全米映画トップ3(2017.8.7):夏の超話題作を誰か助けて・・・

世界の存続をかけた戦いが再び三度の勃発!

なんでですかね・・・

確か、先日発表された米国の雇用統計は、予想よりちょっと良い値(前月比20万9000人増)で、景気の底堅さが評価されたはず、だったと記憶しているのですが、映画の売り上げがあんまし振るっていません。

なんでですかね・・・

この週末に初登場した、ファン待望、スティーブン・キング原作のスリラーアクション、映画「The Dark Tower」は、ランキングのトップを奪取したものの、売上額は1、950万ドルと、かなりマイルドな成績。

なんでですかね・・・

うーん、推定製作予算は6、600万ドルで、小さくもないけど大きくもないこの映画。赤字にはならないんでしょうけどねぇ。「世界を崩壊から救う」なんていう壮大な戦いに、米国の映画ファンが飽きてきちゃったんでしょうか?

ちなみに、この作品では、イドリス・エルバが(デンゼル・ワシントンの弟子みたいな印象で)、世界を守る凄いガンマンを演じています。そして彼が倒さなければならない邪悪な存在が、マシュー・マコノヒー演じるマン・イン・ブラック。

こんな渋い布陣を敷いて制作したのに、なんでなんですかねぇ〜?

正義の軍隊を壊滅から救う戦い

まぁ、ナニかのために誰かが闘わないと、娯楽映画の屋台骨が立ち上がりません。

だから、ランキング上位にくる作品には、絶対に戦闘の要素が組み込まれている訳ですよね。

今週のランキング2位に入ったのが、クリストファー・ノーラン監督の放つ一大戦争叙事詩、「ダンケルク(dunkirk)」で、売上額は1、760万ドルという記録でした。

こちらのほうは、邪悪な軍勢に壊滅させられそうな軍隊40万人を、ドーバー海峡をまたいで撤収させたという、現実にあった歴史に残る一大救出劇を壮大に描いています。

そして、、、スマフォの中で繰り広げられる戦いとは!?

スマフォの中に記憶された絵文字達、電話機のオーナーにとってはタダで無限にもらえるシールみたいなもんですから、ほぼ無意識にペタペタ貼っているだけで、一つ一つに気を配っている人もそうはいないはず。

でも、個々のエモジにも事情があって、人気者もいれば出来損ないもいる、そんな世界が、あなたのスマフォの中に存在していたのです。

そして、彼らのデータとしての存在を守るための面白おかしい戦いを描くのが、今週、売上額1、240万ドルを記録してランキング3位に入った、「The Emoji Movie」です。

人間や宇宙人だけでなく、とうとう、スマフォに組み込まれたイラストまでもが、戦いのストーリーへと駆り出されてしまいました。

まぁ、全体的にカラフルなキャンディ色に染められ、家族向けに描かれたキュートな作品が、この一作のようですね。

だけど、「絵文字=エモジ」が世界共通の単語になったなんて、凄い話です。

アメリカ全土の不快指数は、日本よりはるかに低いのでしょう・・・

今のアメリカの景気は、相変わらず程良く拡大基調を維持しているので、ひょっとしたら、旅行とかテーマパークとか、もっと派手な遊びに人が流れているのかもしれません。

映画会社の企画部のエリート達は、その景気の良さを先読みして、大型バトル映画を揃えすぎてしまったのかも。細かく見ればそれぞれ個性があるとはいうものの、3つも連発されたら、そりゃ誰だって満腹になりますわな。

今週は、オカルトホラーファン待望の、‘アノ’映画が登場してきますので、台風の目になってくれたら面白そうでもあります。

ではまたぁ〜っ!

ズレ太

Author: ズレ太

いろんな事がズレまくってるズレ太です。 でも、意外とまじめですよっ! (記事の中で引用している映画批評は、米国の電子版メディアから抽出しての大意翻訳です。)

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