映画「Krampus」の前評判

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〔このXマスが嫌な思い出になりませんように、、、〕

The photo by Eva Rinaldi (Attribution-Share Alike 2.0 Generic )

写真:トニ・コレットバブルの頃は、たいして勉強しなくても大丈夫な位優秀な大学生のお兄さん達でさえ、◎十万円とかの大金を持っていいて、クリスマスイブの夜なんぞは、とっても美人で可愛い彼女にブランド物をプレゼントしなきゃいけなかったらしいっす。

それで、24日の夜は東京辺りの小じゃれたホテルにしけこむ事になるのだそうですが、こんな特別な日に、簡単に宿泊する部屋が取れるほど、大都会は甘くないんですね。寒い夜空に放り出される憂き目にあったカップルは、当然の事ながら25日の朝をともに迎える事はなかったそうです・・・。

クリスマスだからと言って、神様がすべてを上手い方向へ進めてくれるなんて事、もちろん無いという事ですわ。それに、この宇宙では光あるところに必ず影(闇)が生まれる訳で、どっかのよさげな部屋に入れた二人組がいれば、別の所にははじき出されたカップルも、また必ず存在するのです。

別の例でいくと、例えば、この映画「Krampus」のストーリーに置かれた一つの家族には、ほぼ何の責任もないのに、クリスマスの災厄が降りかかるそうです。

その災厄のはじまりは、父親トム(アダム・スコット)、母親サラ(トニ・コレット)、娘のベス(ステファニア・ラビー・オーウェン)、そして息子のマックス(エムジェイ・アンソニー)らの一家の元へ、親戚一同が集合した事から始まるんです。

鈍くて、のろいくせに、不仕付けな彼らに、マックス達のストレスもあっという間の全開状態へ。

とうとう自室へ逃げ込んだマックスですが、何やら便箋に手紙を書き始めました。その宛先を見てみると「サンタ・クロースさんへ」と書かれています。

そして今度は、その手紙を手でびりびりに破いてしまい、窓から外へと放り捨ててたじゃありませんか。寒風に吹かれるまま冷たい夜空へ消えてゆく、その手紙。。。

しかし、次の瞬間、彼の近所一帯が突然停電し、暖房も電話も使えなくなってしまったんです。さらに、マックスの家の屋根の上から、不気味な笑い声とともに変な足音がし始めました。

それを聞いた時、やさしい祖母のオムニ(クリスタ・スタドラー)は、こう言いました、「これは、クランパスの仕業だわ、、、」。

それは、サンタの影の部分であり邪悪なデーモン。オムニは、子供の頃に一度、遭遇した事があると言うのですが、、、。

マックスのクリスマスは、一体どうなっちゃうんでしょうね?

〔新鮮なクリスマスは微妙なラインで?〕

まぁ、ここでも、明るい幸福な光が有れば、かならず影も存在するというモチーフです。この世界に、幸福な人がどの位居るか知りませんが、もし、その数と同じほどに不幸な人も居るというのなら、それもちょっと怖い話です。

ただ、この映画は、クリスマスを反対側から語ってはいるものの、そこはそれ、ホリデーらしいファニーさも備えている一作という事で、「本作「Krampus」は、格別に恐ろしいという物語ではない、というか、〝ホリデーが襲撃される“系の設定を、それと分かるほどのまじめさで扱いつつも、善意をも滲み出させているのが本作である。(Chicago Tribune)」との印象が書かれています。

また、「所々で笑わせつつ、断続的な恐怖を与え、全体的には熱狂的でありつつ薄ぺらい。本作は、かなり力を込めて、新たなタイプのクリスマス作品を生み出そうとしたものだろう。これは、祝日好きなアメリカ人達の卑しさや物質主義を皮肉ると同時に、すでに解りづらくなっている、この季節本来の意味にも、触れようと試みた作品なのだ。(The New York Times)」、とかだそうですw。

日本の経済政策の場合、やっぱりアメリかの消費がどうなるか、にかかっている所が大きいと思うので、僕らとしては、ブラックフライデーとかサイバーマンデーとかに、どの位の在庫を吐き出せるかという話を、一概に卑しい話題とは言い切れません。

いくら一生懸命働いたと言ったって、買い手のいない製品を生み出しつづけたんでは、ただのタダ働きですからねぇ^^。

そしてやっぱし、(ほとんどの)あらゆる物事が光り輝いている気分になれるのは、やはりクリスマスの良い所でもありますが、「監督マイケル・ドゥハティは、これらの素材に、そこに振りまくための愛嬌や、わざとらしさも与えず、それでいて、冬の冷気のごとくはびこる冷酷な無慈悲さのムード満点に、最大限のシリアスさをもって描いている。(Chicago Tribune)」、との事。

12月23日まで、世界を支配していた多くの問題は、26日の朝になっても同じように残ったままです。

自分にとっての今が調子よく、なんでも手に入ると思える方々も、そういった反対側の事を忘れないでいてくださいね。

あんまり脇を甘くして、羽目を外し過ぎると、やって来ちゃいますよ、、、「クランパス」達が。

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ズレ太

Author: ズレ太

いろんな事がズレまくってるズレ太です。 でも、意外とまじめですよっ! (記事の中で引用している映画批評は、米国の電子版メディアから抽出しての大意翻訳です。)

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