マジで触れてはいけない、呪いの人形アナベル

幽霊や妖怪よりヒトの方が怖い、とは申しますが・・・

写真:魔物を呼び出す儀式の図
古い儀式
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現実的にヤバくて、怖い人間は多々いるとは言っても、心霊的な意味でなら、やっぱり人形が怖い、と、おっしゃる方は少なくないでしょう。

何故、あれが不気味かと言うと、人を思わせる形をしているくせに、絶対に動くはずの無い物だから。それがもし、自分で動いたりしたら恐ろしい、なんて事を想像させるからです。

更には、それがヒト形である以上、死してなお彷徨える魂が、そこの中に乗り移りやすいという理屈も、なぜだか真実味を帯びて感じられてしまうからですよね。

と、言う訳で、洋の東西を問わず、人形にまつわる怪奇なストーリーはたくさん語られてきました。

そんなお話の代表としては、目下のところの東の横綱は「稲川淳二の生き人形」、それに対抗すると思しき西の横綱が、「ウォーレン・オカルト・ミュージアムに所蔵される、アナベル」なのです・・・ 【続きを読む】 “マジで触れてはいけない、呪いの人形アナベル”

ポルターガイストが、映っちゃった

ゴーストはだいたいキッチンがお好き!?

劇場用映画だと、最低でも90分間を埋めるエピソードを脚本の上で用意しなければならず、時々それに苦労している作品も見受けられたりします。

さらに、今どきのスリラー系映画は、凝った筋書きの上のツイストと謎の解き明かしがないと、観客の評価を得られないので、そのネタを発想し続けるのも大変そうです。 【続きを読む】 “ポルターガイストが、映っちゃった”

この夏行きたい、ハワイの「出ちゃう」スポット

〔お盆休みの旅行はどちらへ?〕

もちろん、多くの皆さんは今年の夏、お盆の休みに旅行の計画を立てていらっしゃることでしょう。中には、あなたと同じくハワイへ家族旅行に行くという方も、結構いるはずです。

えぇ?、でも、いまいち気持ちが盛り上がり切らない? あぁー、そうですか、分かりました、あなた無類の怪談マニアですものね。

んで、今年の夏は、他の怪談好き仲間と一緒に、近所の心霊スポット巡りをしまくるつもりだったんですね。そこへ、あの格安ハワイツアーが見つかってしまい、家族の間であれよあれよと言うまに旅行計画が成立してしまった、と。

でも、そんなに白けないでくださいよ。家族はあれほど楽しみにしてるんですからね、今度のハワイ行き^^。それに、、、、ハワイにだってたくさん有りますよ。

俗に言う、いわくつきの場所が・・・。

今回は、ハワイっつってもビーチとお買い物の往復だけじゃ退屈だ、と言うあなたのために、「えんたほ特別篇」として、ハワイの有名な心霊スポットをいくつかご紹介です。

まぁ、この方面がお好きな方だけ、ちょっとしたお遊びがてらに気楽にお読みください。 【続きを読む】 “この夏行きたい、ハワイの「出ちゃう」スポット”

これからやって来る、ヤバそうな内容の映画3選

以前の様に、色々いっぱい調べて記事をでっち上げる事が難しくなってきたので、しばらくの間は手抜き更新をしてゆこうと思います。

まっ、僕以外の人にはまったく関係ないコトだと思いますけど。とにかく、適当に見繕ったハリウッド新作映画を3つほどどうぞ。

〔宇宙では、パラダイスなんてあり得ない〕

リドリー・スコット監督のエイリアンシリーズ最新作、「Alien: Covenant」が2017年の9月に日本上陸する予定です。

出演は、マイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーターストンなど。

今回も人類は、行かなくて良い深宇宙へとデカい宇宙船でもって乗り込んで、着陸しなくてもいいのによその惑星に足を踏み入れ、挙句の果てに変な卵を見つけてから、不用意にも上から覗き込んでしまいます・・・。

題名の‟Covenant”は、その格好良い宇宙船の名前だそうで、彼らの目的は人類が住み着く植民惑星を見つける事。でも辿り着いたパラダイスは、実は、抜け出られない怪物の蟻地獄みたいなところです。

果たして、何人が生き残れるんですかねぇ。 【続きを読む】 “これからやって来る、ヤバそうな内容の映画3選”

