魔人形誕生の悪夢:映画「アナベル 死霊人形の誕生(Annabelle: Creation)」について

ほら、デーモンはすぐそこ、あなたの隣に・・・

ここに、いくつかの真理があります。

まず1つめは、あなたが敵がい心を持たなければ、あなたを攻撃してくる者も現れない、という真理。

2つめは、互いに心を開いて信じあえば、必ずそこに幸福が訪れる、という真理。

3つめは、あなたが純粋に愛すれば、相手も清い愛で応えてくれる、という真理。

4つめは、でも、そんな誠実さや愛情につけ込んでくる悪者もいて、目に見えない存在であるそいつは、時に、常識を超えた事を引き起こすパワーすら発揮する、という真理。

そして5つめは、、、その悪意の持主は、子供が好みそうな人形に憑りつくという真理。

有名な心霊研究家であるエドとロレインのウォーレン夫妻によれば、その憑りつくモノは「悪魔」と呼ばれる存在なのだそうです。そしてそいつは、人形を利用して子供に近づき、その子の命と魂を食い物にしようと狙っているのです。

そんな、「祟りの人形」の中でも世界一コワいと噂なのが、今はコネチカット州の郊外に厳重に安置されている、アナベル。

この映画「アナベル 死霊人形の誕生(Annabelle: Creation)」は、その人形の呪いに最初に触れた、いたいけな少女の恐怖体験を描くものです。 【続きを読む】 “魔人形誕生の悪夢:映画「アナベル 死霊人形の誕生(Annabelle: Creation)」について”

マジで触れてはいけない、呪いの人形アナベル

幽霊や妖怪よりヒトの方が怖い、とは申しますが・・・

写真:魔物を呼び出す儀式の図
古い儀式
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現実的にヤバくて、怖い人間は多々いるとは言っても、心霊的な意味でなら、やっぱり人形が怖い、と、おっしゃる方は少なくないでしょう。

何故、あれが不気味かと言うと、人を思わせる形をしているくせに、絶対に動くはずの無い物だから。それがもし、自分で動いたりしたら恐ろしい、なんて事を想像させるからです。

更には、それがヒト形である以上、死してなお彷徨える魂が、そこの中に乗り移りやすいという理屈も、なぜだか真実味を帯びて感じられてしまうからですよね。

と、言う訳で、洋の東西を問わず、人形にまつわる怪奇なストーリーはたくさん語られてきました。

そんなお話の代表としては、目下のところの東の横綱は「稲川淳二の生き人形」、それに対抗すると思しき西の横綱が、「ウォーレン・オカルト・ミュージアムに所蔵される、アナベル」なのです・・・ 【続きを読む】 “マジで触れてはいけない、呪いの人形アナベル”

ポルターガイストが、映っちゃった

ゴーストはだいたいキッチンがお好き!?

劇場用映画だと、最低でも90分間を埋めるエピソードを脚本の上で用意しなければならず、時々それに苦労している作品も見受けられたりします。

さらに、今どきのスリラー系映画は、凝った筋書きの上のツイストと謎の解き明かしがないと、観客の評価を得られないので、そのネタを発想し続けるのも大変そうです。 【続きを読む】 “ポルターガイストが、映っちゃった”

イケてないJKと血を吸う魔のボックス、ホラー映画「Wish Upon」について

誰かの幸運のカゲには、いつも血のイケニエが必要だ

何か良いものを手にいれるためには、別の何かを手放さなければならない・・・

そんな話を、聞いた事があるという人も多いはず。でも、手元に手放すべき物が何も無かったら、どうしましょう。そんな場合は、やっぱり幸運を願うのは無理なのでしょうか?

