世界が生まれたなら、作家達は、冷戦が終わる直前の、最も危険でオイシイ時代に題材を求めて、売れる本を書き続けるのでしょう。

ここで紹介する映画「アトミックブロンド(Atomic Blonde)」も、超シゲキ的だった20世紀終盤の、東西陣営がいがみあう最先端の場所に、超イケてる女スパイを放り込んでみた。という、エキサイティングな一本です。 【続きを読む】 “殺人許可証を持つ美女:映画「アトミックブロンド(Atomic Blonde)」について”

オトナ女子4人がサイコーの夏を満喫?:コメディ映画「Girls Trip」について

ええじゃないかっ、夏なんだからっ、大人なんだからっ!

さて、全国の中学・高校に通う不良の皆さん、ここで一つ、目からウロコな話をお聞かせいたしましょう。

それは、「大人はもともと、自分のご都合主義で適当にルールやマナー違反をする生き物だ」、という事実です。

本質がそうですから、君たちを枠にはめようとガミガミ言うくせに、自分らでは平気でルールを破っているっ、なんて反発するのも、あんまり意味の無い事です。

ですので、、大人なんてみんな嘘つきだっ、と、怒ったり悩んだり苦しんだりする必要は、君たちにはもう無くなった訳ですね。

なんと言っても、オトナっていうのはそういう小ズルい生き物なのですから。

まぁ、そういった大人のご都合主義が通用しているのも、彼らが、世の中の酸いも甘いも一通り知っていて、分別がある人達だと認められているから。そこが、少年少女との大きな差なんですね。

さて、ここでご紹介する映画「Girls Trip」の中心にいる4人の女性達も、そんな風に大人らしいハメの外し方を知っている人達・・・な、はずなのですが、ちょっと怪しい感じもします。 【続きを読む】 “オトナ女子4人がサイコーの夏を満喫?:コメディ映画「Girls Trip」について”

娯楽映画を超えた壮絶な撤収作戦:映画「ダンケルク(Dunkirk)」について

真実の物語は、あくまでも誠実に見つめよう

クリストファー・ノーランが監督したという事で、ともするとバトルアクション娯楽大作、みたいなものを期待したくなるのが、この「ダンケルク(Dunkirk)」かもしれません。

とは言え、1940年に、実際に、連合国軍とナチス・ドイツの間で展開した戦闘を描く以上、脚本上のお涙頂戴とか、VFXとワイヤーアクションてんこ盛りのオモシロ映像に成り得なかったのが、この一本でしょう。

と言う訳で、ある意味、お堅いというか冒頓とした語り口に描かれたのが、ここでの「ダンケルクの戦い」なんだそうです。 【続きを読む】 “娯楽映画を超えた壮絶な撤収作戦:映画「ダンケルク(Dunkirk)」について”

イケてないJKと血を吸う魔のボックス、ホラー映画「Wish Upon」について

誰かの幸運のカゲには、いつも血のイケニエが必要だ

何か良いものを手にいれるためには、別の何かを手放さなければならない・・・

そんな話を、聞いた事があるという人も多いはず。でも、手元に手放すべき物が何も無かったら、どうしましょう。そんな場合は、やっぱり幸運を願うのは無理なのでしょうか?

世の中には、純粋な利己主義によって、豊かな生活を享受している人も結構いますから、なんか旨い魔法のような手段があるのかもしれませんね。

いやいや、たとえばそれは、ここで紹介するホラー映画「Wish Upon」のヒロイン、クレアの手元に回ってきた薄気味悪いのと同じような方法なのかも。 【続きを読む】 “イケてないJKと血を吸う魔のボックス、ホラー映画「Wish Upon」について”

映画「猿の惑星: 聖戦記(グレート・ウォー)」:地上の支配を決める偉大なる大団円

人類、と、類人猿を分けるものとは?