ホラー・コメディ映画「Get Out」について

〔カノジョの両親に取り入るのは難しい・・・〕

人間関係は、未知の化学反応みたいなものですから、それこそ、どの人間と人間が仲良くなるかについて、先んじて予測する事なんて無理です。

ましては、それが男女の中だったら、さらに摩訶不思議な現象が起こり得ます。それで、例えば娘が実家から遠方の土地で知り合った男子を連れて帰省してくる、なんてなると、親御さんへのプレッシャーは半端ないものになるのでしょう。

この映画「Get Out」は、そんなシチュエーションをもっと歪ませて描いたような、コミカル=ホラーなのだそうです。

その中心に居るのは、写真家として生計を立てているクリス(ダニエル・カルーヤ)と、そのガールフレンド、ローズ(アリソン・ウィリアムズ)のカップル。今2人は、カノジョの実家を訪れるために移動中です。

もちろん、クリスは緊張気味。だけれどもそこには、彼女の両親に合うというだけでない、もう一つ別の事情もありました。クリスは黒人男性、ローズは白人女性という組み合わせの事です。

さて、そうこうする内に、彼女の家に辿り着いた2人。待ち受けていた父親ディーン(ブラッドリー・ウィットフォード)と母親のミッシー(キャサリン・キーナー)は、クリスをハグ責めにする勢いで歓迎してくれ、招き入れてくれました。

クリスは愛娘のカレシですから、その場の雰囲気にぎこちなさがにじみ出るのも当然。ただ、出てくる話は「もし出来たなら、次もオバマに投票したさ」、とか、「タイガー・ウッズの大ファンなんだ」、とか。ローズの家族には、どうも人種の事を意識しすぎな感じがあります。

そしてもっと気になるのが、この家の庭師と料理人として働いているアフリカ系アメリカ人の2人、ウォルター(マーカス・ヘンダーソン)とジョージナ(ベッティー・ガブリエル)の態度。

もちろん、2人はただの使用人なのですが、なんというか、表情が無いというか冷たいというか・・・。それでクリスは、内心、不穏なムードを感じ取ったかもしれません。

それで、その悪い予感が現実となり出したのは、精神科医であるというミッシーが、クリスに催眠術をかけたいとか言い出した時です。・・・変ですよねぇ、初対面に等しい人にそんな事するなんて・・・

実は本当は、クリスが心配すべきだったのは、ローズの両親と上手くやれるかなんて事ではなかったんです。そこには、もっと恐ろしい、そして血なまぐさい運命が待ち構えていたのでした。 【続きを読む】 “ホラー・コメディ映画「Get Out」について”

えんたほ流レビュー:残穢【ざんえ】 引っ越し先の家賃にはご注意を

〔ホントでなくてもコワいハナシ・・・〕

僕スレ太は、ほぼほぼ、ホラーかSciFiかスリラー映画しかみないんです。だから、ホラー中心に世の中が回るハロウィンシーズンは、僕にとっては凄くうれしい時期だとも言えます。

今年2017年のこの時期、運よく「残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―」ていうJホラーが借りれました。でも、どこで生まれてどんなお話なのかも、誰が出ているのかも、ほとんど知らない状態からの鑑賞です。

んで、結論を言うと、想定外に面白くて良い出来でした^^。 【続きを読む】 “えんたほ流レビュー:残穢【ざんえ】 引っ越し先の家賃にはご注意を”

映画「Clown」の前評判

〔顔を隠せば何でも出来る、その考えが落とし穴〕

人間というものは、匿名が確保されたり、何かに扮装して自分を隠ぺいしたりすると、おどろく程大胆になれるらしいです。

まぁ、僕みたいにコンプレックスが強いと、そんな大胆さも少しは加わってよいのかも、なんては思います。でも、元々が大胆、という人だったら、大胆の度が過ぎちゃいそうで怖いと言えばそうですよね。

この映画「Clown」の主人公、ケント(アンディー・パワーズ)さんは、大胆て言うより順当に不動産屋のお仕事をしています。彼の息子さんジャック(クリスチャン・ディステファノ)が、近々、誕生日を迎えるということで、何か、お楽しみの余興がないか思案中です。

今日は、売りに出た物件の確認にやってきたケントさん、色々と古いものが置いてある物置を物色し始めました。殆どは使い道なさそうなガラクタ同然のもの、でも、その中にちょっと面白そうなモノを発見です。