世の中には、純粋な利己主義によって、豊かな生活を享受している人も結構いますから、なんか旨い魔法のような手段があるのかもしれませんね。

いやいや、たとえばそれは、ここで紹介するホラー映画「Wish Upon」のヒロイン、クレアの手元に回ってきた薄気味悪いのと同じような方法なのかも。 【続きを読む】 “イケてないJKと血を吸う魔のボックス、ホラー映画「Wish Upon」について”

この夏行きたい、ハワイの「出ちゃう」スポット

〔お盆休みの旅行はどちらへ?〕

もちろん、多くの皆さんは今年の夏、お盆の休みに旅行の計画を立てていらっしゃることでしょう。中には、あなたと同じくハワイへ家族旅行に行くという方も、結構いるはずです。

えぇ?、でも、いまいち気持ちが盛り上がり切らない? あぁー、そうですか、分かりました、あなた無類の怪談マニアですものね。

んで、今年の夏は、他の怪談好き仲間と一緒に、近所の心霊スポット巡りをしまくるつもりだったんですね。そこへ、あの格安ハワイツアーが見つかってしまい、家族の間であれよあれよと言うまに旅行計画が成立してしまった、と。

でも、そんなに白けないでくださいよ。家族はあれほど楽しみにしてるんですからね、今度のハワイ行き^^。それに、、、、ハワイにだってたくさん有りますよ。

俗に言う、いわくつきの場所が・・・。

今回は、ハワイっつってもビーチとお買い物の往復だけじゃ退屈だ、と言うあなたのために、「えんたほ特別篇」として、ハワイの有名な心霊スポットをいくつかご紹介です。

まぁ、この方面がお好きな方だけ、ちょっとしたお遊びがてらに気楽にお読みください。 【続きを読む】 “この夏行きたい、ハワイの「出ちゃう」スポット”

これからやって来る、ヤバそうな内容の映画3選

以前の様に、色々いっぱい調べて記事をでっち上げる事が難しくなってきたので、しばらくの間は手抜き更新をしてゆこうと思います。

まっ、僕以外の人にはまったく関係ないコトだと思いますけど。とにかく、適当に見繕ったハリウッド新作映画を3つほどどうぞ。

〔宇宙では、パラダイスなんてあり得ない〕

リドリー・スコット監督のエイリアンシリーズ最新作、「Alien: Covenant」が2017年の9月に日本上陸する予定です。

出演は、マイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーターストンなど。

今回も人類は、行かなくて良い深宇宙へとデカい宇宙船でもって乗り込んで、着陸しなくてもいいのによその惑星に足を踏み入れ、挙句の果てに変な卵を見つけてから、不用意にも上から覗き込んでしまいます・・・。

題名の‟Covenant”は、その格好良い宇宙船の名前だそうで、彼らの目的は人類が住み着く植民惑星を見つける事。でも辿り着いたパラダイスは、実は、抜け出られない怪物の蟻地獄みたいなところです。

果たして、何人が生き残れるんですかねぇ。 【続きを読む】 “これからやって来る、ヤバそうな内容の映画3選”

ホラー・コメディ映画「Get Out」について

〔カノジョの両親に取り入るのは難しい・・・〕

人間関係は、未知の化学反応みたいなものですから、それこそ、どの人間と人間が仲良くなるかについて、先んじて予測する事なんて無理です。

ましては、それが男女の中だったら、さらに摩訶不思議な現象が起こり得ます。それで、例えば娘が実家から遠方の土地で知り合った男子を連れて帰省してくる、なんてなると、親御さんへのプレッシャーは半端ないものになるのでしょう。

この映画「Get Out」は、そんなシチュエーションをもっと歪ませて描いたような、コミカル=ホラーなのだそうです。

その中心に居るのは、写真家として生計を立てているクリス(ダニエル・カルーヤ)と、そのガールフレンド、ローズ(アリソン・ウィリアムズ)のカップル。今2人は、カノジョの実家を訪れるために移動中です。

もちろん、クリスは緊張気味。だけれどもそこには、彼女の両親に合うというだけでない、もう一つ別の事情もありました。クリスは黒人男性、ローズは白人女性という組み合わせの事です。

さて、そうこうする内に、彼女の家に辿り着いた2人。待ち受けていた父親ディーン(ブラッドリー・ウィットフォード)と母親のミッシー(キャサリン・キーナー)は、クリスをハグ責めにする勢いで歓迎してくれ、招き入れてくれました。

クリスは愛娘のカレシですから、その場の雰囲気にぎこちなさがにじみ出るのも当然。ただ、出てくる話は「もし出来たなら、次もオバマに投票したさ」、とか、「タイガー・ウッズの大ファンなんだ」、とか。ローズの家族には、どうも人種の事を意識しすぎな感じがあります。

