全米映画トップ3(2017.8.14)

アナベルの暗黒が映画界を救えるか・・・

どんな悪夢も、最初は小さな過ちがきっかけとなって始まるものです。

大概は、人の欲や弱さへ魔物がとりついて、彼らの魂を食い物にし、最後は地獄の底へと引きずり込みます。

そして今、金銭欲に負けて、更なる収益の拡大を求めた米国映画産業は、あの殺人鬼チャッキーの悪夢を超え、ついに悪魔の人形「アナベル」の存在を受け入れてしまったようです。

ヤバいです・・・

ホラーファン超待望、最恐映画の名高い「死霊館(The Conjuring)」からのスピンオフ最新作、「アナベル 死霊人形の誕生(Annabelle: Creation)」がとうとう公開。最初の週末で3、500万ドルの売り上げを記録し、全米トップに躍り出ました。

今回のストーリーでは、悲哀にくれた両親が犯した一つの過ちが、アナベルに憑りつく悪魔を呼び込んでしまいます。いたいけな少女達を、今回も、次々と餌食にしてゆく最恐人形。

サマーキャンプシーズン真っただ中、絶好のタイミングでのリリースではありますが、逆にそれを考えると、ややマイナーな売り上げ額とも言えそうです。

まぁ、実際に存在する呪いの人形を描く、ヤバい映画なので、お客さん達も二の足を踏んでいるのでしょうかね?

監督はデヴィッド・F・サンドバーグが担当。

実際にあった実際の戦争のエピソードも堅調

クリストファー・ノーラン監督が、渾身の力で描き切る一大戦争エピックドラマ、「ダンケルク(Dunkirk )」は、1、140万ドルの売り上げでランキングの2位を維持です。

試写会を行ったり、ぼちぼち日本でのプロモーションも立ち上がってきた本作。これからは、いかに「愛と正義のヒロイズム」として盛り上げてゆくかに、こちらの興行収入の良し悪しがかかって来るでしょう。

ちなみに、米国内だけの収入総額は、1億5、400万ドルに届きそうです。

リス達を守れっ!リス達を守れっ!リス達を守れっ!

この週末、初登場でランキング3位に入ったのは、キュートでカラフルな動物たちが奮闘するGGアニメーション、「The Nut Job 2: Nutty by Nature」で、売上額は890万ドルという事でした。

紫色の毛皮を身にまとったリスの、サーリー(ウィル・アーネット)、が引き起こすドタバタを描くアニメシリーズの第2弾。今回は、彼らが平和に生活する郊外の公園を、儲けのために再開発しようとする姑息な人間(ボビー・モイニハン)の企みを、サーリー達が阻止しようと動きます。

とってもキュートで、かつ最強の、ネズミ・カンフーマスター役には、あのジャッキー・チェンも出演。キュートな裏に秘めたスーパーパワーを披露します。

あ・・・、僕、今日、キュートって何回つかいましたかね?

「キュート」という単語は、この映画の中では要注意のワードです。みなさんも、お気を付けを・・・

まだまだ燃え尽きてほしくない、夏休み映画祭り

映画業界というのは、どういった時に盛り上がるんでしょうかねぇ。やっぱり、社会が平和で安定しているときの方が、煽情的なお芝居を見たいな、と思う人の数も多いはずです。

米国でも、なんだか思想と立場の違う同士の軋轢が表面化したりして、そのきな臭さのせいでか、消費者はスクリーン上のドンパチとか、お涙頂戴になんて、魅力を感じなくなっているのかもしれませんね。

そんな時にこそ、もう一発アフターバーナーを点火させるような一作が、登場してくれると面白いんですけど。

我々受け手としては、ただ期待して待つしかありません^^。

全米映画トップ3(2017.8.7):夏の超話題作を誰か助けて・・・

世界の存続をかけた戦いが再び三度の勃発!

なんでですかね・・・

確か、先日発表された米国の雇用統計は、予想よりちょっと良い値(前月比20万9000人増)で、景気の底堅さが評価されたはず、だったと記憶しているのですが、映画の売り上げがあんまし振るっていません。

なんでですかね・・・

この週末に初登場した、ファン待望、スティーブン・キング原作のスリラーアクション、映画「The Dark Tower」は、ランキングのトップを奪取したものの、売上額は1、950万ドルと、かなりマイルドな成績。

なんでですかね・・・

うーん、推定製作予算は6、600万ドルで、小さくもないけど大きくもないこの映画。赤字にはならないんでしょうけどねぇ。「世界を崩壊から救う」なんていう壮大な戦いに、米国の映画ファンが飽きてきちゃったんでしょうか?