それは、クラウンの扮装に使うカツラやメイクの道具。誕生パーティーに、これを着てジャックの前に立ったら、さぞ喜ぶことでしょう。

と言う訳でケントさんは、この道具一式を拝借していったんです。それで、もちろん使いましたよ息子のお誕生日会にね。ただ、、、問題はその後。

全てがかたずいて、さぁ扮装を取ろうかなぁ、と思った彼なんですが、、、取れませんっ!、クラウンのカツラも丸い鼻のメイクも取れないんです。焦った彼は、奥さんのメグ(ローラ・アレン)を呼んで、ペンチで無理やり鼻の扮装をはがそうとしたんですが、それはもう、悲惨な結果に。

これ自体、有り得ない話ですよね。でも、問題はもっと深刻になって行きます。なんて言うか、ケントは自分が変な心理状態になってきた事に気づくんです。つまり、子供を見ると、殺害して肉を食べたいという気分が、日増しに強まるようなんです。

もう、お分かりですよね。あのクラウン、ただの扮装道具ではありません。古代のデーモンが憑りついた、恐ろしいクラウンだったのです。そして、ケントにはもう、そのデーモンを抑えきることが出来なくなりました。彼と彼の家族、そして周囲の子供達は、どうなっちゃうんでしょうか・・・。 【続きを読む】 “映画「Clown」の前評判”

映画「ダークネス(The Darkness)」の前評判

〔古い土地には必ず古い魔物が居るから・・・〕

お化けの話っていうのは、怖がらせるという目的を持ちつつ、絶対に分かりやすくないとダメでしょう。日本の怪談だって、最後には「あ~っ」と言わせるオチが必要で、あんまりツイストを聞かせても、聞いた人は、ちんぷんかんぷんになっちゃいます。

ハリウッドのお化けだと、どちらかと言うとその題名がシンプルになりがちかも。たとえば、この新作映画「The Darkness」なんかもそうですよね。さくっと決めちゃったようなこの題名の下、やっぱり心霊に脅かされるのは、そこらに有る普通の一家なんです。

その一家とは、ピーター(ケヴィン・ベーコン)とブロニー(ラダ・ミッチェル)夫妻、そして10代の娘さんステファニー(ルーシー・フライ)と小さな弟マイキー(デヴィッド・マズーズ)らの、テイラー一家です。

この前、親子はグランドキャニオンへ旅行しました。それから帰った後、なんだかマイキーの様子が変なんです。実は彼、自閉症の傾向があるんですけど、その問題とは別に、夜中に姿の見えない誰かとお話しをしたりしてるんですよね。

そうこうするうち、ステファニーの掛け布団に、夜中の間、だれかが真っ黒い手形をつけたりし始めます。

実は、マイキーは、グランドキャニオンで変な洞窟を発見していました。その内壁には、古代のものとも思しき不思議な絵がが描かれ、足元には面白い模様がほられた石が幾つか転がってたんです。んで、彼がした事と言えば、その石の一つを持ち帰る事だったのは、言うまでもないことです。

でも、その石こそ、古代の悪霊が閉じ込められた遺物だったんですけどね・・・。 【続きを読む】 “映画「ダークネス(The Darkness)」の前評判”

映画「ウィッチ(The Witch)」の前評判

〔古代の悪魔に森で憑りつかれた少女達〕

その接し方にもよりますが、日本だと神様が平気で人々に祟るんですよね。そんな様子は、キリスト教社会から見たら、神じゃなくて魔物だ、と映るのかもしれません。

現実世界のあれやこれや、全てが自分の腕力で動かせると自信の有る向きは、太古の超自然パワーなんか恐れたり頼ったりする必要も無いのですが、まぁ、最近増えた外国人観光客が、神前において失礼な態度をとって、よけいな祟りを自国へ持ち帰ったりしないように、お祈り申しあげます。

さて、その地の事情を知らない移住者がうかつな行動をして、古くから存在するパワーに当たっちゃう、というのは、ホラー映画としても面白い題材ですが、17世紀頃の北米へ移り住んだ家族達の上にも、何かの怖い事が起きたんだよ、というのが、この映画「ウィッチ(The Witch)」が語る実話ベースのストーリーらしいです。 【続きを読む】 “映画「ウィッチ(The Witch)」の前評判”