いわゆる猿の類から、2足歩行を獲得してホモサピエンスが生まれる系譜には、未だに「ミッシングリンク」が存在するのだそうです。

つまり、どうやってヒトが生まれたかの問題は、まだまだ、しっかりした科学的確証が無く、謎の領域なんですね。

一部の人達は、古代にやってきた宇宙人が、地球上のおサルに生体実験をして知性を植え付け、ヒトが生まれた、と信じているでしょう。いや、ひょっとしたら、その頃地球を支配していた別の超文明が生み出した、脳を刺激するウィルスかなにかで突然変異を起こしたのかもしれません。

ま、色々と想像すると面白い話である事は確かです。そして、その面白いテーマは、「猿の惑星」という面白い映画シリーズの、いわば屋台骨。

この2017年夏休みに(米国)公開された、「猿の惑星: 聖戦記(War for the Planet of the Apes)」では、地球を猿の星にするための「グレートな戦争」が勃発しそうです。 【続きを読む】 “映画「猿の惑星: 聖戦記(グレート・ウォー)」:地上の支配を決める偉大なる大団円”

切ない死後の世界をゆくケイシー・アフレック:映画「A Ghost Story」について

肉体を奪われた後も永遠に鳴り響く思慕の残響

依然として、科学的に証明されていないとは言うものの、世界中のほぼ全ての文化圏で、おそらく数万件では効かないくらい、幽霊やゴーストの目撃談が有ります。ですので、そこに、何らかのモノが存在する事は認めざるをえないでしょう。

とはいえ、YouTubeにアップされる、それらの幽霊の姿の多くが、「サダコ」の焼き直しバージョンになっているのは、ちょっと安直すぎる気もします。

だいたい、あの姿は、幽霊としては間違いです。本当のゴーストというのは、この映画「A Ghost Story」に出てくるように、白いシーツに身を隠していないといけません。 【続きを読む】 “切ない死後の世界をゆくケイシー・アフレック:映画「A Ghost Story」について”

この夏行きたい、ハワイの「出ちゃう」スポット

〔お盆休みの旅行はどちらへ?〕

もちろん、多くの皆さんは今年の夏、お盆の休みに旅行の計画を立てていらっしゃることでしょう。中には、あなたと同じくハワイへ家族旅行に行くという方も、結構いるはずです。

えぇ?、でも、いまいち気持ちが盛り上がり切らない? あぁー、そうですか、分かりました、あなた無類の怪談マニアですものね。

んで、今年の夏は、他の怪談好き仲間と一緒に、近所の心霊スポット巡りをしまくるつもりだったんですね。そこへ、あの格安ハワイツアーが見つかってしまい、家族の間であれよあれよと言うまに旅行計画が成立してしまった、と。

でも、そんなに白けないでくださいよ。家族はあれほど楽しみにしてるんですからね、今度のハワイ行き^^。それに、、、、ハワイにだってたくさん有りますよ。

俗に言う、いわくつきの場所が・・・。

今回は、ハワイっつってもビーチとお買い物の往復だけじゃ退屈だ、と言うあなたのために、「えんたほ特別篇」として、ハワイの有名な心霊スポットをいくつかご紹介です。

まぁ、この方面がお好きな方だけ、ちょっとしたお遊びがてらに気楽にお読みください。 【続きを読む】 “この夏行きたい、ハワイの「出ちゃう」スポット”

映画「スパイダーマン:ホームカミング(Spider-Man: Homecoming)」について

無限に前進し続けるマーベル・ヒーロー宇宙の最新形態

唐突な話ですが、オーショウのギョーザが、ある日全面リニューアルして、中身の具材をぜんぶベジタリアン用に変更したら、ある程度以上の客足が遠のく事は必然でしょう。

国の上の方の偉い人は、「日本も事業革新で成長だぁ」なんて掛け声ばかりかけているようですが、実際、革新なんて起こさない方が良いという商売のほうが、はるかに多いんだと思います。

とは言え、それも、「周囲の空気を読む」事が国家資格になりそうな、日本と言う独特な国でのお話。アメリカ、というより、ハリウッドでは事情が真逆のようです。

何と言ってもあちらでは、差し替え、着せ替え、塗り替え、作り替えに対する気おくれこそがタブー。収益の最大化のために合法な事なら何でもアリです。

さて、そんな2017年の夏、米国映画でも格段に収益力があるビジネスモデル、「マーベル系ヒーローアクション映画」の中に、とても素敵なレシピ変更がありました。

そう、この映画「スパイダーマン:ホームカミング(Spider-Man: Homecoming)」の舞台構成が、再び一新されたんです。

シリーズ6作目となる今回、初めてマーベルプロダクションが制作の手綱を引いたという事も、マニアの人にとっては大きな意味があるのでしょう。

さらに、ピーター・パーカー役には、新たに、トム・ホランド(「わたしは生きていける」、「ウィンターストーム 雪山の悪夢」)を迎えて、そのストーリーは、彼がクモに噛まれてから、スーパーヒーローになってゆくナイーブな段階を、もう一度、語りなおすという趣向になっているそうです。