ちなみに、この作品では、イドリス・エルバが(デンゼル・ワシントンの弟子みたいな印象で)、世界を守る凄いガンマンを演じています。そして彼が倒さなければならない邪悪な存在が、マシュー・マコノヒー演じるマン・イン・ブラック。

こんな渋い布陣を敷いて制作したのに、なんでなんですかねぇ〜? 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2017.8.7):夏の超話題作を誰か助けて・・・”

全米映画トップ3(2017.7.31)

2017夏の、米国ブロックバスター映画も一巡!?

景気も、それほど悪くない状態にあるアメリカですので、その国が誇る世界最大の映画産業としては、アクションスペクタクル作の制作予算にも、1億ドルくらいは出すというのが常識ラインになっているようです。

まぁ、その大きな投資額が、必ずしも作品の評価を持ち上げる事につながらないというのも、このビジネスの難しくて面白い所なんですよね。

2017年7月29日からの週末で、売上ランキングトップを堅持した、「ダンケルク(Dunkirk)」は、大作映画としては節度を保ちつつ十分な金額(ジャスト1億ドル)で作られた一本ですが、映画としての質が認められる形で人気を獲得した作品、という事らしいです。

しかし、その映画でも週末2日間の売上額は、2,810万ドルでの1位という事で、夏休みシーズンのピークは遠ざかりつつあるのかな、という印象も感じられます。監督は、あのクリストファー・ノーラン。

のぞき込んでいるのに見えない世界のハナシ・・・

まぁ、季節が季節ですから、たくさんの人がお出かけの約束や変更、その取り消しなど、スケジュール管理にスマフォやタブレットを忙しく活用していらっしゃる事でしょう。

そのスマフォの中の真実を暴き出すのが、初登場で今週の売り上げ2位(2,570万ドル)に入ったコメディー・アニメ、「The Emoji Movie」です。

なんと、あなたのスマフォの中には、絵文字たちが暮らす世界があって、あなたのタップに合わせてその中から画面に登場しているのだ、という設定の作品。

ユーザーのコミュニケーションを確保するため、普通のエモジは、その生涯をただ一つの表情で暮らさなければなりません、、、普通はね。

でも、その世界にただ一つ、複数の感情表現が出来てしまうエモジが誕生したから大変です。果たして、エモジ世界の秩序はどうなってしまうのでしょうか?

ちなみに、この映画の製作費は約5,000万ドルとの事です。

はちゃめちゃ女四人旅、の話

制作予算の話で行くと、2,000万ドルでおつりが来ちゃうという低価格で仕上がったのが、今週3位に入った「Girls Trip」です。

この週末2日間の売り上げ額は2,010万ドルという事で、凄い黒字を計上し続けているヒット作がこれ。

レジーナ・ホール、クィーン・ラティファ、ピンケット=スミス、そして、ティファニー・ハディッシュの4人が、ニューオーリンズで「フェス」やら「パーリー」やらで、「ハメ」を外しまくるという話ですね。

この映画も、R指定を受ける事で、失ってはいけないエッジとかトゲを上手く維持した一本だと言えそうです。

ワンダーな4億ドルも見えてきた

公開から9週間を経過しても、ぎりぎりトップ10圏内にとどまったのが、DCヒーロー系アクション映画の「ワンダーウーマン」。主演は綺麗なお姉さん、ガル・ガドット。

今のところ、この夏、世界で最も成功した娯楽映画がこの一作だと言えそうで、累積の売上総額は3億9,540万ドルに到達しています。

これ自体は、なかなか景気の良い話ですが、この後に出てくる「Justice League」と、時代設定がずれちゃってないのかなぁ、と、他人事ながら心配。といっても、余計なお世話ですね。

いずれにしても、アメリカだのみである日本の景気のために、米国の方では「ワンダーウーマン」とか「スパイダーマン」その他の人に、もっともっと頑張ってもらわないといけません。

がんばれ、スーパーヒーロー!!

