映画「メカニック:ワールドミッション」:ジェイソン・ステイサム、殺しは愛のために

〔殺しのカリスマが愛の危なさを知る〕

ジェイソン・ステイサム主演で作られた2011年のアクション映画「メカニック」が、5年の時を経て復活(Resurrect)しました。

その名も「メカニック:ワールドミッション(Mechanic: Resurrection)」

師弟間の信頼と緊張を描く一つのドラマでもあったのが、シリーズ1作目でもある前作。そこでは、ともすれば小さな仕事ばかりしていたかもしれない、アーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)ですが、今回のミッションはワールドワイドに大風呂敷、らしいです。

まぁ、あらすじは、他の優秀な映画サイトがたくさん載せていると思うので、ここでは省略させていただきます。もう引退してのんびり暮らしているはずの彼が、何故、再びハラハラドキドキの暗殺ミッションに身を投じるか、と言うのが一応の中心軸になってるみたいですね。

えぇ、もちろんそれは、悪いヤツに拉致された恋人を救うため。その女性がジェシカ・アルバさんですから、自分のガールフレンドと共に劇場へ足を運ぶ男子の観客諸君も、相当、ストーリーに入れこんでしまうでしょう。

〔真夏に何する?、映画みる?、ステーサムみる?〕

一応、日本での公開は9月です。とは言え、ここ十年くらいの日本の夏は、まだまだ盛夏ですからね。

5年の月日をかけて、熟成され作りこまれた(と思しき)、この「ワールドミッション」は、それでも殺しのプロフェッショナルらしく、無意味な捻りや言い回しを排除した一作のようです。

「この新作映画‘メカニック:ワールドミッション(Mechanic: Resurrection)’で、ジェイソン・ステイサムは自身のキャラクターを007的な過激さに追い込むのだが、1972年にオリジナルを演じたチャールズ・ブロンソンには追い付けていないだろう。結局これも、これまでのステイサム作品とさして変わらないという事になっているのだ。まぁ、真夏の映画館上映に最適な、気楽な作品であることは間違いないだろう。(The Hollywood Reporter)」

、とか、あるいは、

「1972年のオリジナル作、そして2011年にジェイソン・ステイサムが主演したリメイク作同様に、この新作映画‛メカニック:ワールドミッション’でのベストシーンには、ほぼセリフが存在しない。この続編も、上手くはまった一作であるとは言え、やはりアクション映画の王道を行くものだ。つまり、無口な男が一発くれれば、その敵がぶっ倒れるだけ、である。(Los Angeles Times)」

、というイメージらしいですね。

他のセレブリティ・ハリウッド俳優が出演したら、場合によると「スケジュールの合間に黄金稼ぎ目的で出た小物の駄作」、と言われてしまいそうな純アクション作にも、胸を張って体を張って主演し続け、それを作品として成り立たせてまうジェイソン・ステイサム。プロフェッショナルの鏡です。

「無制限に用意された装備品や、科学・建築・技術の専門知識をもって、ステイサムが、ワールドミッションを遂行して行く様子など、ばかげた映像に見えるだろう、それでも49歳となった彼は、びっくりするほどのアスリート振りを発揮してみせる。だとしても、(2015年のコメディ)‘SPY/スパイ’で彼は、評価されるべきユーモアを表現してもいたのである。そろそろ、この俳優にも、自身が主演の映画でそういった才覚を示すチャンスが、与えられるべきではないだろうか。(The Hollywood Reporter)」

確かに、一作目は、冷徹な殺し屋の中にある人間の部分を扱っていて、ストーリー性も含めて、そんな役どころのステイサムが魅力あるアクション作でした。

そして、成功作の続編の例にもれず、すどんとスケールをアップを果たしたのが、この映画という事なのでしょう。予告編映像にも、背筋が若干すーっとなるような高所でのスタントが盛り込まれていますね。

「その中で、説明事が述べられ過ぎる本作には、同時に、存在感の薄い悪ボスたちもふんだんに登場する。そして、香港のアクションスターであるミシェール・ヨーを、特別出演のような枠で無駄使いしているのも残念な点である。だとしても、10分毎に繰り広げられるアクションは依然として見ものであり、そのスタントはブルーレイでの鑑賞には最適であろう。(Los Angeles Times)」

そう言えば、殺しのターゲット役にされる悪人として、トミー・リー・ジョーンズもカメオではなく配役されていて、純粋に映画としての付加価値を高めています。その意味でも、スケール間はアップしていることでしょう。

今回も、3作目へ続けられるエンディングとなっているのでしょうか・・・?
ではまたっw!。

参照元
The Hollywood Reporter
Los Angeles Times

ズレ太

Author: ズレ太

いろんな事がズレまくってるズレ太です。 でも、意外とまじめですよっ! (記事の中で引用している映画批評は、米国の電子版メディアから抽出しての大意翻訳です。)

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