ピーターという新しい材料を「アベンジャーズ鍋」に追加するため、ロバート・ダウニー・Jr演じるトニー・スターク(のアイアンマン)という出汁も効かせて、これまた、お盆の時期にぴったりの、贅沢なアクション巨編となったはず。

ヒーロー映画に必須の悪者役には、名優マイケル・キートンを起用、映画全体をきりっと引き締めているというのも、映画ファンには嬉しいところでしょうか。 【続きを読む】 “映画「スパイダーマン:ホームカミング(Spider-Man: Homecoming)」について”

愛娘のためなら違反もするさ:映画「The House」について

普通の夫婦がヤバい仕事に手を!?、21世紀的、大人のドタバタコメディ

「罪を憎んで人を憎まず」、なんて言葉がございます。

表面だけを理解しようとすると、ナンセンスにも聞こえる言い回しですよね。でもまぁ、どんな罪人にも、そうなってしまうには、それなりのちゃんとした理由がある、そこを汲んでやろうじゃないか、という意味なのでしょう。

この映画「The House」で主役となっている、スコット(ウィル・フェレル)とケイト(エイミー・ポーラー)の御夫婦が、ちょっとだけ法律を無視した仕事でお金儲けを始めたのも、実は、愛娘への愛情があるからこそだったのです。

お2人と、その娘さんであるアレックス(ライアン・シンプキンズ)は、郊外にあるフォックスメドーと言う名の閑静な住宅地に住んでいます。 【続きを読む】 “愛娘のためなら違反もするさ:映画「The House」について”

映画「怪盗グルーのミニオン大脱走(Despicable Me 3)」について

あの、‘見下げた(despicable)男’、が帰ってきたっ!

主役の声を演じているスティーヴ・カレルが、今度は一人二役に挑戦するという、「怪盗グルー」シリーズ最新作が、この映画「怪盗グルーのミニオン大脱走(Despicable Me 3)」です。

今のグルーは、あの女性諜報部員ルーシー(クリステン・ウィグ)と結婚し、悪い奴らを討伐する特殊隊員として働いているので、本当は、怪盗、なんて呼んではいけません。

そんなグルーは、3人の養子を育てる良き父親でもあり、家族の幸せのためにせっせと働いています。ですが、そこにちょっと問題が発生です・・・

あらすじ

ルーシーとグルーは、最近、世を荒らしまわっている新手の盗賊、バルサザール・ブラット(トレイ・パーカー)を捉える任務を与えられました。しかし、すったもんだの大騒動を繰り広げた挙句そいつを取り逃がした上、あの「ピンクの巨大ダイヤモンド」までも盗まれてしまったのです。

それで、特殊隊員の仕事をクビになってしまった二人。

そんな折、グルーに生き別れとなった双子の兄弟が居るという、驚きの知らせが届きます。そんな人が存在したなんて、当のグルーも聞いたことありません。

しかしまぁ、とりあえず、その人物の住む土地へと向かうグルー達。

その兄弟、名前はドルー(スティーヴ・カレル)といいます。実際に会ってみると、グルーよりずっと愛想も良く、収入も良く、それで髪の毛もふさふさした男性でした。グルーと違い、見た所すべてを手に入れた感のある成功者が彼。

なのですが、実はこのドルーにも、グルーに対してのコンプレックスがありました。それは、グルーが誇る悪者としての評判だと言うのです。2人で、怪盗の一族を復興しようなんて持ちかけてくる彼。でも、グルーにとって今一番大切なのは、3人の子供達と妻だけです。

最初は、泥棒に戻る事を拒否していたグルーですが、なんやかんやの内に説得され、バルサザールが奪っていったピンクダイヤモンドを取り返す、という条件で怪盗稼業に戻る事を決めます。

グルーにドルー、そして、あのミニオンズも加わった、超ドタバタのダイヤ奪還作戦の火ぶたが切って落とされました。はたして、グルーの家庭生活はどうなってしまうのか・・・ 【続きを読む】 “映画「怪盗グルーのミニオン大脱走(Despicable Me 3)」について”

新世代クライムアクション:映画「ベイビー・ドライバー(Baby Driver)」について

その若者、暴走させたら凄いんです!

