映画「ダークネス(The Darkness)」の前評判

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〔古い土地には必ず古い魔物が居るから・・・〕

お化けの話っていうのは、怖がらせるという目的を持ちつつ、絶対に分かりやすくないとダメでしょう。日本の怪談だって、最後には「あ~っ」と言わせるオチが必要で、あんまりツイストを聞かせても、聞いた人は、ちんぷんかんぷんになっちゃいます。

ハリウッドのお化けだと、どちらかと言うとその題名がシンプルになりがちかも。たとえば、この新作映画「The Darkness」なんかもそうですよね。さくっと決めちゃったようなこの題名の下、やっぱり心霊に脅かされるのは、そこらに有る普通の一家なんです。

その一家とは、ピーター(ケヴィン・ベーコン)とブロニー(ラダ・ミッチェル)夫妻、そして10代の娘さんステファニー(ルーシー・フライ)と小さな弟マイキー(デヴィッド・マズーズ)らの、テイラー一家です。

この前、親子はグランドキャニオンへ旅行しました。それから帰った後、なんだかマイキーの様子が変なんです。実は彼、自閉症の傾向があるんですけど、その問題とは別に、夜中に姿の見えない誰かとお話しをしたりしてるんですよね。

そうこうするうち、ステファニーの掛け布団に、夜中の間、だれかが真っ黒い手形をつけたりし始めます。

実は、マイキーは、グランドキャニオンで変な洞窟を発見していました。その内壁には、古代のものとも思しき不思議な絵がが描かれ、足元には面白い模様がほられた石が幾つか転がってたんです。んで、彼がした事と言えば、その石の一つを持ち帰る事だったのは、言うまでもないことです。

でも、その石こそ、古代の悪霊が閉じ込められた遺物だったんですけどね・・・。

〔13日の金曜日、呪われたホラーの前評判は?〕

そう、この映画は、2016年5月の13日の金曜日に、ハリウッドから唯一封切られたホラー映画だそうです。

まぁ、ケヴィン・ベーコンがこんな所に、というある種の驚きはあるものの、大体の進展は見る前からわかりそうなホラーらしく、

「ブラムハウス・プロダクションは、この最新作「The Darkness」でも、パラノーマルアクティビティ/インシディアスのモードを踏襲している。この映画も、最近のショック映画が全て収まったボックスを突っつきまわす一作であろう。そこでのキャスト達もまた、実勢を積んだベテランに才能を見せる若手という、典型的な組み合わせとなっている。(Los Angeles Times)」

、と言う事で、素直な怖さを作りこんで、安心してみることができる「お化け映画」がこれなのかも。それだけに、舞台設定をひねり出す所は大切だったろうとも思いますが、

「2016年現在の親達には、自閉症に対する意識が低いと言うのだろうか?。原因や療法、そして社会的偏見に加えて、彼らは他の世界から来た破壊的な霊が、そのうちに自分の子に憑依するという事さえも、心配しなければいけないとでも言うのだろうか?。グレッグ・マクリーンが心霊現象をいいかげんに混ぜ合わせて話をでっち上げた、この新作映画「The Darkness」は、そのような申し立てに値する一本だろう。(Hollywood Reporter)」

、とか評されてもいます。そしてまた、

「監督を務めたグレッグ・マクリーンは、10年も前のカルトヒット「ウルフクリーク/猟奇殺人谷」を作った人物であるが、この新作には、そちらの一本にあった本質的な訴求力は見られない。過去5年間くらいに作られたこの系列の映画とは違うという意味でなら、冒頭のグランドキャニオンでの場面は、作中でのベストな部分と言えるかもしれない。とは言え、マクリーンとスタッフ達は、この家族の内に存在する悪と心霊現象とを、見事に関連付けているのも事実だ(Los Angeles Times)」

、という評価も。

金はなくとも、アイディアで恐怖を生み出し、その趣味を持つ観客層にアピールできるのが、ホラー系映画の一番おいしいところだと思います。ただ、その場合は、CGとか安易な道具を使っちゃ、かえってダメになる場合も。

まぁたぶん、この一本も、普通のお化け映画好きにとっては、見ても悪くない映画だろうと思うんですが、

「この映画「The Darkness」は、批評家のための事前試写会は行わなかった一作だ。とは言え、(公開時点の)昼間上映が終わった今、悪評が広まるのにもさしたる時間もかからないだろう。そのクライマックスを終えた時点で一人の女性観客が、支払った16ドルについて嘆いたいたからだ。(Hollywood Reporter)」

、だそうです。それも映画の体験のうちの一つ。ホラーの恐怖の一部分なんですよ・・・。

今のところ、米英くらいでしか公開されていない本作。いつ日本公開になるんでしょうか?、放題は良いとしてキャッチコピーはどうなるのかな。まぁ、どっちにしてもブルーレイでリリースされてから見れば良いかな、と、いつも通りに思っている僕ズレ太ではあります。

参照元
Los Angeles Times
Hollywood Reporter

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ズレ太

Author: ズレ太

いろんな事がズレまくってるズレ太です。 でも、意外とまじめですよっ! (記事の中で引用している映画批評は、米国の電子版メディアから抽出しての大意翻訳です。)

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