全米映画トップ3(2017.12.4)

Remenber me? We’ll never forget you Miguel.

日本でも、ブラックフライデー(ついつい、ブラックマンデーと混同してしまいますね、意味が違い過ぎます)に紐つけした商法を繰り出して、東京界隈の小売業者さんが消費者の財布を独占しようと激しく競い合った、そんな2017年11月終盤だったようです。

まぁ、もともと、感謝祭を祝う習慣があまりない日本人にとって、11月の第4金曜日などというものは、ただのかったるい週末でしかなかった訳で、それ故、ビジネスマンの人達にとっては未だ未開拓の領域でもあります。

消費を生み出すには何かの理由付けが必要だという事で、この黒い金曜日も客にがま口を開かせるアイテムとして、これから定着して行くのかもしれませんね。

ハリウッド映画業界の周りでも、もちろんこの11月最後の週末は巨大なビジネスチャンス。そして、このようなホリデーチックな時期のキャッシュフローを、夢と魔法のパワーでがっちりと掴んでしまうのが、ウォルト・ディズニー・カンパニーです。

その、WDC年末祭りの起爆剤として投入されたのが、あのピクサーとの共同制作によるロマンチックで切くも、ユーモアと音楽に彩られたマジカルな一本、「リメンバー・ミー(Coco)」でした。

今週は、その映画の公開後2度目の週末だった訳ですが、依然としてその魔法は有効のようで、米国内のみの売り上げでは2,610万ドルを維持、ランキングの1位を堅持しました。

ディズニーさんには、今年の年末向けに、世界中を席巻するだけのウェポンがまだ残っていますので、これから映画界がどうなってしまうのか、胸がざわつきます・・・

今週もオンリーワンが集まってランキング2位を堅持

聖書にそう書かれているのかどうかは分かりませんが、こういった一年の節目の時期には、外宇宙とか異次元などから訪れた強力な敵によって、僕らの地球の平和はかならず脅かされると決まっています。

そんな世界の終わりの予言が現実化する事を防ごうと、今年、新たに結成された正義のヒーロー軍団こそが、今週1,660万ドルという売り上げ金額を記録して、ランキング2位に滑り込んで見せた「ジャスティス・リーグ(Justice League)」です。

公開後3週間を経過して、累積売上額(米国内のみ)は1億9,730万ドルに到達しました。

先にも書いた様に、観客を含めた映画産業全体は、12月の後半にやってくる巨大な嵐を予見して、身をすくめているような昨今ですから、このヒーロー達が集結した正義のリーグにもさしたる競争相手がいないのも事実。

そんな中でも、何とか上位に留まり続け、各メディアのボックスオフィス記事に名前が露出されている今の状態は、この上ない宣伝効果をもたらしているのです。

それは、大型予算を投入して作られ、今パート2の企画も動いているというこの作品にとっては、強い追い風となっている事でしょう。

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映画好きが集まるヒューマンドラマも堅調

そして、やはり今週も真摯な映画ファン達の支持を集めつづけたのは、ジェイコブ・トレンブレイ、オーウェン・ウィルソン、そしてジュリア・ロバーツ共演のドラマ「Wonder」でした。

その売上額は1,250万ドルという悪くない数字を記録して、堂々のランキング3位を維持です。

いわゆる普通の小学生達とは簡単に馴染めない運命を背負った少年が、その純粋なスピリットによって友人を獲得し、真の理解を得てゆくというヒューマンドラマです。

ニューヨークタイムズのベストセラーが原作という、すばらしい血統証をもったという映画でもありますが、じきに日本での上映場所がみつかるのは必至。その時は、CMを見ただけでも号泣してしまう程の、感動的なプロモーションを期待したいところです。

クリスマスに期待するのは巨大な花火!?

そして、また繰り返しになりますが、この師走の第一週に、全米のみならず全世界が固唾をのんで待っているのは、アノ映画。

既に、各劇場に対して、ちょっと高めのロイヤリティ契約を結ばせているとか、地方では、あんまり注文が厳しいので上映を断念する映画館も出始めているとか、この大作映画の周辺には嵐の予兆
が強まってきているようです。

え?、その映画って何か?

いやだなぁ、そんな風にとぼけたフリして、、、あれですよ、あの映画ですって。

あの、ブィンブィンっ言わせる映画です。

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ズレ太

Author: ズレ太

いろんな事がズレまくってるズレ太です。 でも、意外とまじめですよっ! (記事の中で引用している映画批評は、米国の電子版メディアから抽出しての大意翻訳です。)

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