映画「高慢と偏見とゾンビ(Pride and Prejudice and Zombies)」の前評判

〔高慢と偏見だけで十分なのにっ、ゾンビっ!〕

僕らが、階級とか序列とかって言葉を聞くと、なんだかいつも楽しくない印象が浮かぶのは、人間の社会が封建的だった古い時代に発生した、多くの厭な事件の事を思い出すからかも知れませんね。

でも、制度的には残っていないとしても、この世の中が階級システムで出来ていて、それがあるからちゃんと機能しているというのも、一つの事実です。なにか一つの仕組みの内部には、ほぼ必ず高低の差が組み込まれていて、だからそれが働くためのエネルギーが利用できるんです。その意味で言えば、経済的格差が生まれるのも必然ではあるのでしょうね。

ただ、そのピラミッドみたいな階級構造も、どこまで下ったら終わりか?、という疑問は残ります。とりあえず底辺があるなら、それをぶち破って出来た穴を覗き込んだ時、その下の層には何がうごめいているんでしょう?

この映画「高慢と偏見とゾンビ(Pride and Prejudice and Zombies)」に登場する5人の姉妹は、18世紀のイングランドを舞台に、自分たちの階級制度を、ヒトの下に居るべき厭な連中の侵略から守るために戦います。 【続きを読む】 “映画「高慢と偏見とゾンビ(Pride and Prejudice and Zombies)」の前評判”

映画「ザ・ボーイ~人形少年の館~(The Boy)」の前評判

〔愛情をそそがれた人形に宿るのは、、、魂〕

大体、人の趣味や愛着に、赤の他人がつべこべ言う義理はない訳でありますが、それだけに、他人の趣向というのは理解しがたい場合も、多々あり得ます。

まぁ、別に理解しきれなくたって、こちらが何かの損害をこうむる、って事でもないんです。

それでも、場合によると変な意味で気になるのが、誰かが見せる人形に対する特別な愛情ではあります。あぁ、これも僕の個人的な印象なので、別に世の中全部に通じるような普遍性が有る、なんて、これっぽちも思ってませんよ^^;。

とにかく、お好きな一部の人々は、お人形さんに名前をつけて日々話しかけたりして、その中にある種の命の存在を、感じていらっしゃるのかも。

もちろん、人形に襲い掛かられたりはしませんよ、普通ね。今、遥々、イングランドの片田舎へとやってきこの映画「ザ・ボーイ~人形少年の館~(The Boy)」の主人公、アメリカ人女性グレタ(ローレン・コーハン)の場合は、その普通ではなかったらしいんですけどね。 【続きを読む】 “映画「ザ・ボーイ~人形少年の館~(The Boy)」の前評判”

映画「JUKAI−樹海−(The Forest)」:ナタリー・ドーマーといわくつきの森

〔ヤバイ日本のタタリに怯えるナタリー・ドーマーの運命は?〕

300年の昔。巨大噴火から流れ出て、地獄の業火のごとく全てを焼き尽くした溶岩。

いまだにその森には、その痕跡がまるで染みついた呪いのように残されている。青木ヶ原樹海。

人の生きる世界とは、あきらかに違う次元に存在するその薄暗い空間は、同時に、ある種の人間を手招きするように引き入れる、だから見識のある者はこう警鐘をならすのだ、その森にうかつに踏み入ってはいけない・・・。

どうも、管理人のズレ太です^^。

そうです、日本のオカルトマニア、実話怪談マニア、そして全てのホラーファンにとって、最大にして抗しがたい魅力を放つあの森が、とうとうハリウッドホラーの題材となりました。この新作映画「JUKAI−樹海−(The Forest)」です。

ここで、多分うかつにも、この森に足を踏み入れてしまったらしいのが、アメリカ人女性のジェス(ナタリー・ドーマー)。彼女は日本に居住し英語の先生をしています。

実は、ジェスには双子の姉がいて、名前をサラ(ナタリー・ドーマー)といいます。彼女は、アメリカに残り、ロブ(エオイン・マッケン)という男性と結婚しています。そしてどうも、今のように、ジェスと距離を置いた生活の方が、サラにとっては良い感じのようです。