全米映画トップ3(2017.7.17)

猿軍団の命運をかけた戦いが勃発

太平洋を越えて飛んでくるICBMの脅威が、現実味を帯びてきたという事で、アメリカではマジの核シェルターが売れているそうです。

この世の終わりのイメージが、ビジネス的な収益につながる所なんて、実にアメリカンな話ですよね。日本人だったら、政府がなんとかせよっ、なんてアジテーションするのが関の山です。

実際のところです、さしたる合理性もないのに狂ったように武装強化している、どこかの国の指導者よりも、特別なウィルスで脳が刺激されたチンパンジーの方が、ずっと賢いのではないでしょうか。

その天才チンパンジー、シーザーが登場する最新SF映画「猿の惑星: 聖戦記(War for the Planet of the Apes)」がいよいよ劇場リリース。最初の週末の売り上げは5,650万ドルで、一応ランキングトップに躍り出ました。

ふむむ、これで、2017年夏休み映画のグレートウォーが勃発する予定だったんですが、どうでしょうかね、この数字。

ま、とりあえず、「全米興行収益1位!」ていう、いつも通りの日本向けPRが使える運びとなったので、配給会社の企画部員さんは、きっとほっとされている事でしょう。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2017.7.17)”

全米映画トップ3(2017.7.10)

〔人気マーベルヒーローの新たなる旅立ち、が、破格の売り上げで首位へっ!〕

合衆国も最近では、ゆとり教育を止めたそうなので、夏休みの期間も若干は短くなっているのでしょうか?

だとしても、6月からの3か月が、映画業界にとって最大の稼ぎ時である事は変わりません。そんな2017年の夏、世界中に広がる数億の映画ファン待望の中に登場したのが、マーベル最新ヒーローアクション映画、映画「スパイダーマン:ホームカミング(Spider-Man: Homecoming)」

公開後、初めての週末だけで、その売り上げは1億1,700万ドルを記録し堂々の1位を獲得、という大人気ぶりです。

今回からピーター・パーカー役にはトム・ホランド(なかなか好評みたいですね)を迎え、彼を支えるわき役には、なんとトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)も登場。さらに、ピーターの前に立ちはだかる「鳥ロボット」の悪役には名優マイケル・キートンが起用されています。まるで、ミックスフライ定食にビーフカレーをトッピングしたくらいに豪華な作品が、コレ。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2017.7.10)”

全米映画トップ3(2017.7.3)

〔映画ランキングは毎週おこなわれる人気投票〕

この、2017年7月の第一週末、日本では、ちょっと大き目な地方選挙が行われたばっかりで、報道陣が期待した以上に、議会内部の勢力図にデングリ返しがあったようです。

まぁ、しかし、アメリカの映画市場で毎週行われる、興行収入額のランク付けは、ある意味、日本の選挙なんかよりずっと激しい票取り合戦と言えるでしょう。

〔絶対与党になるはずだった、トランスフォーマーが陥落〕

そんな熾烈な支持率争いで、今週、初登場にして一位をゲットしたのが、スティーヴ・カレル&クリステン・ウィグ共演のドタバタ・コメディ・アニメーション、「怪盗グルーのミニオン大脱走(Despicable Me 3)」

週末の2日間での売上額は、7,540万ドルとなりました。

この映画、邦題ではミニオンがどうとかなる話に思えますが、実は、新しく登場する極悪泥棒、バルサザール・ブラットがストーリーの肝になって行きます。ちなみに、バルサザールは、80年代のポップカルチャーから抜け出せないおっさんです。

そんな所は、お父さん、お母さん達の共感を誘う部分なのかも、です。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2017.7.3)”

全米映画トップ3(2017.6.26)

〔ドデかい映画のシーズン到来!、今週の一位は?〕

日本では、西日本から東北まできれいに梅雨入りしました。こんな風に雨の多い季節は、外で遊んだりしないで映画を観ましょう。

そんな事をお考えのあなたのために、パラマウントピクチャーズとマイケル=どんぱち・ベイ監督が用意したのが、CG増し増しのSFアクション「トランスフォーマー/最後の騎士王(Transformers: The Last Knight)」

公開後、最初の週末での売上額は、4,530万ドルを記録しランキング1位でした。推定総予算が2億ドル超えの超大作としては、やや控えめなスタートでしょうか。

なんでも、母星が滅びる原因の一部が自分にあると知った、オプティマスプライムが、それを食い止めるために地球に隠された「ある物」を探し出そうとして、いろいろぶっ壊しまわると言う話らしいですね。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2017.6.26)”

全米映画トップ3(2017.6.19)

〔一度ポンコツになっても、必ず立ち直れる!〕

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日本では「梅雨入り詐欺」みたいな状態が続いている2017年の6月上旬ですが、同じこの時期、おそらく米国のティーンエイジャー達の方は、夏休みの予定を立てながら、テンションMAXになっていることでしょう。

そんな彼らのバカンスシーズン、キックオフを飾るために登場したのが、ディズニー=ピクサーの最新CGアニメーション。「カーズ/クロスロード(Cars 3)」

言わずと知れた神レーサー、ライトニング・マックィーン(声:オーウェン・ウィルソン)が、再び音速バトルを繰り広げる激烈アクション、、、かと思いきや、今回は、彼のキャリアにも若干暗雲が垂れ込めてきます。