最近、自動車を突っ走らせる映像が結構CMに使われるようになっていて、それはちょっとした驚きでもあります。

若者が、凄い勢いで自動車ばなれしているそうで、クルマ業界には並々ならぬ危機感もあるのでしょうし、同時に、その方面の雇用を守るためにはやむなし、と、CMの放映について某社会教育団体も黙認してくれいているのかもしれませんね。

どちらにしても、映画の中のカースタントという点では、未だにハリウッドにはかなわない日本です。そんなジャンルに再び新風を吹き込むかもしれないのが、エドガー・ライト監督最新作である「ベイビー・ドライバー(Baby Driver)」です。

そのストーリーの中心に居るのが、常にイヤフォンの音楽を絶やさない20代の若者、ベイビー(アンセル・エルゴート)。 【続きを読む】 “新世代クライムアクション:映画「ベイビー・ドライバー(Baby Driver)」について”

格差と偏見そして恋愛コメディ:映画「The Big Sick」について

〔独特なタッチで語る格差社会の異文化恋愛模様〕

格差社会の問題が世界中でブームになった切っ掛けは、米国で始まった、例の「オキュパイ・ムーブメント」だった気がします。

まぁあれは、「世の中の富の4割だか5割だかを、全人口の1%が握ってるのはズルい、、、」というアジテーション運動です。同じものが、日本でも少しは行われたかもしれません。でも、アメリカの場合は世界から移民を受け入れ続けて、彼らが活躍できるようにそれなりな「自由」を用意しているでしょうから、日本人が観ている格差社会とは、また違う風合いがあるのかも。

例えば「Uber」みたいなビジネスを発展させられるのも、自由を縛る法的規制が少ないからでしょう。

この映画、映画「The Big Sick」の主役である、パキスタン系アメリカ人の男性、クメイル(クメイル・ナンジアニ)も、シカゴの街のウーバードライバーとして、なんとか生計を立ている一人。

しかし、彼にはしっかりとした目標と夢があります。それは、スタンドアップコメディアンとして成功する事。実際、お客を前にステージに立って、笑いの腕前を磨き続けているんです。

彼の家族は、パキスタンの保守的な文化を守る人々。だから、クメイルをパキスタン系の女性と結婚させようとしています。クメイルは、そんな家族の気持ちをくみつつも、外で自分好みの女性を見つけてはデートを重ねたりしています。

そんな彼に、人生を変える出会いが訪れたのは、とある日のライブの後。そこで知り合った女性、エミリー(ゾーイ・カザン)と意気投合したのです。2人は、すぐに深い関係になりました。

一度はうまく行きそうに見えた2人の仲。でも、クメイルが自分の事を家族に話せずにいると知ったエミリーは深く傷ついてしまい、彼の下を去ろうとします。そして、事態はもっと深刻な方向へ向かいました。

なんとエミリーが突然入院、意識さえない昏睡状態へ陥ったのです。

もちろん、エミリーが心配でたまらないクメイルですが、同時に、彼女の家族へこの事を連絡するという、難しい仕事も降りかかってきます。

一報を受け、シカゴへと駆けつけたエミリーの両親(ホリー・ハンター、レイ・ロマーノ)が、娘と親しそうにしているイスラム教徒らしき男性に、いぶかしげな視線を投げた事は、言うまでもないでしょう。

果たして、エミリーの意識は回復するのでしょうか? もし、そうなったとしても、2人の関係について、双方の家族を納得させる事など、クメイルに出来るのでしょうか? 【続きを読む】 “格差と偏見そして恋愛コメディ:映画「The Big Sick」について”

ケイト・マーラと軍用犬の絆、新作映画「Megan Leavey」について

イラクで多くの兵士を助けたワンちゃんの実話

大きな災害の直後などに、よく、活躍する姿が見られる、救助犬。

こういった現場に彼らを送り込むのには、犬としての鋭敏な感覚に頼む、という理由もございましょうが、正直な所は、ヒトが入り込むのにははばかられる危険なポイントへと、身代わりに入ってもらうという意味が大きいのだろうと思います。

そんな意味でいうと、合衆国海兵隊が所有するK9ユニットは、危険な現場を引き受ける犬達としては精鋭中の精鋭と言えます。なんと言っても、人間の世界で最もヤバい領域へと派遣され、兵隊達のために働くのです。