そしてもっと気になるのが、この家の庭師と料理人として働いているアフリカ系アメリカ人の2人、ウォルター(マーカス・ヘンダーソン)とジョージナ(ベッティー・ガブリエル)の態度。

もちろん、2人はただの使用人なのですが、なんというか、表情が無いというか冷たいというか・・・。それでクリスは、内心、不穏なムードを感じ取ったかもしれません。

それで、その悪い予感が現実となり出したのは、精神科医であるというミッシーが、クリスに催眠術をかけたいとか言い出した時です。・・・変ですよねぇ、初対面に等しい人にそんな事するなんて・・・

実は本当は、クリスが心配すべきだったのは、ローズの両親と上手くやれるかなんて事ではなかったんです。そこには、もっと恐ろしい、そして血なまぐさい運命が待ち構えていたのでした。 【続きを読む】 “ホラー・コメディ映画「Get Out」について”

えんたほ流レビュー:残穢【ざんえ】 引っ越し先の家賃にはご注意を

〔ホントでなくてもコワいハナシ・・・〕

僕スレ太は、ほぼほぼ、ホラーかSciFiかスリラー映画しかみないんです。だから、ホラー中心に世の中が回るハロウィンシーズンは、僕にとっては凄くうれしい時期だとも言えます。

今年2017年のこの時期、運よく「残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―」ていうJホラーが借りれました。でも、どこで生まれてどんなお話なのかも、誰が出ているのかも、ほとんど知らない状態からの鑑賞です。

んで、結論を言うと、想定外に面白くて良い出来でした^^。 【続きを読む】 “えんたほ流レビュー:残穢【ざんえ】 引っ越し先の家賃にはご注意を”

映画「Clown」の前評判

〔顔を隠せば何でも出来る、その考えが落とし穴〕

人間というものは、匿名が確保されたり、何かに扮装して自分を隠ぺいしたりすると、おどろく程大胆になれるらしいです。

まぁ、僕みたいにコンプレックスが強いと、そんな大胆さも少しは加わってよいのかも、なんては思います。でも、元々が大胆、という人だったら、大胆の度が過ぎちゃいそうで怖いと言えばそうですよね。

この映画「Clown」の主人公、ケント(アンディー・パワーズ)さんは、大胆て言うより順当に不動産屋のお仕事をしています。彼の息子さんジャック(クリスチャン・ディステファノ)が、近々、誕生日を迎えるということで、何か、お楽しみの余興がないか思案中です。

今日は、売りに出た物件の確認にやってきたケントさん、色々と古いものが置いてある物置を物色し始めました。殆どは使い道なさそうなガラクタ同然のもの、でも、その中にちょっと面白そうなモノを発見です。

それは、クラウンの扮装に使うカツラやメイクの道具。誕生パーティーに、これを着てジャックの前に立ったら、さぞ喜ぶことでしょう。

と言う訳でケントさんは、この道具一式を拝借していったんです。それで、もちろん使いましたよ息子のお誕生日会にね。ただ、、、問題はその後。

全てがかたずいて、さぁ扮装を取ろうかなぁ、と思った彼なんですが、、、取れませんっ!、クラウンのカツラも丸い鼻のメイクも取れないんです。焦った彼は、奥さんのメグ(ローラ・アレン)を呼んで、ペンチで無理やり鼻の扮装をはがそうとしたんですが、それはもう、悲惨な結果に。

これ自体、有り得ない話ですよね。でも、問題はもっと深刻になって行きます。なんて言うか、ケントは自分が変な心理状態になってきた事に気づくんです。つまり、子供を見ると、殺害して肉を食べたいという気分が、日増しに強まるようなんです。

もう、お分かりですよね。あのクラウン、ただの扮装道具ではありません。古代のデーモンが憑りついた、恐ろしいクラウンだったのです。そして、ケントにはもう、そのデーモンを抑えきることが出来なくなりました。彼と彼の家族、そして周囲の子供達は、どうなっちゃうんでしょうか・・・。 【続きを読む】 “映画「Clown」の前評判”