邦題をみると、NASCARっぽかったマックィーンのボディが、クロカン仕様に改造されてラリーデビュー?、なんて思われますがどうなんでしょうか・・・

他に声を務める役者さんとしては、クリステラ・アロンゾ、クリス・クーパーなど。初登場だった今週末の売り上げは5,350万ドルを記録して堂々の1位でした。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2017.6.19)”

全米映画トップ3(2016.4.18)

「もし・・・たら、、、」は、小説や映画のストーリーを考始める出発点です。ひょっとしたら、物語を一行書くたびに「もしたら」でつないでいったら、それなりな作品になるかもしれません。

だけど、ハリウッドって何故か焼き直しが好きなんですよね。まぁ、悪い事ではないんですけど、もし、あのヒット作を別の主演で作り直したら、、、て発想を繰り返しているように思います。

マーケティング的には、ある年齢層が子供の頃に見た作品を作り直して、その人の子供世代にも売り込めば旨い商売になりそう、なのは確かだと思います。と言う訳で、今週のボックスオフィスランキング1位に飛び込んだのが、1960年代のアドベンチャーに新は息を吹き込んで復活させた、「The Jungle Book」で、公開最初の週の売り上げは1億360万ドルでした。

次の2位に初登場で飛び込んだのが、コメディーの「Barbershop: The Next Cut」で売上額は2020万ドルです。アイス・キューブとかセドリック・ザ・エンタティナーなんかがでてる映画です。

最後に3位には、これまたコメディーで「The Boss」が留まり、4040万ドルの累積売り上げに到達しています。

この春は、わらえる映画がそこそこ受け入れられているみたいですね、ハリウッド。ま、そうこうする内に、今年も長い夏休みシーズンがくるので、どんなヤツが用意されているか楽しみではあります。

ではまた。

全米映画トップ3(2016.4.11)

クリエーターの人達というのはもともと、誰もやった事が無いような何かを創り出したい、っていう衝動がエネルギーになっているんだと思います。

でもプロになって、商業ベースで通用するかどうかって話になると、あんまり前衛的な作品とか自分の感性だけを満足させるようなモノとか、なかなか世にリリースさせてもらえない事にもなるんでしょうね。

ハリウッドみたいにドデカい業界に入り込んじゃうと、誰もやった事が無い映画作りというのは、例えば、それまで絶対に1つのスクリーン上で肩を並べる事がなかったモンスター2匹を抱き合わせる「VS」ものとか、後付けのCGの賑やかさをひたすら長く盛大に盛り付けるとか、そんな事になってゆくみたいです。

まぁ、別に文句もないんですけれど、そうやって型破り感を演出しつつ、一流産業界の商品としての品質をきっちり守る点については、彼らはとても長けているんでしょう。

そんなハリウッドの製作者が、今週の興行成績ランキング1位に放り込んできたのが、新作映画「The Boss」です。これは、型破りな人物が常識を壊すような大騒ぎを引き起こすという、「定型的なコメディー映画スタイル」の映画みたいです。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2016.4.11)”

全米映画トップ3(2016.4.4)

日本の場合、この4月という季節が、たくさんの人々によって新しい扉が開かれる時期、という事に設定されています。

ある人にとっては大人への扉、別の人にとっては恋愛の扉かもしれませんね。夜の街では初めて入るスナックの扉を開ける人もいるでしょう。

なんにしても、いつのまにか自分がやっている、自分と周囲についての見方を見直して、新しく今までとは別な事に挑戦するのは良いことだと思います。意外と人って、ちょっとの勇気さえあれば、自分がもっと上手くやれる道に出会えたりするもんです。過去の失敗も気になりはしますけど、同じ轍を踏まないように注意深くやって行けばいいんだろうな、と思うんですね。

まぁ、はたから見れば節操ないと思える程に、なんでも手を出すのがアメリカのショウビズ界かもしれませんね。そこでは、マーケティング部門から自身のあるプレゼンテーションさえ得られれば、たとえば「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(Batman v Superman: Dawn of Justice)」なんていう、型破りの禁じ手も平気で繰り出す事ができるのです。

そう、今週の週末に売上ランキングのトップを突っ走っている、最新の映画がそれですね。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2016.4.4)”

全米映画トップ3(2016.3.21)

ホームシアターが普及しはじめてから久しいのに、どうして未だに、劇場公開映画作品が滅亡せず生き残っているのだろう?、と考えると、その答えの1つは「共有感」じゃないかと思うんですね。