人間には出来ない仕事を、体を張って引き受ける彼らは、まさに本物のソルジャーなのです。

さて、今回ご紹介する、映画「Megan Leavey」では、そんな、世界でも最も危険で厳しい現場で培われた、一人の女性兵士と一頭の軍用犬の絆が描かれて行くそうです。 【続きを読む】 “ケイト・マーラと軍用犬の絆、新作映画「Megan Leavey」について”

天才児とその母が体験するスリル:新作映画「Book of Henry」について

〔ナオミ・ワッツ主演でユニークな展開が売りの物語、その概要(あらすじ)は?〕

毎度のことながら、アメリカ映画には特別な人ばかりが登場します。

特別に優れた人、特別に普通な人、時には特別にひどい人も。

この新作映画「Book of Henry」も、ある意味でそんなテンプレートを出発点にしている一本かもしれません。 【続きを読む】 “天才児とその母が体験するスリル:新作映画「Book of Henry」について”

これからやって来る、ヤバそうな内容の映画3選

以前の様に、色々いっぱい調べて記事をでっち上げる事が難しくなってきたので、しばらくの間は手抜き更新をしてゆこうと思います。

まっ、僕以外の人にはまったく関係ないコトだと思いますけど。とにかく、適当に見繕ったハリウッド新作映画を3つほどどうぞ。

〔宇宙では、パラダイスなんてあり得ない〕

リドリー・スコット監督のエイリアンシリーズ最新作、「Alien: Covenant」が2017年の9月に日本上陸する予定です。

出演は、マイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーターストンなど。

今回も人類は、行かなくて良い深宇宙へとデカい宇宙船でもって乗り込んで、着陸しなくてもいいのによその惑星に足を踏み入れ、挙句の果てに変な卵を見つけてから、不用意にも上から覗き込んでしまいます・・・。

題名の‟Covenant”は、その格好良い宇宙船の名前だそうで、彼らの目的は人類が住み着く植民惑星を見つける事。でも辿り着いたパラダイスは、実は、抜け出られない怪物の蟻地獄みたいなところです。

果たして、何人が生き残れるんですかねぇ。 【続きを読む】 “これからやって来る、ヤバそうな内容の映画3選”

ホラー・コメディ映画「Get Out」について

〔カノジョの両親に取り入るのは難しい・・・〕

人間関係は、未知の化学反応みたいなものですから、それこそ、どの人間と人間が仲良くなるかについて、先んじて予測する事なんて無理です。

ましては、それが男女の中だったら、さらに摩訶不思議な現象が起こり得ます。それで、例えば娘が実家から遠方の土地で知り合った男子を連れて帰省してくる、なんてなると、親御さんへのプレッシャーは半端ないものになるのでしょう。

この映画「Get Out」は、そんなシチュエーションをもっと歪ませて描いたような、コミカル=ホラーなのだそうです。

その中心に居るのは、写真家として生計を立てているクリス(ダニエル・カルーヤ)と、そのガールフレンド、ローズ(アリソン・ウィリアムズ)のカップル。今2人は、カノジョの実家を訪れるために移動中です。

もちろん、クリスは緊張気味。だけれどもそこには、彼女の両親に合うというだけでない、もう一つ別の事情もありました。クリスは黒人男性、ローズは白人女性という組み合わせの事です。

さて、そうこうする内に、彼女の家に辿り着いた2人。待ち受けていた父親ディーン(ブラッドリー・ウィットフォード)と母親のミッシー(キャサリン・キーナー)は、クリスをハグ責めにする勢いで歓迎してくれ、招き入れてくれました。

クリスは愛娘のカレシですから、その場の雰囲気にぎこちなさがにじみ出るのも当然。ただ、出てくる話は「もし出来たなら、次もオバマに投票したさ」、とか、「タイガー・ウッズの大ファンなんだ」、とか。ローズの家族には、どうも人種の事を意識しすぎな感じがあります。

そしてもっと気になるのが、この家の庭師と料理人として働いているアフリカ系アメリカ人の2人、ウォルター(マーカス・ヘンダーソン)とジョージナ(ベッティー・ガブリエル)の態度。

もちろん、2人はただの使用人なのですが、なんというか、表情が無いというか冷たいというか・・・。それでクリスは、内心、不穏なムードを感じ取ったかもしれません。

それで、その悪い予感が現実となり出したのは、精神科医であるというミッシーが、クリスに催眠術をかけたいとか言い出した時です。・・・変ですよねぇ、初対面に等しい人にそんな事するなんて・・・

