映画「怪盗グルーのミニオン大脱走(Despicable Me 3)」について

あの、‘見下げた(despicable)男’、が帰ってきたっ!

主役の声を演じているスティーヴ・カレルが、今度は一人二役に挑戦するという、「怪盗グルー」シリーズ最新作が、この映画「怪盗グルーのミニオン大脱走(Despicable Me 3)」です。

今のグルーは、あの女性諜報部員ルーシー(クリステン・ウィグ)と結婚し、悪い奴らを討伐する特殊隊員として働いているので、本当は、怪盗、なんて呼んではいけません。

そんなグルーは、3人の養子を育てる良き父親でもあり、家族の幸せのためにせっせと働いています。ですが、そこにちょっと問題が発生です・・・

あらすじ

ルーシーとグルーは、最近、世を荒らしまわっている新手の盗賊、バルサザール・ブラット(トレイ・パーカー)を捉える任務を与えられました。しかし、すったもんだの大騒動を繰り広げた挙句そいつを取り逃がした上、あの「ピンクの巨大ダイヤモンド」までも盗まれてしまったのです。

それで、特殊隊員の仕事をクビになってしまった二人。

そんな折、グルーに生き別れとなった双子の兄弟が居るという、驚きの知らせが届きます。そんな人が存在したなんて、当のグルーも聞いたことありません。

しかしまぁ、とりあえず、その人物の住む土地へと向かうグルー達。

その兄弟、名前はドルー(スティーヴ・カレル)といいます。実際に会ってみると、グルーよりずっと愛想も良く、収入も良く、それで髪の毛もふさふさした男性でした。グルーと違い、見た所すべてを手に入れた感のある成功者が彼。

なのですが、実はこのドルーにも、グルーに対してのコンプレックスがありました。それは、グルーが誇る悪者としての評判だと言うのです。2人で、怪盗の一族を復興しようなんて持ちかけてくる彼。でも、グルーにとって今一番大切なのは、3人の子供達と妻だけです。

最初は、泥棒に戻る事を拒否していたグルーですが、なんやかんやの内に説得され、バルサザールが奪っていったピンクダイヤモンドを取り返す、という条件で怪盗稼業に戻る事を決めます。

グルーにドルー、そして、あのミニオンズも加わった、超ドタバタのダイヤ奪還作戦の火ぶたが切って落とされました。はたして、グルーの家庭生活はどうなってしまうのか・・・

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夏休みに子供と行くならベストな一本、気になる米国メディアの評価は?

本国版の予告編を見ると、まず驚かされるのが、マイケルジャクソンの楽曲を大きくフィーチャーしている点です。他人事ながら、これで製作費を圧迫しちゃってるのでは?、と、心配になりますよね。

とはいえ、劇場を後にする多くの子供達の手には、ミニオンズグッズが抱えられているはずで、映画だけのビジネスに終わらないのが、こういった人気コメディアニメの強みです。ハリウッドのプロデユーサー達は、そういった勘定も全部、作品の付加価値へ織り込み済みでしょう。

「まさに、ミニオンズが立役者と言えるのだろう。この映画『Despicable Me 3』が、やかましいだけのシーンで中だるみを見せようとすると、そこに必ず、黄色いスポンジケーキのような体系をした小さい奴らが登場し、笑いを提供してくれる。そして、彼らがオペラの大合唱を始める場面は、バカらしさだけは一級品だという意味においてでは、絶対に爆笑させてくれるのだ。(The Seattle Times)」

ユニバーサル・ピクチャーズが許可しくれるなら、この夏、ミニオンズを使ってイベントを打ち上げたいと思う人達がいっぱいいる事でしょう。例えば、熱海の花火大会などにミニオンズが出てきたら、ビーチは大パニック寸前にヒートアップするはずです(おっと、日本には、ふなっしーも居ましたね、、、)。

本作の上映時間は、90分というちょうど度良い長さ。とは言え、その全体に強烈なギャグを詰め込むのも、簡単には出来ない大変な作業である事は想像がつきます。

とは言うものの、

「それは、自動販売機で買う甘く冷たいソフトドリンクが、乾いた喉を潤すのと似たようなものだ。もし、あなたが、(このシリーズの)続編が出るまでの2、3年を待つなんて長すぎる、と感じていたのなら、その心の穴をちゃんと埋めてはくれるだろう。そして、それ以外の人達にとって本作は、ウケをねらったコメディの入った同じ缶飲料を、再び一気飲みするという意味しか持たないだろう。(Washington Post)」

、いつも通りに期待は外さない、という事ですかねぇ。さて、他には、

「その意味深さによって、子供から大人にまでアピールするよう作りこまれた、ピクサー社のアニメーションと違い、この「Despicable Me 3」は表面の下には何も存在しない。喧しく、カラフルで、記憶にもとどまらないと言う意味で、まさに子供達にうってつけのアニメであろう。(The Seattle Times)」

、なんて言う、率直な評価が見られます。

夏休みに、小学生くらいの子供を、満面の笑みにする事が目的なんですから、そんな一作に、映画としてコンセプトがどうとか評価をするのも、ちょっとナンセンスかもしれません。

あとは、

「その脚本も、お定まりで中身も無い味わいだ。トゲもなく特別でもない夏休み映画としては、何も問題にすることはないのであろう。ただ、この『Despicable Me 3』が、少しがっかりさせる理由は、出来が悪いという事ではなく、実は更に上を目指していたのでは、と感じさせる点に有るのだろう。(Washington Post)」

、なんていう事が書かれていました。

こりないやつら、怪盗グルーとミニオンズ、その暗躍は続く!

ドルーの髪型が、昨今、物議を醸してばかりいる「あの人」に似ている、という点が、少しだけ社会風刺の味を残している、この「怪盗グルー3」。

と言っても、アメリカや日本の社会を日ごろ埋め尽くしている、いざこざやスキャンダルから、ひと時だけ私達を切り離してくれるお楽しみ映画が、こういったハリウッド流の派手なコメディ作品です。

なんとありがたい事に、2017年の7月からの公開が決定済み。やっぱり人気があるんですね、、、ミニオンズ。

そんな彼らを見に、よろしければ、お子様連れで劇場へお出かけください。

それではまたっ!。

参照元
The Seattle Times
Washington Post

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ズレ太

Author: ズレ太

いろんな事がズレまくってるズレ太です。 でも、意外とまじめですよっ! (記事の中で引用している映画批評は、米国の電子版メディアから抽出しての大意翻訳です。)

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