劇場では、ストーリーに没入するために照明を落とすのですけど、それでも、周囲に観客が居ることをお互い意識しているし、没入する物語の世界を、その皆が共有しているから寂しくない。そして、自分が観た作品の順位が上の方に上がったら、世の中での自分のセンスが証明された事にもなっちゃいます。

やっぱり、自分の世の中的位置を確認する事は、人間にとって大切で、わざわざ自分の意思で作品を選んで、できるだけ多くの人とその世界を共有する事が、その確認の1つの流れになってくんだと思うんですよね。

かくして、今週もハリウッド界隈では新作映画を取りそろえ、できるだけ多くの人数にその世界観を味わってもらうよう、劇場へと誘っています。そんな中で、今週もランキングのトップを維持したのが、ディズニーアニメーションの最新作である「ズートピア(Zootopia)」で、累積の売り上げは2億180万ドルに到達しました。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2016.3.21)”

全米映画トップ3(2016.3.14)

最近、生活のリズムというか体制が変わったので、こっちのサイトに手を入れる余力が足りません。

オスカーも過ぎると、面白そうな映画が一杯投入されはじめるので、できるだけたくさんフォローしたいんですけどね。なんつっても、前足と後ろ足をたしても4本しかないので、対処しきれないんですわ。

なんとか生産性を上げないといけないと思うんですが、それがまた苦手な事でして、むむむ。

さて、そんな、3月の第二週末、ハリウッド界隈での売り上げランキング上位3つです。

まず、第一位をキープしたのが、陽気の良い春先に向けディズニーが投じた、キュートで意味深な所も有るとう動物CGアニメーション、「ズートピア(Zootopia)」で、累積の売り上げは1億4260万ドルに到達、この週末の売り上げだけで見ても、5000万ドルを達成しています。

あらゆる動物が、見かけ上は仲良く暮らしている大都会、ズートピア。その市警として初めてウサギの警官が誕生しますが、すぐに彼女は、この街に隠されたミステリーと陰謀を解き明かす役目を担う事になっていく、そんなお話だそうですよ。主演ウサギちゃん、声を務めているのがジニファー・グッドウィン。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2016.3.14)”

全米映画トップ3(2016.3.7)

人種的多様性の薄さが問題視された映画賞も授与され、日本では、男の子と恐竜が種を超えて仲良しするアニメが封切られ、それでもって、ひょっとしたら次の米大統領が移民排斥を始めるかもしれない、と、色々な話題が沸き起こった春ですが、これから、ハリウッドも本格始動すれば、政治や経済も少しずつ回転し始めるんじゃないでしょうか。

その待ちに待った映画の春、実質的なスタートダッシュを決め、ランキングの第一位を奪取したのが、ディズニー・アニメーション・スタジオが満を持して放つ、「Zootopia」で、初登場の週末の売り上げは、7370万ドルでした。

こちらは、ピクサーが噛まない方のディズニーCGアニメ。あらゆる動物が集って暮らす架空の大都会ズートピアへ、警察官になるという夢を追って移住してきた一匹のバニーが、動物間の差別にからむ陰謀を解き明かしてゆく事になります。主演はジニファー・グッドウィン。

第二位に入ったのが、これまた初登場でアクションスリラー作である、「London Has Fallen」。ジェラルド・バトラー、アーロン・エッカートら、固いキャスティングの一発です。

英国首相の葬儀にむけて、そこに集まる世界の首脳陣を一気に暗殺しようという、おっかない計画が進行中。CIAとMI-6の敏腕エージェント2人が、この最悪テロを阻止するために奔走します。メガフォンを取ったのが、イラン出身の映画監督ババク・ナジャフィ。

さて、今週の第三位に入ったのは、辛辣なヒーローをウィットとともに描くマーベル系アクション、「 Deadpool」で、累積の売上額は、3億1120万ドルにまで到達しています。

日本では、6月に公開予定の「デッドプール」。まぁ、邦題もこうにしかなりようもなく、その意味では、つっつきがいの無い一本ですが、新しいタイプのヒーロー映画として、内容は期待できそうですね。

僕ズレ太は、最近体力の限界を感じて、サイト更新を終える度に3時間くらい気絶しています。皆さんは、春にやってくる新たな出会いを逃さぬよう、結果にコミットしてシェイプアップして、頑張ってください。

ではまた来週っ^^。

全米映画トップ3(2016.2.29)

間違いなく、アメリカの映画業界でも、現場組と管理組の間にはそれなりな格差があるんでしょうね。ショーレースのクライマックスを迎えたこの週末じゃ、業界で上のクラスに居る人は、ロビイングのための接待でシャンペンを何本明けた事でしょう。

まぁ、そうしているウチにも、現場の方では劇場へ新しいフィルムがせっせと運び込まれ、映写機にセットされている訳です。あ、失礼、今どきはネットワークからダウンロードするのか、、、あちち。ともあれ、やっとこさ映画の世界が本格的に動き出す2月の最後のランキング上位です。

今週も第一位を堅持したのは、もちろんこれ、ライアン・レイノルズ主演の辛辣ヒーローものアクション、「Deadpool」で、累積の売上額は2億856万ドルでした。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2016.2.29)”

全米映画トップ3(2016.)