実は本当は、クリスが心配すべきだったのは、ローズの両親と上手くやれるかなんて事ではなかったんです。そこには、もっと恐ろしい、そして血なまぐさい運命が待ち構えていたのでした。 【続きを読む】 “ホラー・コメディ映画「Get Out」について”

スリラー映画「スプリット(Split)」について

心の傷が生み出す不穏な‘チカラ’のストーリー

ホラーやスリラー映画なんてのは、本質的にエクスプロイテーション、つまり搾取なんです。

そして同時に、若手女優の登竜門。彼女達が業界でグレードアップしてゆくための足掛かりでもありますよね。美形のお姉さんが、異常なゴーストやら犯人やらに虐められる様子は、恐怖映画としてはお約束要素です。

まぁ、そう言った業界の事情自体も、若者のやる気に乗じた搾取だと言えなくもないです。そして、単純な娯楽映画であっても脚本とか演出が上手くいった作品には、映画の歴史に名を残す一本に成り得るのもまた事実。

さて、「ハリウッドの鬼才」と称されるM・ナイト・シャマランが、満を持するようにして放つ最新サイコスリラー、この映画「スプリット(Split)」は、業界においてどの位の地位を得る事が出来るのでしょうか。

とりあえず、ここで「恐怖もの映画」にその身を捧げてくれたのが、クレア(ヘイリー・ル・リチャードソン)、マルシア(ジェシカ・スラ)、そしてケイシー(アニャ・テイラー=ジョイ)ら3人の女子達です。

なんと3人は、とある駐車場で異常に非常識な男に襲われ、変なスプレーで意識を奪われたあげく拉致されてしまいます。

気が付くと、気味の悪い地下室のような部屋に監禁されていたケイシー達。そこには窓は無く、妙に綺麗なバスルームだけが備わっています。そしてしばらくすると、ケヴィン(ジェームズ・マカヴォイ)という男が姿を現しました。どうやら、この人物が誘拐犯らしい。

見た所出口の無い地下室から、なんとか脱出方法を見出そうとあがく3人の女の子達。そんな中、ドアのカギ穴を除いたところ、一人の女性が居る事に気づきました。大声で助けをもとめる3人。

しかし、ドアを開けて入ってきたその人を見た3人は、再び驚愕。なんとそれは女装をしたケヴィンなのです。

いや、正確に言うと、その人間はパトリシアという女性、の人格に切り替わったケヴィン。そう彼は、解離性同一性障害、つまり多重人格だったのです。ケヴィンやパトリシアを含めて、23人の人格を持つのがこの男性、、、。

その人格の中には、3人の被害者達に同情的な態度を見せる者もいます。それを糸口に、なんとか脱出をしようとするケイシー達ですが、事態はだんだん混沌としてゆきます。

ただ、ケイシーだけは、この男性の事を他の2人とはちょっと違う見方でみているようにも伺えます。実は、彼女の心にも過去にまつわる大きなトラウマがあるようです・・・ 【続きを読む】 “スリラー映画「スプリット(Split)」について”

映画「ドリーム(Hidden Figures)」について

除外しようとしても無理だった、リケジョ達の才能

まぁ、だいたい、リケジョなんて言葉が有る時点で男女差別なんですよね。

考えてみれば、どんな場所、どんな時代でも、ある程度は差別的な考えが存在するのが、この人間の社会というものです。それが、時代と共にゆっくり是正されて行くのなら、それはそれで良いという事でしょう。

でも場合によると、その差別が理由となって、貴重な人的資源を無駄にしたり、世の中から抹殺していたりもする訳で、それはそれで国の発展のためには大きなマイナスです。

1960年代のアメリカ。アフリカ系米国人には、まだ公民権が与えられていない頃の話。ある日の事、バージニア州の田舎道で故障のために止まってしまっている自動車が一台ありました。

中に乗っていたのは、キャサリン・ジョンソン(タラジ・P・ヘンソン)、ドロシー・ヴォーン(オクタヴィア・スペンサー)、メアリー・ジャクソン(ジャネール・モネイ)ら3人の女性達。みなさんアフリカ系アメリカ人で、この映画「ドリーム(Hidden Figures)」の主役のトリオです。

実はこの3人、あのNASAの職員であり、その職名は「コンピュータ」。プログラマーじゃありません、自身の頭脳を使って高度な数式を解くためのスペシャリストが彼女達なんです。

