全米映画トップ3(2017.9.4):すっかり、オトナの季節になりました・・・

もう秋なんだし、映画もとっかえひっかえ見てちゃだめっ!

特に予定も無い、僕ズレ太みたいなのでも、8月の間は何か夏らしい事しなきゃ、という変なプレッシャーを感じたりしていたのですが、もうその夏も終わりです。

この季節、おしなべて北半球では昼間の時間が短くなってゆき、人は落ち着いて深い思索をするべき時期。映画だって、自分好みのものを見つけてじっくり付き合った方が良いでしょう。

学校の新学年、国家予算の新年度が始まったこの週末、派手目の映画作品を、とっかえひっかえ鑑賞して歩くなんてのは、今の空気に似合わないとアメリカの観客達も考えたようで、したがってランキングチャートも動きが少ないものとなりました。

そんな中、公開3週間が経過して、なおトップの位置を堅持しているのが、ライアン・レイノルズvsサミュエル・L・ジャクソン共演のアクション作、「The Hitman’s Bodyguard」。売上額は、1,030万ドルを記録。

本来なら宿敵であるはずの悪者を、何故だか警護するはめになったNo1ボディーガード。2人はいがみあいながらも、激しい銃撃戦をかいくぐって行く、的な話の娯楽アクション映画です。

死霊館からコンニチハ

全体的に、映画業界の勢いが無いという昨今ですが、それでも一部の人々には震え上がる程の恐怖の刺激が必要なのも確かなようです。

ここの所、全米を震撼させつづけている恐怖映画といえば、今週末の売り上げ額に730万ドルという数字を記録してランキング2位を守った、「アナベル 死霊人形の誕生(Annabelle: Creation)」ですね。

「死霊館(The Conjuring)」の最初の頃に出てきた、あの呪いの生き人形が、どのように誕生したのか、あなたも興味ありますよね、怖いけど知りたいですよね・・・

まぁ、そちらの本元のシリーズは実話ベースがウリですが、スピンオフである「アナベル」は基本フィクションです。

でもねぇ、人形にまつわる話って多いんですよ、コワイナコワイナ。

季節の変わり目を捉えて躍進!

こんな事を言うと怒られるだろうと思うのですが、最近‟意外とウケてる”のが、エリザベス・オルセン&ジェレミー・レナー共演のミステリースリラー、「Wind River」で、この週末の売上額は590万ドルを記録して、とうとう3位にランクインした作品です。

ネイティヴアメリカン居留地の奥深くで発生した殺人事件。その解決をまかされたのが、エリザベス・オルセン演じる駆け出しのFBI捜査官。

彼女は、ジェレミー・レナー演じるレンジャーの手をかりて、凍てついて厳しい自然と閉鎖的な社会に取り囲まれた土地の、陰惨な真実を解き明かしてゆく、と言ったような内容です。

映画マネーの流れが見えてきた!?

ここでちょっと、累積売上額の方をチェックしてみましょう。

たとえば、日本でも、一大プロモ作戦が現在進行形である「ダンケルク(Dunkirk)」は、公開後7週間が経過して、累積売り上げ金額は1億7,880万ドルに到達してきました。

凄いと言えば凄いですね。でも、他にもスゴい話があるんです。

それは、同じ公開週のコメディ映画、「Girls Trip」で、当初からなかなかの人気ぶりを見せていたこの作品が、総売り上げ金額はとうとう1億1,160万ドルに乗っかってしまったんですね。

「ダンケルク」の方の制作予算が、約1億ドルなのに対して、「Girls Trip」の作品は1,900万ドルで作られた映画です。

まぁ、小さく投資して大きく回収するのがビジネスの真髄、ではありますが、お金の流れかたって、ホントにわからない部分がありますよね。

ちなみに、今週のトップ10圏内で、もっとも大きな金額を積み上げてきたのは、ランキングでは7位に踏みとどまっている「スパイダーマン ホームカミング(Spider-Man: Homecoming)」で、米国内の累積売上額は3億2,410万ドルに達しています。

マーベルマニアの人達も、これで一安心、といったところでしょうか・・・

ではまたっ!

ズレ太

Author: ズレ太

いろんな事がズレまくってるズレ太です。 でも、意外とまじめですよっ! (記事の中で引用している映画批評は、米国の電子版メディアから抽出しての大意翻訳です。)

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