今年は、暖かいなぁ〜と思わされた時、突然どかっと雪が降ったりして、またそれが行っちゃうと暖かい基調に戻るって事で、従来の冬向けレジャー産業に人が向かない上、悪天候での損失なんかが重なり、経済指標ではよくない数字が出がちです。

まぁ、雪山で元気に体を動かしたい人には、ちょっとお気の毒な冬ですねぇ。とは言え、閑散期とも呼べる1〜2月を過ごしているアメリカ映画界の方には、毎週、新鮮な風が吹き込んで新作も発表され続けていますので、エルニーニョだろうとラニーニャだろうと、アメリカの人達から娯楽が奪われるという事は無さそうです。

そんなハリウッドの一週間、最も収益を上げたのが、ライアン・レイノルズ主演のマーベル系アクション「Deadpool」で、公開後2週間の累積売上額は2億3540万ドルに到達しました。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2016.)”

全米映画トップ3(2016.2.15)

あんまり言いたくありませんけど、今年ももうバレンタインデーまで終わっちゃって、いつの間にか春も間近。最近時間の流れって明らかに加速してると思うんですよね。

本当に、時の美しさと残酷さを知らされます。これも、ニュートリノに質量が有ったり、ブラックホールの合体が重力波を放出した、その影響なのでしょうか^^。

まぁ、申年なので、干支的に言えば、安定とか静寂とかを求めるのがお門違いなのかもしれませんが、騒がしいというより変化が早いという意味だけで言えば、重苦しくて冷たい閉塞感に閉じ込められるよりは、かなりマシでしょう。

そして、常に投資・制作・リリースのサイクルが早くて忙しい、ハリウッドの業界には、はなっから閉塞感なんて言葉は存在しません。外部の世界じゃ株価の変動が激しいこのタイミングに、今週の全米映画ランキングにも、ちょっとした転換点が訪れたみたいなんですよね。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2016.2.15)”

全米映画トップ3(2016.2.8)

まず、とりあえずは、おめでとうございます。

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の米国内総売り上げが、9億ドルを突破しました。旧正月に入ってきたアジア圏では、再びそのブームに火が点いて強烈なリピーターの波が押し寄せるかもしれませんから、全世界を累計したときの売り上げは、最終的には60億ドルくらい行くかもしれませんし、行かないかもしれません。

この1週間で言うと、ランキングは4位に位置(瞬間売り上げで言うと689万ドル)するのがSW7ではありますが、それでも、公開8週目にして一つの大台を突破、新たな伝説の誕生である事は間違いありませんね。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2016.2.8)”

全米映画トップ3(2016.)

おそらく、来年の今頃の日本では、増税前の駆け込みなんとやらが、とんでもない騒ぎになっている事でしょう。ただでさえ、日本の製品をどこぞの外国人の人達が買いあさって行ってしまうので、ひょっとしたら深刻な品不足になるかも、ですねぇ^^。

まぁ、ハリウッドに比べれば大した事ないかもしれない、とは言え、日本の映画製作費用だってなかなかな巨額ですから、その段になったら映画の駆け込み撮影ブームが始まるのでしょうか、ならば、俳優さん達のギャラは確実にアップする事でしょう。

アメリカでは、経済格差を無くす政策を掲げる、自称社会主義者の大統領が生まれるかもしれず、そうなると一番に増税のあおりを食らうのは、ヒット作を持つ大手のプロダクション、あるいは一本出演で30億円のギャラをゲット、なんていうセレブ俳優さん達になるんだろうなぁ、とか思います。

あっ、そうそう、フランスでは映画にかかる付加価値税は、低減税率の対象なんだそうですよっ、国にとっての大きな文化を守るため、という政治的な意図なんだそうです。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2016.)”