映画「ダークネス(The Darkness)」の前評判

〔古い土地には必ず古い魔物が居るから・・・〕

お化けの話っていうのは、怖がらせるという目的を持ちつつ、絶対に分かりやすくないとダメでしょう。日本の怪談だって、最後には「あ~っ」と言わせるオチが必要で、あんまりツイストを聞かせても、聞いた人は、ちんぷんかんぷんになっちゃいます。

ハリウッドのお化けだと、どちらかと言うとその題名がシンプルになりがちかも。たとえば、この新作映画「The Darkness」なんかもそうですよね。さくっと決めちゃったようなこの題名の下、やっぱり心霊に脅かされるのは、そこらに有る普通の一家なんです。

その一家とは、ピーター(ケヴィン・ベーコン)とブロニー(ラダ・ミッチェル)夫妻、そして10代の娘さんステファニー(ルーシー・フライ)と小さな弟マイキー(デヴィッド・マズーズ)らの、テイラー一家です。

この前、親子はグランドキャニオンへ旅行しました。それから帰った後、なんだかマイキーの様子が変なんです。実は彼、自閉症の傾向があるんですけど、その問題とは別に、夜中に姿の見えない誰かとお話しをしたりしてるんですよね。

そうこうするうち、ステファニーの掛け布団に、夜中の間、だれかが真っ黒い手形をつけたりし始めます。

実は、マイキーは、グランドキャニオンで変な洞窟を発見していました。その内壁には、古代のものとも思しき不思議な絵がが描かれ、足元には面白い模様がほられた石が幾つか転がってたんです。んで、彼がした事と言えば、その石の一つを持ち帰る事だったのは、言うまでもないことです。

でも、その石こそ、古代の悪霊が閉じ込められた遺物だったんですけどね・・・。 【続きを読む】 “映画「ダークネス(The Darkness)」の前評判”

映画「ウィッチ(The Witch)」の前評判

〔古代の悪魔に森で憑りつかれた少女達〕

その接し方にもよりますが、日本だと神様が平気で人々に祟るんですよね。そんな様子は、キリスト教社会から見たら、神じゃなくて魔物だ、と映るのかもしれません。

現実世界のあれやこれや、全てが自分の腕力で動かせると自信の有る向きは、太古の超自然パワーなんか恐れたり頼ったりする必要も無いのですが、まぁ、最近増えた外国人観光客が、神前において失礼な態度をとって、よけいな祟りを自国へ持ち帰ったりしないように、お祈り申しあげます。

さて、その地の事情を知らない移住者がうかつな行動をして、古くから存在するパワーに当たっちゃう、というのは、ホラー映画としても面白い題材ですが、17世紀頃の北米へ移り住んだ家族達の上にも、何かの怖い事が起きたんだよ、というのが、この映画「ウィッチ(The Witch)」が語る実話ベースのストーリーらしいです。 【続きを読む】 “映画「ウィッチ(The Witch)」の前評判”

映画「高慢と偏見とゾンビ(Pride and Prejudice and Zombies)」の前評判

〔高慢と偏見だけで十分なのにっ、ゾンビっ!〕

僕らが、階級とか序列とかって言葉を聞くと、なんだかいつも楽しくない印象が浮かぶのは、人間の社会が封建的だった古い時代に発生した、多くの厭な事件の事を思い出すからかも知れませんね。

でも、制度的には残っていないとしても、この世の中が階級システムで出来ていて、それがあるからちゃんと機能しているというのも、一つの事実です。なにか一つの仕組みの内部には、ほぼ必ず高低の差が組み込まれていて、だからそれが働くためのエネルギーが利用できるんです。その意味で言えば、経済的格差が生まれるのも必然ではあるのでしょうね。

ただ、そのピラミッドみたいな階級構造も、どこまで下ったら終わりか?、という疑問は残ります。とりあえず底辺があるなら、それをぶち破って出来た穴を覗き込んだ時、その下の層には何がうごめいているんでしょう?

この映画「高慢と偏見とゾンビ(Pride and Prejudice and Zombies)」に登場する5人の姉妹は、18世紀のイングランドを舞台に、自分たちの階級制度を、ヒトの下に居るべき厭な連中の侵略から守るために戦います。 【続きを読む】 “映画「高慢と偏見とゾンビ(Pride and Prejudice and Zombies)」の前評判”