この日。3人が、警察官にNASAのIDを見せたところ、パトカーで車を職場までけん引してもらったりして、その時のアフリカ系女性としては、これも奇跡といってよい体験でありました。

さて、時は冷戦の絶頂期。ソビエト連邦と合衆国は、敵より先に宇宙空間を我が物とするべく開発競争にしのぎを削っています。そして、有人宇宙飛行ではソ連に先を越された米国は、一日も早く人間による軌道上の飛行を成功させなければいけない、大きなプレッシャーにさらされています。

もちろん、宇宙船の飛行を成功させるためには、事前に長大な数学的計算や解析が必要です。まだ、アップルコンピュータだって無い時代には、その計算を人の頭脳が行っていたんです。

そんな訳で、抜群な数学の才能を買われてNASAに入ったのが、キャサリン達でした。

でも、やはり忘れちゃいけないのが、これが1960年代の話だという事。他の白人男性が苦労している数式を、すらすら解いてしまう程のキャサリン達も、職場での露骨な人種差別でいろいろ邪魔をされます。

一方、NASAのプロジェクトリーダーである、アル・ハリソン(ケビン・コスナー)には、一秒でも早く宇宙飛行士ジョン・グレン(グレン・パウエル)を宇宙空間へ送り出さなければならない、その重圧がのしかかっています。

そして、そんなアルの下に配属されてきたのが、数字については天才的な能力を発揮する、キャサリンでした。もちろんすぐに彼女は、自身の才能を発揮し始めます。

ここに、たぐいまれな才能に恵まれ、差別にも負けないガッツのある女性達に助けられ、米国の威信をかけた遠大なるプロジェクトが幕を開けました。はたしてその結末やいかに・・・ 【続きを読む】 “映画「ドリーム(Hidden Figures)」について”

えんたほ流レビュー:クロース・エンカウンター 第4種接近遭遇(Hangar 10)

その森、レンデルシャムの森、、、ヤバい森

右から読んでも左から読んでも、UFO事件をモチーフにした事が分かりすぎる程に明確な邦題を与えられたのが、この映画「クロース・エンカウンター 第4種接近遭遇(Hangar 10)」です。

そして、昨今のスリラー系作品が手っ取り早くマネタイズするために、よく取り入れる「疑似ドキュメンタリー」形式で作られた一本がこれ。まぁ、ファンタジーを描く時に製作者が一番苦労しそうな、信憑性、という要素が簡単に実現できてしまうので、便利な映画形式でもありますね。

そんな、フェイク・リアリティの雰囲気にドキドキしたいと思う向きには、おすすめな一本なのかもしれません。

とは言え、今までこの分野を築きあげてきたレジェンド級の作品と比べてしまうのは、ちょっと気の毒な感じの小物な映画でもあります。 【続きを読む】 “えんたほ流レビュー:クロース・エンカウンター 第4種接近遭遇(Hangar 10)”

宇宙で2人だけのロマンス?:SF映画「パッセンジャー(Passengers)」について

スペースぼっち、には耐えらないっ、、、どうしよう?

あなたに彼氏・彼女が出来ないのは、相手を選び過ぎているからです。

年齢や人種を問わなければ、この惑星上には70億人も人間が居る訳で、いわば恋の相手は選び放題。そんな状況が、逆にあなたの目をくぐもらせているんですね。

まぁ、小説とか映画の中だと必ず運命の相手が設定されていて、大恋愛に発展するのですが、そんな事を見聞きし過ぎているために、変な欲が出てしまうのかもしれません。

今回、この映画「Passengers」の中で、その遠大なる運命を背負わされたのは、一人の機械技術者ジム・プレストン(クリス・プラット)さんです。彼が居るのは巨大宇宙船「アバロン」の船内。つい昨日まで、人工冬眠ポッドの中で深い眠りについていました。

「アバロン」は、5000人の乗客を彼方の惑星「ホームステッド2」へと運ぶ移民船。120年に及ぶ航行期間のあいだ、人々はポッドの中で休眠状態に置かれて寿命を延長されています

でも、ジムは、目覚めさせられた直後に重大な点に気が付きました。なんと、意識を取り戻したのは彼のみ、他の乗客やクルーは未だに深い眠りの中なのです。そう、宇宙船のシステムに何かトラブルが発生して、ジムだけが予定より90年も早く覚醒してしまったのです。