さて、ある時、日本の学校からサラに一報が届きます。ジェスが、アオキガハラという森を訪れて以来、行方不明だというのです。そしてその森は、良くない噂が絶えない場所。

もちろん、サラはすぐに日本へ飛びました。

妹の務める学校へ出向き、同僚や生徒から何か役立つ情報がないか聞き出そうとするサラ。でも、どういう訳か、あやふやな噂くらいしか手に入りません。

だから、彼女は自分の足でその樹海を訪れる事にしたんです。

彼の地へ到着すると、偶然、地域を訪れていた自称旅行ライターでアメリカ人の、エイデン(テイラー・キニー)という男性に出会いました、そこで、青木ヶ原樹海の本当の噂を耳にするサラ。

そこは、人生に悲観した者達が最後に訪れる自殺の森。そして、生けるものを地獄へと引き込もうとする、怨霊が怨霊が徘徊する場所。。。

そんな事を話つつ、もし、サラのストーリーを書かせてくれるなら、明日、地元のガイドを頼んで一緒に樹海に入っても良い、というエイデン。

翌日、紹介された日本人ガイド、ミチ(小澤 征悦)は、しかし、サラは森に入るべきではないと主張します。彼女の不安は、怨霊たちをひきつけるはずだから。

もちろん、サラは樹海へ入る事を主張し、3人は青木ヶ原へと足を踏み入れました、そしてそこで、真新しいテントを発見したのです。ミチの警告も振り払うように、そのテントで夜を過ごそうと言う、サラとエイデン。

でもそれが、二人の想像も及ばない、本当の地獄のような恐怖の始まりでした・・・。 【続きを読む】 “映画「JUKAI−樹海−(The Forest)」:ナタリー・ドーマーといわくつきの森”

映画「不死身(He Never Died)」の前評判

〔死な(ね)ない男の血なまぐさい生活〕

あなたも僕も、人生の最後には必ず通過すると言われる“煉獄”が、何かの具合で大きな変化の無いまま無限に続く状態になってしまったら、どうでしょうか?

すでに死を恐れる必要もないけれど、神やら仏やらに正式に受け入れられる事もないし、あらたな生命として存在する事もゆるされない、、、これって、最大級の呪いです。

その煉獄より、少しだけ現世寄りな位置に(そう言えるのなら)生きているのが、この映画「He Never Died」でヘンリー・ローリンズが演じるジャックという男性です。

彼の生活はほぼ喜びもなく、大体同じ事の繰り返し。それでも彼は生きています、そう、生きているんです、数世紀に亘り死なずに生き続けているんです。

彼は死ねません。たとえ銃を使っても、刃物を使ったとしても、誰も彼を殺すことなどできないのです。なぜ?、そんな事、自分の年齢さえ忘れてしまった彼にとって、どんな意味が有るでしょう。

彼の生活は、近所の教会で行われるビンゴに参加する事、お気に入りの女性カーラ(ケイト・グリーンハウス)がウェイトレスをしているダイナーでの食事、それと、夜の街で行う、少しのチンピラ狩りで占められています。

そして彼は孤独。

しかし、そんな彼にもいよいよ転機が訪れたようです。なんと、自分の娘だという女の子アンドレア(ジョーダン・トードージー)が現れ、とほぼ同時に、もっと深刻な問題も彼に降りかかります。

ジャックは動き出しました、しかし、その行く手には、凄惨な流血が待ち構えているのです・・・。

このクリスマスの時期にわざわざ公開された、あまりにもダークで血なまぐさいホラー・コメディーというのが、この「He Never Died」なんですね。 【続きを読む】 “映画「不死身(He Never Died)」の前評判”

映画「Krampus」の前評判

〔このXマスが嫌な思い出になりませんように、、、〕

The photo by Eva Rinaldi (Attribution-Share Alike 2.0 Generic )

写真:トニ・コレットバブルの頃は、たいして勉強しなくても大丈夫な位優秀な大学生のお兄さん達でさえ、◎十万円とかの大金を持っていいて、クリスマスイブの夜なんぞは、とっても美人で可愛い彼女にブランド物をプレゼントしなきゃいけなかったらしいっす。

それで、24日の夜は東京辺りの小じゃれたホテルにしけこむ事になるのだそうですが、こんな特別な日に、簡単に宿泊する部屋が取れるほど、大都会は甘くないんですね。寒い夜空に放り出される憂き目にあったカップルは、当然の事ながら25日の朝をともに迎える事はなかったそうです・・・。