全米映画トップ3(2016.1.25)

ハリウッド辺りのセレブ達。中にはお金かけてアンチエイジングやりまくっている方も居るでしょうが、そんな人だって、毎年、業界のパーティーシーズンになるこの時期は、やっぱり体重とか、コレステロールや尿酸の値とかが、上昇ぎみになるんでしょうね、きっと。

いったい、何リットルのシャンペンが、オスカー決定の日までに消費されるんでしょうか?、東海岸では超巨大寒波が襲来して、社会が停止してしまっているそうですし、2016年当初のアメリカ経済は、西海岸がけん引しなければいけませんよっ^^。そういう事情だったら、僕ズレ太も、パーティのご利益に、ちょっとだけあやかってもいいんですけどねぇ、、、。

ま、ザレ事は、この程度にしておきますね。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2016.1.25)”

全米映画トップ3(2016.1.18)

例年、1月も中旬になると、ハリウッドの映画会社ではモノ作りよりも、パーティ向けの良いケータリング業者を抑えるのに、躍起になっている事でしょう。

賞レースが走り出した、そんな今週、初登場で第一位に輝いたのは、アイス・キューブ、ケヴィン・ハートら出演のアクション=コメディー続編。「Ride Along 2」でした。売上額は3404万ドルです

なんでも、前作での大活躍から一年後、ウェディングを目前にひかえたベン(ケヴィン・ハート)が、すぐに身内になる予定のジェームズ(アイス・キューブ)にひっついてマイアミへ乗り込み、そこでドラッグディーラー組織とすっちゃかめっちゃかになる、って感じのお話らしいんですね、これ。

さて、オスカーへの追い風を肌で感じつつ、ランキング上では2位につけたのが、プリ様じゃなてレオ様主演の、壮絶なエピックドラマ、「レヴェナント: 蘇えりし者(The Revenant )」でした。累積の売り上げ額は8767万ドルに達しています。

この一本、ひょっとしたら、来週には一位を奪取するかもしれませんね。

そして、第3位に入ったのは、あの作品でした。

その売り上げは累積で8億5105万ドルまできましたが、うーんと、米国内だけで10億の夢はどうなんでしょう、やや微妙になってきたのかなぁ、、、レオ様に一発くらっちゃたし、です。

え、あ、あの映画ってそう、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」です。日本では少し盛り返してきて、猫妖怪より上の一位を維持しているみたいですから、全世界での収益がどこまで行くかが興味ある点になりますね。

僕ズレ太としては、今年のクリスマスくらいまでは、スター・ウォーズがずっとランキングトップに居座るような予感がしていたんですが、いつも通り、僕の予感は、はズレでした。

てへぺろっw。

全米映画トップ3(2016.1.11)

年に、一回か二回、利用する時に、高速道路のSA・PAの内容が激変しているので、いつもまごまごしちゃいます。

世の中のあらゆるものって、少しずつでも確実に変化しているんですね。まぁ問題は、その変化がどっちに向いているか、ですが、せっかく生きているのですから、未来は明るく正しい方向へ向かうと、信じて進みましょう^^;。

そんな未来の主役として、全国で120万人だかが新しく生まれ変わる、成人の日の僕ズレ太です。(僕自身の生まれ変わりは、、、はて?、いつだったっけ?)

日本では、暖冬もちょっと一休み、という変な1月11日になりましたが、今週の全米映画ランキングはどうなったでしょうか? 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2016.1.11)”

全米映画トップ3(2016.1.4)

今や、多くの映画ブロガーさんたちが、口コミ批評に、突っ込みからネタばらし、あるいは指摘にとどまらずリライトや個人輸入まで、活発に行っているのが「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」ですので、僕なんかは怖くて手が出せません^^。。。

ちなみに、当然の様に第1位を維持した、この週末の米国内におけるSW7の売上額は8830万ドルで、それでも累積額になると7億4027万ドルに到達、と、モンスターぶりは衰える所を知りませんね。

そんな中、今週2位を維持して、相変わらず意外な検討を見せているのが、ウィル・フェレル&マーク・ウォールバーグのW主演によるコメディー、「Daddy’s Home」です。

公開2週目での累積売り上げは9368万ドルまで来ました。

これは、子供の信頼を勝ち取ろうと競い合う、その母親の夫と実父の様子を描いて笑かすという作品ですね。

この主役のコンビが数字を持っているとしたら、すぐに次の企画も上がって来そうな予感もしますが、どうなんでしょうか?