とは言え、この船の中には生きて行くための環境は整っていて、食料も酒も食い放題・飲み放題。足らないのは、彼の気持ちに応えてくれる人間のパートナーのみ。

しばらく、自堕落に過ごしていたジムですが、冬眠する人々を観察するうち一人の女性に視線を奪われます。彼女は、ニューヨーク出身の作家、オーロラ・レイン(ジェニファー・ローレンス)さん。

その姿を見るうちに、孤独なジムは彼女の人口冬眠を解除したい衝動を抑えきれなくなってしまいます。そしてとうとう、オーロラを覚醒してしまうジム。

今、巨大で快適な宇宙船の中にそれぞれ魅力的な男女が2人だけ。そこに恋愛が生まれない訳もございません。お約束通りに関係を深めるジムとオーロラ。

いつまでも続いて欲しいこの状態、なのですが、これまたお約束通り、「アバロン」のシステム深くに進行する重大なトラブルが顕在化するのに、さほどの時間も必要ありませんでした。

はたして、ジムとオーロラの運命はいかに、2人の恋愛はこの危機を乗り越え、人口冬眠を再起動し、90年先にある新天地で幸せを掴めるのでしょうか・・・ 【続きを読む】 “宇宙で2人だけのロマンス?:SF映画「パッセンジャー(Passengers)」について”

SciFi映画「メッセージ(Arrival)」(2016年)について

絶対解けない宇宙の謎にエイミー・アダムスが挑む!

自由主義国家に住む僕たちの生活は、法的に自由が保障されているようでいて、じつは現実という枠の中に強く拘束されています。

今日、新しい人と出会って(仮に)恋に落ちる、そんな自由だって僕には認められているはずなのですが、実際の毎日では、相も変わらない顔ぶれと新鮮味のない言葉のやり取りを続けるだけ。

僕らの世界って、本当はとても狭いのです。

でも、このエイリアン系のSciFi映画「メッセージ(Arrival)」で主役を務める、ルイス(エイミー・アダムス)さんの日常は、彼女が突如アメリカ軍に招かれた時に大きく変わります。

その時、世界中12ヶ所の地点に、地球外から謎の物体が効果、言語学者であるルイスは彼らとのコミュニケーションの役を任されたのです。

モンタナの郊外へと向かったルイスさんは、理論物理学者のイアン(ジェレミー・レナー)さんや、ウェバー大佐(フォレスト・ウィテカー)らで構成されるスペシャリストチームに入ります。そして、彼女が見上げる先には、半月型をしたダークグレイのUFOが音もたてずに浮かんでいたんです。

未知なるものとの接近遭遇に、心底おびえながら、チームの一員としてUFOの内部へ侵入するルイス。明らかに高度な知性と文明をもったエイリアン達と会いますが、彼らの言語は、およそ言葉とは思えないような音と、文字とは思えない記号のようなもので構成されています。

それでも、ゆっくりと解読をすすめ、おぼろげながらエイリアン言語を理解してゆくルイス。しかし、この地球外からの訪問者に、彼女とは真逆のアプローチで対処する人々も、この地球にはたくさんいました。彼らにとっては、このUFOは侵略の脅威を意味するものでしかなかったのです。

彼らは、武力でエイリアンの排除をしようとします。しかし、超文明を持つエイリアンとまともにやりあって、人間が戦いに勝てるのでしょうか?

世界中で対エイリアン戦争の準備が進められる中、いま、地球の未来はルイスの言語解読が成功するか否かだけに託されたようです。はたして彼女は、この未知な言語を通じてエイリアンと通じ合い、地球の未来を救う事ができるのでしょうか・・・ 【続きを読む】 “SciFi映画「メッセージ(Arrival)」(2016年)について”

えんたほ流レビュー:残穢【ざんえ】 引っ越し先の家賃にはご注意を

〔ホントでなくてもコワいハナシ・・・〕

僕スレ太は、ほぼほぼ、ホラーかSciFiかスリラー映画しかみないんです。だから、ホラー中心に世の中が回るハロウィンシーズンは、僕にとっては凄くうれしい時期だとも言えます。

今年2017年のこの時期、運よく「残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―」ていうJホラーが借りれました。でも、どこで生まれてどんなお話なのかも、誰が出ているのかも、ほとんど知らない状態からの鑑賞です。

んで、結論を言うと、想定外に面白くて良い出来でした^^。 【続きを読む】 “えんたほ流レビュー:残穢【ざんえ】 引っ越し先の家賃にはご注意を”