映画「 ハンガー・ゲームFINAL:レボリューション」の前評判

【広告】

The photo by Kurt KulacAttribution-ShareAlike 3.0 Unported
ジェニファー・ローレンスこんにちは、新しくここの管理人になった小ウサギのズレ太です。

サイトが前のバージョンだった頃やっていた、新作映画の前評判をまとめる記事、ちょっとずつですが復活させて行きたいと思います。その大一発目は、まさに全米を震撼させ続けているメガ・ギガヒットシリーズの最終章、「Hunger Games: Mockingjay — Part 2」です。

世界的な大戦争だか疫病だかなんだかで、人類が滅びる直前までいった後の未来に、世界を支配する独裁政権が、人心発揚、思想統制を目的に開催する残酷な競技会をモチーフにしたのが、このハンガーゲームシリーズですね。

まぁなんともオソロシイ、あるいは、自身の事を絶対的なリーダーの素質の持ち主だと疑わない一部の人々にとっては、なんとも爽快極まりないのが、こういったプロットなのでしょう。

と言う訳で、現代アメリカ人の多くの層に訴えるというのが、この系統の話なのですが、「本作ハンガー・ゲームFINAL:レボリューションは、観客を無為に不安定にさせないと同時に、時には新しい目先さえ与えつつ、やはり、近頃よく描かれる退廃国家のストーリーを、大いに取り入れた作風である。(The New York Times)」て印象も語られてる。

観客にある程度深くささる悲劇を、これまたある程度の分量盛り込まないと、SciFiスリラーとしての体が成り立たず、なまった感じになってしまう訳ですが、「この最終章を2部構成に分けるという間違った思い付きは、やはり最終的には間延びして、クライマックス間を削ぐ作風にしてしまった、前作がそうであったと同じく、ティーン同士の殺し合う様子が見せつけてきたアクションと感情は、ここに十分には描かれていないのだ。(Los Angeles Times)」、という意見も見られます。

とは言え、製作者サイドにしてみれば、稼げるとわかっているブツをみすみす半分しか作らないなんて、それこそ愚かな行いだという事ですよね。それに観客の中にだって、ずーっと余韻を引きずり続けたい人も結構いるはずです。

しかし、引き際もまた大切。特典付きDVD&BD4枚組でまだまだ行けるとは言うものの、超大作シリーズであっても銀幕から身を引く時が来ます、それでも、「今、ここに立つカットニス・エバーディーン、たとえ、他の制作会社がいずれリブート作などを企画したとしても、今この時には戻れるはずもない。2012年の第一作が作られて以来、彼女とそれを演じるジェニファー・ローレンスは、ファン達の期待感を煽りつつ飛躍的な成長を遂げてきたのだ。(The New York Times)」

プロパガンダのために子供と子供が殺りあうなんて、なんとも陰惨な世界ですが、理由が違うとは言え、同様な事をどこかのニュースで聞いたような気もします。

どんな蛮行も、旨く言い換える事ができれば大儀が存在する事になる、過去も現在も未来においても、現実と非現実、左と右の両方の世界でも、グループ内部のほぼ全てのメンバーにそう信じ込ませることができれば、その虚構は現実に成り得ます。

アメリカ映画が、悪の体制を倒すヒロインを描き続け成功するのも、観客の心の中にそんな不安感が有る事の現れなのかも。いや、逆に、その事全体が一つの大きな陰謀・・・?。

どちらにしても、それに描かれた未来が現実になる可能性が残るからこそ、ヒトは金を払ってまでして、それを確かめに足を運ぶのでしょう。

ズレ太

Author: ズレ太

いろんな事がズレまくってるズレ太です。 でも、意外とまじめですよっ! (記事の中で引用している映画批評は、米国の電子版メディアから抽出しての大意翻訳です。)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。