映画「Intruders」の前評判

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〔要領よく大金をゲット?、空き巣ねらい3人組を待つ地獄とは?〕

まぁ、僕ズレ太としても、ずるや悪さした人間の方により多く得が回るように世の中ができている、とかいう事実について、いまさら批判とかする気も有りません。

それでも、そんなは、変な病気とか事故とかで、この世からいなくなっちゃえば良いのに、とかは、正直思うことがあります。(結構ダークでしょ僕って^^)

もちろん、そんな事、現実には起こらないし起こる必要もない事は解っていますが、たとえば、この映画「Intruders」に出てくるらしい、3人のお安い強盗団ならば、相当、懲らしめられてしかるべきなんです。何せ、フィクションですからね。

今日、彼ら3人、J.P.(ジャック・ケシー)、ペリー(マーティン・スター)、そしてヴァンス(ジョシュア・マイケル)が忍び込んだのは、彼らの街に建っているルック家の立派なお屋敷です。なんでも、ワルの間では、その家に相当量のキャッシュが置かれている、と噂が流れているそう。

そして今日は、コンラッド・ルック(ティモシー・T.マッキニー)のお葬式の日ですから、家は完ぺきに留守なはす。こんな良い機会を逃しちゃ、悪ガキやってる意味が無いってもんです。ガサガサっと荒らして大金かっさらって、おさらばしましょう、大した準備なんかもいりません。

でも彼らは知りませんでした、いまは孤独の身となったアンナ・ルック(ベス・リースグラフ)は、兄の葬式に参列はせずに家に居た、というか、家から出られないために参列できなかった、と言う事を。

彼女は、外出恐怖症。普段の生活でも、もう何年間も家の建物から出ていません。そんな彼女が顔を合わす他人といえば、デリバリー屋さんのダニー(ロリー・カルキン)か、遺言処理のためにこの家を訪れる弁護士のシャーロット(レティシア・ヘミネス)くらいのもの。

3人組の乱暴な押し入り方に、一度は震えあがって身を隠そうとしたアンナですが、すぐにつかまってしまい、金のありかを教えろ、とひどく脅されます。か弱い女性をビビラせる事なんて、彼らにとってはお茶の子さいさいってところなんでしょう。

でも、本当の所を言うと、真の恐怖を体験するのはアンナではなくて、この強盗3人組の方だったんです。だってここはアンナの家。

侵入者を制裁するために、彼女が数々の恐ろしい仕掛けを施した、恐怖の館なんですから。

〔プロットの展開を見るか、演出と演技に満足するか〕

予告編を見ると、「あの、パラノーマル・アクティビティ、そして、インシディアスの製作者が放つ」っていうようなタグラインが出てくるのが、この「Intruders」ですね。そして、それがスリラーとしては最適と言われるものの、90分間という上映時間のほぼ全てを、一人の女性と数人の悪者との格闘で満たす、という、チャレンジングな取り組みでもある、と言えるのでしょう。

「乱暴なセンスと僅かな良識を抱きつつ、この味わい悪いスリラー作“Intruders”の中で、居心地よさそうな家が機械仕掛けの恐怖の館へと変身する。“SAW ソウ”のシリーズと“暗くなるまで待って”のアイディアを混ぜ込んで、脚本家のT.J.シムフェルとデビッド・K.ホワイトらは、効果的でありながらイマジネーションはさほど使わずに、主人公のアンナを強盗の脅威にさらしてみせる。(The New York Times)」

あるいは、

「興味深い序盤に比べて、後の展開が少し失速するというのが、招かれざる客をホラー系サスペンスの中に放り込むというこの映画である。それでもなお、これが処女作となる恐怖の操り手、アダム・シンドラーによる本作は、家の中での恐怖というジャンルを好むファン達に通じるだけの、活気を与えらえれた一本でもある。(Variety)」

このストーリー、最大のひねりは、すでに予告編段階で観客層へと知らされています。つまり、美人で怖がりのアンナが、実は殺人鬼の顔も持っていた、、、て所ですね。て事は、その後のプロット上のひねりとかサスペンスとか、(もしあるなら)謎の暴露が、どう書き上げられているかが、興味の対象にもなります。

「この脚本が、プロット上の結末には、いささか不満足感を残すとはいうものの、シンドラー監督がめぐらせた緊張感あるペース配分と、主演のリースグラフによる、感情をニュアンスに忍ばせた演技のおかげで、映画全体は、観客の気持ちを引きつけ続けるだろう。(Hollywood Reporter)」

あるいは、

「ホームラン、というには足りないものの、本作“Intruders”は、実の有る演技と、タイトなペースに支えらえ、効果的に組み上げられたホラー映画と言える。(Variety)」

とか、

「しばしば、テリー・ガーを想起させるリースグラフは、やる気と本気を見せる演技をしているだろう、とは言うものの、これがメリル・ストリープであったなら、くだらなさの中にも何かしらの意義を与えられたのだろう。(The New York Times)」

さて、本来、忌み嫌われるはずの事やっているのに、どういう訳か、要領よく世の中のウワバミだけ吸い取って楽しくやってる、そんな輩が、まさに自業自得で血の制裁を受ける、という物語の設定は、僕だけでなく、まともな社会人としてのスリラーファンだったら、かなり食指が向くところだと思います。

とはいえ、そんな映画の一つや二つが、あっち側の方々の教訓になったりも、しないんでしょうけどね^^。

本作は、もともと「Shut In」という題名で作られた一本だそうです。勝ち組を自称して、楽しくやっている皆さんも、あんまりハメを外しすぎて、牢屋とか、はたまたもっと恐ろしいどこかに、シャットインされないように、どうぞご注意くださいませ。

ではまたっ!。

参照元
The New York Times
Variety
Hollywood Reporter

ズレ太

Author: ズレ太

いろんな事がズレまくってるズレ太です。 でも、意外とまじめですよっ! (記事の中で引用している映画批評は、米国の電子版メディアから抽出しての大意翻訳です。)

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