さて、今週の3位に飛び込んできたのが、拡大公開になった事で初登場の、「The Hateful Eight」で、累積の売上額は2958万ドルとなっています。

南北戦争直後、極寒の荒野に舞台を置き、様々なギャグやらバイオレンスを盛りつけた西部劇、という趣なのがこの一作らしいです。

監督は、あのクエンティン・タランティーノ。

この辺りの作品だと、邦題はどうなるんでしょね?、“ヘイトフルエイト〜荒野の胡散臭い8人衆〜”とか?、、、

ではまたっ(^^)/。

スター・ウォーズを除いた全米映画トップ3(12/21)

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The logo of Alvin and the Chipmunks日本でも、いよいよ本当のホリデーシーズンを迎えよう、というこの週末、全米公開の新作映画ランキングでは、ちびっこに絶大な人気を誇る(だろう)、あのシリーズ最新作「Alvin and the Chipmunks: The Road Chip」が、売上額1440万ドルで二位に入りました。

歌って踊れるシマリス3兄弟。彼らの見栄えも行いも、以前の通りにただただキュートなままですが、今度は、いきなり新しい住環境へ放り込まれる事になるそうで、、、^^。

さて、今週初登場で第3位につけたのが、エイミー・ポーラー&ティナ・フェイのダブル主演による、大騒動系コメディー「Sisters」で、売上額は1842万ドルでした。

思い出の我が家が売り飛ばされる事になった姉妹、最後に二人が計画したのは、大人達による高校生レベルの大パーティー。それもお約束通りに暴走しはじめる事になるのですが。。。

メディアの評判記事がありますので、どうぞ。 【続きを読む】 “スター・ウォーズを除いた全米映画トップ3(12/21)”

全米映画トップ3(2015.12.14)

写真:ジェニファー・ローレンスみなさん、こんにちは。管理人のズレ太です。この時期になれば,多分みなさんの2015年も、煮詰まったり、行き詰まったり、泣いたり笑ったり大変儲かったり、と、お忙しい事と思います。(The photo by Kurt Kulac [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons
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あるいは、仕事でも私用でも、ボーイング787に載ってハリウッドに飛んだ人は、チャイニーズシアターの前の喧騒も、楽しんで見物なさっているのでは?、もう、一番乗りの観客は泊まり込みで席を確保しているらしいですね。

まぁ、日本でもそのうち、スッキリとか、あさちゃんとか、ポンとか、ブランチとか、ゼロとかクロ現とかで、かなり詳しい紹介コーナーが設けられるでしょうから、こんなポンコツサイトで僕なんかが書く情報なんて、一個も残ってませんね。

あ、スターウォーズの話です、、、えぇ^^。

さて、とりあえず、そのメガトン級の一発が公開される直前の、全米映画ランキングからトップ3です。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2015.12.14)”

全米映画トップ3(2015.12.7)

写真:トニ・コレット今、やっと今月のカレンダーをめくりまして、最後の一枚を出してしまいました。(The photo by Eva Rinaldi is used here under the license of Attribution-Share Alike 2.0 Generic

と同時に、なんとも沈ウツというか重くて辛くて虚しい気分が沸き起こっています・・・。僕、ズレ太の今年2015年は、やっぱりズレまくってダメダメな一年で終わりそうです。

まぁ、ズレ太のズレ具合は、まだまだ(多分、一生)矯正できなさそうなのは良いとして、今週も全米一位という難し過ぎる的を射止めようと、たくさんの映画が競い合ってます。

この週末までの興行成績を見てみましょう。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2015.12.7)”

全米映画トップ3(2015.11.30)

写真ダニエル・クレイグアメリカ&カナダの感謝祭が過ぎて、国際資本主義世界にとっては公式のホリデーシーズンとなりました。(The photo by www.GlynLowe.com is used under the license of Attribution 2.0 Generic

まっ、僕なんかにゃほとんど無関係、一緒にクリスマスしてくれる人なんかいねーしよっ、と、斜に構えたくなるのが例年のこの時期ですが、どちら様にとっても、一年の労をねぎらう時ではありますし、最後の最後にとっても幸運な事件が、みなさんの目の前に舞い降りるかもしれません。

僕の所なんかにゃ、大した運はめぐってこないと思いますが、んー、だったらいっそ、超えげつないホラーDVDでも借りて、クリスマスを真っ黒に染めてやりますわっw。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2015.11.30)”

全米映画トップ3(2015.11.23)

ジェニファー・ローレンス何にもコンテンツが無いのもアレなので、以前やっていたように米国最新ボックスオフィスランキングをちょこっとやりますね。

IMDbによると、2015年11月23日からの週、売上額がトップなのは、あのジェニファー・ローレンス主演で贈る大人気シリーズ、「The Hunger Games: Mockingjay – Part 2」。

現状の売上は1億267万ドルですって、なんやかんにゃ言っててもアメリカは景気いいんだよね^^。ちょっと調べたら、アメリカで今時の映画チケットって$9前後の価格らしいけど、割り算すると何人くらいが観た事になってんのかなぁ。 【続きを読む】 “全米映画トップ3(2015.11.23)”