クリスマスだからと言って、神様がすべてを上手い方向へ進めてくれるなんて事、もちろん無いという事ですわ。それに、この宇宙では光あるところに必ず影(闇)が生まれる訳で、どっかのよさげな部屋に入れた二人組がいれば、別の所にははじき出されたカップルも、また必ず存在するのです。

別の例でいくと、例えば、この映画「Krampus」のストーリーに置かれた一つの家族には、ほぼ何の責任もないのに、クリスマスの災厄が降りかかるそうです。

その災厄のはじまりは、父親トム(アダム・スコット)、母親サラ(トニ・コレット)、娘のベス(ステファニア・ラビー・オーウェン)、そして息子のマックス(エムジェイ・アンソニー)らの一家の元へ、親戚一同が集合した事から始まるんです。

鈍くて、のろいくせに、不仕付けな彼らに、マックス達のストレスもあっという間の全開状態へ。

とうとう自室へ逃げ込んだマックスですが、何やら便箋に手紙を書き始めました。その宛先を見てみると「サンタ・クロースさんへ」と書かれています。

そして今度は、その手紙を手でびりびりに破いてしまい、窓から外へと放り捨ててたじゃありませんか。寒風に吹かれるまま冷たい夜空へ消えてゆく、その手紙。。。

しかし、次の瞬間、彼の近所一帯が突然停電し、暖房も電話も使えなくなってしまったんです。さらに、マックスの家の屋根の上から、不気味な笑い声とともに変な足音がし始めました。

それを聞いた時、やさしい祖母のオムニ(クリスタ・スタドラー)は、こう言いました、「これは、クランパスの仕業だわ、、、」。

それは、サンタの影の部分であり邪悪なデーモン。オムニは、子供の頃に一度、遭遇した事があると言うのですが、、、。

マックスのクリスマスは、一体どうなっちゃうんでしょうね? 【続きを読む】 “映画「Krampus」の前評判”

映画「ヴィクター・フランケンシュタイン(Victor Frankenstein)」の前評判

今、世界中にジェームズ・マカヴォイのファンである女性は、何人くらいいるんでしょうかね?、ダニエル・ラドクリフのファンは?、その二人とも敬愛しているという人はどうでしょう。

その二人のファンであると同時にゴシックホラーのファンだという女の子は、やっぱりそう多くはなさそうですし、その二人が共演しているからといって、おどろおどろしいホラーを感謝祭からクリスマスにかけての時期に鑑賞したいという人は、どのくらい居るのでしょう・・・。

そう考えると、おそらくは純なホラースリラーの体より、すこしだけ俳優推しの作品なのかなぁ、なんて勝手に思うのが、この映画「ヴィクター・フランケンシュタイン(Victor Frankenstein)」です。

タイトルキャラクター、ビクター・フォン・フランケンシュタイン(ジェームズ・マカヴォイ)は野望を抱く若き医学研究生。彼は最近、とあるサーカスにおいてクラウンを演じていたイゴール(ダニエル・ラドクリフ)に出会ったのです。

イゴールがサーカス小屋で働くしかないその理由。それは、彼が背中にしょっている大きな腫物です。しかし天才ビクターの手にかかれば、その治療だってあっと言う間でした。

かくして、イゴールはビクターの助手として働くようになります。今までの扱われようからは想像もつかないほど、実はイゴールは理知的な青年なのでした。そんなイゴールは、ローレライ(ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ)と良い雰囲気にもなっています。

さて、ビクターの野望、それは、一度死んだものに再び生命を宿すという、禁断の実験を成功させる事。おそらくそれは許されない蛮行なのかもしれません。

だから、彼が実験を重ねるにつれ、刑事バーナビー(ダニエル・メイズ)は疑いの目を強め周囲を捜査しはじめました。

そして、あの嵐の夜。ついにビクターは実験の最終段階へ足を踏み入れてしまいます。雷の強力なエネルギーをつぎはぎした死体へ流し込み、生命のある状態に呼び戻す実験、それがなんと言う事か成功してしまったのです。

しかし、ビクターが今造り出したものは一体なんなのでしょう?、到底人とは思えない存在。そのモンスターはビクターの制御からは離れ、狂暴な本性をむき出しにしてゆくのでした・・・。 【続きを読む】 “映画「ヴィクター・フランケンシュタイン(Victor Frankenstein)」の前評判”